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(完)「夫さんは単身赴任中」双子を育てる家族の話

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2023年5月で単身赴任は終了しました! **** 2022年から夫さんが単身赴任になりました。生活で感じたことを残していきたくてマガジンを作りました。夫さんとの生活や双子育…
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夫さんは単身赴任。転勤についていかない妻の気持ち

私は、双子の娘を育てながら働いています。夫さんは、2021年に未経験で飲食業界に飛び込みました。 夫さんが転職して4ヶ月がすぎた頃、異例の早さ&急さで転勤の辞令がでました。転勤日の2週間前告知は、今後やめてもらいたいです、切実に。 全国転勤ありの会社に、夫さんが転職を決めたときから、もし転勤になっても子どもと私はついていかない。夫さんには単身赴任をしてもらうと決めていました。 なんでついて行かないと決めていたのか、書いておこうと思います。 フリーランスで在宅勤務。どこ

幼いころの不安を和らげてくれるお守り

幼少期のころ、わたしにはとってもお気に入りのねこの人形があった。大人の両手に収まるほどの大きさの茶トラの人形。 気にいって、いつでも一緒だったらしい。小さい頃の写真にもよく映り込んでいて、肌身離さず持ち歩いていたことがわかる。 あるとき、その人形をわたしはなくしてしまった。当時の母は焦って(いまならこのときの母の焦りがどの程度のことなのか理解できる)、全くおなじ人形を急いで購入した。 が、なくしたと思った人形は、あとから出てきて、全く同じねこの人形がわたしの手元に2つ残

いつでも離婚という選択肢を持っている

今年は結婚・出産して5年になる年だからなのか、よく夫との関係性について考えている。 わたしと夫は大学生からの友人で、クラスもゼミもサークルも同じというもはや腐れ縁だ。 とはいえ、大学時代に一番仲のよかった男友達が夫、ということでもない。 それでも、大学を卒業して、お互いに社会人になったとき、薄く、でも確実に、ずっと関係性が続いていたのは夫だけだった。 そういうことなのだと思う。 28歳のとき、たまたまふたりともパートナーがおらず、本当にたまたま今更ながら意気投合して

家族という名の一番近くにいる愛すべき他人

2019年に双子の妊娠がわかり、その流れで夫と入籍をして、今年で5年が経過。時間が経つのはあっという間だ。 夫は大学時代からの友人で、出会ってからはかなり長い。でも、同棲期間は半年ほどで、すぐに双子が産まれたから、ふたりで過ごす時間は想定よりもかなり短いものだった。 だから、ふたりの生活・暮らしというものをつくる時間はわたしたちにはほぼなくて、すぐに子どもがいる生活・暮らしをどうしていくかに移っていった。 そして、それはわたしと夫と双子の4人での生活・暮らしを作っていく

夫と同じ名字になること

わたしは2019年の春に結婚して、同年の夏に出産を経験した。いわゆるおめでた婚というやつである。 正確に説明すると「プロポーズを受け、結婚のご挨拶などを改めて済ませてから婚姻届を提出しよう」とゆっくり構えていたら、妊娠が発覚したから急いで結婚した。が正しい。 だから、まあイメージするおめでた婚とはもしかしたら違うのかもしれないけれど、もうそんなのどうでもいいから「妊娠したから結婚した」と説明するようにしている(夫は少し不服そうである)。 結婚を機に名字が「清宮」になった

1度決めた「やりたい」を軌道修正するとき

わたしには夫がおりまして、現在飲食店勤めをしています。全国転勤ありで、2022年からは単身赴任中。 これまでのことはこちらのマガジンでまとめています。 今回は夫さんが「やりたい!」って始めた飲食の仕事、やっぱりなんか違うかも?と思いだして、「やりたい」の軌道修正をはじめている話(現在進行形)。 そもそもなんで飲食で働いてるの?

¥300

まるで精神安定剤のような

10月前半、少し体調不良が続いていました。仕事はしているのだけれど、声がかれていて、話す仕事はほとんどできなかった! 体調が悪くて30分だけ昼寝~とかしたいんですけど、わたしあまりそれが得意ではなくて。基本できないんですよね。 そもそもいつも入眠までに30分以上かかるんですよ。これはこれで問題だといつも思ってはいるんですけど。 でも、夫がいるときはよく眠れるんですよね。不思議です。 夫がいると眠れるし、体調が悪くなる夫が家にいる日は、よく眠れます。ちょっと寝てくるとい

ないものねだりの家族関係

2022年から夫さんが単身赴任になり、紆余曲折あって、いまは車を購入して夫さんは自宅から仕事に出社するスタイルとなりました。 ▼いままでの紆余曲折はこちら 帰ってくるとは言えどとはいえ、夫さんは夜勤ありシフト勤務で変則的な生活だし、毎日帰ってくるというわけではなく、帰ってくる頻度か増えたといった感じです。 そもそも夫さんが毎日帰ってきたとしても、生活リズムは全くちがうので…。 わたしは朝7時には子どもと起きるけど、夫さんは夜中に返ってきているので昼ぐらいまで寝たい。わ

フリーランスで働くママの1日のスケジュールを書いてみる

わたしはいま、フリーランスで働きながら双子の娘を子育て中です。子どもは今年で3歳。年始から夫さんが単身赴任になりました。 いろいろあっていまはもう夫さんも一緒に暮らしていますが、2022年1月~3月までの3か月間は2週間に1回、1泊2日で帰ってくるだけの生活でした(最後の1ヶ月はいろいろあって全く帰ってこなかった!)。 ほぼ完全ワンオペ×双子育児×フルリモートフリーランスはわたしにとって貴重な経験だったように思います。 1日でやりきるというよりは、1週間でなんとかこなす

夫さんは単身赴任中。半年たちました

今年の1月から夫さんが単身赴任になり半年がたちました。 半年経ったといっても、バイク事故で休業を2カ月していて、その間は家に戻ってきていたので、実質4か月ほどしか単身赴任生活をしていないという(笑)。 いろいろあって、あっという間の半年でした。 近くに越してきました今年の1月から、自宅から新幹線で片道3時間半のところに単身赴任をはじめた夫さん。2週間に1回、一泊二日で帰ってくる生活をしていました。 3月は結局1度も帰ってくることはできず、その後2カ月の休業でずっと一緒

「やらなければいけないこと」に助けられることもある

私は大学時代に人材マネジメントという学問にであって、社会人になってからも人材業界・人事畑で過ごしているので、気が付けばもう十数年もキャリアに関することに頭を使っていることになります。 そう問われたら、現在進行形で「キャリア領域」になると思う。 できること・やりたいこと・しなくてはならないこと「キャリア領域」への関心といっても、この十数年で考えていることや興味のある分野は少しづつ変化している。そして、最近は特に「やりたいこと」「やらなくてはいけないこと」「できること」のあた

夫婦そろっての育児は果たして楽なのか

こんにちは。2022年の1月から夫さんが単身赴任になりまして、ワンオペの日々が続いておりました。 (夫さんが単身赴任になった経緯やそれからのことは、こちらのマガジンに追加しています。) ワンオペといっても2週間に1回、一泊二日で夫さんが返ってくるので、そのときは子どもを夫婦でみています。 夫さんまさかの入院と手術1.2月はどうにかやっていましたが、3月の初めに子どもとわたしが胃腸炎になりまして、急遽夫さんが単身赴任先から帰宅。そこでイレギュラーに休みをとってしまったもん

お金と時間と母との思い出

1か月前にミートキャリアのテキストプログラム、大人の自己分析に申し込みました。 3か月間みっちりキャリアカウンセラーとテキストで自己分析ができるプログラムで、先日1か月目のワークが終了しました。 ここまでやってきて思ったことを書き残しておきます。 人生に大きな影響を与えた人自己分析と言われて最初に思い浮かんだのは、経歴の整理やスキルの棚卸し。もちろんそれもしっかりプログラムの中に組み込まれているのですが、1か月目は、まず自分の価値観を深掘りしていく時間でした。 「どこ

体調不良になって考えた「共に暮らす」ということ

夫さん単身赴任になってから、はじめて双子の娘が体調不良になりました。 ひとりが胃腸炎になり、もうひとりにうつり、最後には私にもうつりました。惨事です。 単身赴任中のことを書いているnoteをマガジンにまとめていますので、よければこちらもご覧ください。 体調不良時の子育てはつらいいつも思うのですが、子どもが体調不良なのはどうとでもなるんだけど、親が体調不良だと本当につらい。 子どもが元気だとずっと家にいることもなかなか難しいけど、外に出るわけにもいかなくてきついし。