KEEP or DROPの選択肢
正直、凄いと思う。「残す」か「捨てる」か。最強の取捨選択。
コスメブランドのフローフシがUZUと名前を変えて、今リニューアルコスメを出している。つい先日、モテライナーのリメイク版「EYE OPENING LINER」の13色目を出した。…既に12色出てるって言う事実もだいぶ驚きである。ちなみに13色目ことネイビーは購入しました。ネイビーのアイライナー大好き人間なので。
最近またこの「KEEP or DROP」が出てきた。次なるターゲットは旧モテマスカラだ。私も使ってる。と言うかフローフシのアイメイクアイテムがとても好きなので、ブランド畳むって話が出た時に本気で動揺した過去があるくらいだ。そんなUZUから今度はマスカラも出るとなってとても楽しみにしている。
とは言え実を言うと今回はメイクやコスメの話をしたくて書いている訳ではなくて、この「KEEP or DROP」と言う表現について考えてみた次第。コスメの話はまた今度ね。
『二択』
さて、このKEEP(残す)とDROP(捨てる)と言う選択肢。普通に考えたらとても妥当な二択なのだが、そもそもこの「KEEP or DROP」は「リニューアルに当たり、この商品は継続させますか?もう出さなくてもいいですか?」と言う意味を持っている。つまり、DROPを選べば「この商品は要りません」を宣言することになるのだ。勿論、多数決なので100%DROPが確定するわけではない。
しかし、名称を変え、仕様を刷新して出すならば「REMAKE(再構築)」と言う選択肢でも良かったのではないだろうか。「この商品のここが嫌だ。これが改善されたら使いたい」と言う要望もあるのではないかと思う。正直、リニューアル・リメイクを前提にDROPを選ぶのはなかなか勇気がいるものだ。中には「こんなもの使わないよ」と本気のDROPを宣言している人もいるだろうし。
『選ぶ』
今回、モテマスカラの「KEEP or DROP」に参加した。何本か持っている身としては、お気に入りの商品は勿論KEEPを選択したのだが、使い勝手が悪かったもの、使用用途が分からないものなどはDROPを選択した。中には「ここを改善してくれれば…」と言うものもあった。意見を述べる欄もあったのできっちり書いてきたが…結果としてDROP(リメイク無し)になったら少し悲しい商品もある。
とは言え、これはかなり有用な選択肢であることは間違いない。それに提示の仕方も明確でいい。民意を問う一番簡単なやり方だと思う。残すか捨てるか。たったそれだけなのだ。
『究極の選択肢を生活に取り入れる』
自分の生活においてもそうだろう。断捨離なんて言葉が流行った時期もあった。ミニマリストなんて人も居るらしい。彼らはきっと「DROP」を選択することに躊躇が無いのだろう。「使うかもしれない」「残しておいたほうが良いかもしれない」と言う発想が極限まで低いのではないだろうか。…いや、私は断捨離は不得意だしミニマリストにはなれないタイプなので想像でモノを言っている。
だとしても、もしこの「KEEP or DROP」で生活を判断出来れば、きっと色んな面で効率化を図れるのではないかと思う。片付けにおいても「必要」か「不要」か。買い物においても「必要」か「不要」か。行動においても「必要」か「不要」か。とにもかくにも「KEEP or DROP」は一番単純で簡単な選択肢であることは間違いない。
そう考えるとこの思考回路こそ今の私には必要なのではないかと思い始めてきた。片付けは下手だし余計なものを買ってしまう。行動は手数が多いし判断も遅い。全てにおいて「KEEP or DROP」で選択すればもう少しミニマムな生活が出来そうな気がする…するだけだ。
ちょっと取り入れてみようかな。自分の生活に「KEEP or DROP」。ごみが大量発生しそうだな…(部屋を眺めつつ)
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