きっかけ屋

映画日誌「乱れ撃ちシネnote」を書き始めました。Amazon Prime VideoとU-nextの見放題作品から選んでいます。 ☆☆☆☆☆超オススメ/☆☆☆☆オススメ/☆☆☆楽しめます/☆☆:駄目でした/☆:途中下車しました。 映画鑑賞の参考にして頂ければ幸いです。

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映画日誌「乱れ撃ちシネnote」を書き始めました。Amazon Prime VideoとU-nextの見放題作品から選んでいます。 ☆☆☆☆☆超オススメ/☆☆☆☆オススメ/☆☆☆楽しめます/☆☆:駄目でした/☆:途中下車しました。 映画鑑賞の参考にして頂ければ幸いです。

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    自己紹介です。😅☞亀は意外と速く泳ぐ町に住むことになった件。

    令和元年初日の2019年5月1日。 電子書籍『きっかけ屋アナーキー伝:昭和♡平成・企画屋家業』を発売した。 発売後Amazonカスタマーレビューやブログで『きっかけ屋 アナーキー伝』を紹介してくれた人たちがこの本はぼくの自伝だと書いてくれたのだけれど、でもそれはちょっと違う。 『きっかけ屋 アナーキー伝』は100,000字を費やしたぼくの名刺のようなもの。 いわば仕事史だ。 【きっかけ屋☆映画・音楽・本ときどき猫も 第1回 】 ぼくがしてきた仕事といえば、音楽や

      • -映画紹介-『七人の侍』 誰が死のうと構いませんがこの作品を観てからにしてください。

        《乱れ撃ちシネnote vol.110》「死ぬまでに観たい映画1001本 第5版」選定作品。 鑑賞日 2023年6月1日 U-next 【Introduction】 前回の『市民ケーン』はほぼ50年間我が生涯のベスト3の一本だった。 今まで何回観たか分からない作品だけど久しぶりに観てベスト3から外すことにした。 もちろん今観ても面白い映画だ。 斬新な撮影テクニックで創り上げられた映像にはビックリする。 しかしその後世界中の多くの監督たちによってウエルズが開発した撮影テ

        • -映画紹介-『市民ケーン』−24歳の素人がこれほど革命的な映画を創ると誰が想像できただろう?

          《乱れ撃ちシネnote vol.109》「死ぬまでに観たい映画1001本 第5版」選定作品。 鑑賞日 2023年5月31日 U-next 【Introduction】 前回紹介したデヴィッド・フィンチャー監督『Mank マンク』は本作の制作裏話だ。 初めて『市民ケーン』を観たのは10代の終わり頃だったと思う。 面白い映画だがどのへんが「世界最高の映画」なんだろうという疑問は残った。 その後数多くの映画を観て本作を何度か見直しているうちに納得できた。 今になってこの映画

          • -映画紹介-『Mank マンク』 メディア王の愛人の秘部を巡る物語に仕上げたアル中の脚本家は・・・。

            《乱れ撃ちシネnote vol.108》【Introduction】 リストアップしたNetflix定額見放題作品『Mank マンク』を観る。 デヴィッド・フィンチャーはかなり好きな監督だ。 ぼくの映画日誌にメモしてあるフィンチャーの作品がこれです。 21.06.04(03)☆☆☆『ゾディアック』デビッド・フィンチャー監督 2007年アメリカ   21.06.03(02)☆☆☆☆『ゴーン・ガール』デビッド・フィンチャー監督 2014年アメリカ   22.05.08(1

            -映画紹介-『最後まで行く』 -毒食わば皿まで食らうジェットコースタームービー!

            《乱れ撃ちシネnote vol.107》鑑賞日 2023年5月22日 Netflix 【Introduction】 前回の『ヤクザと家族 The Family』 の翌年に藤井道人監督が制作した作品を観た。 23.05.21 (47)☆☆『余命10年』   藤井道人監督  2022年 日本  物語がありきたりでちょっとこれは駄目でした。 残念。 ということで以前からNetflixで配信されている気になる映画を続けて観た。 23.05.22 (48)☆☆『MOTHER マ

            -映画紹介-『ヤクザと家族』 ここにしか家族はいないんだ!

            《乱れ撃ちシネnote vol.106》鑑賞日 2023年5月21日 Netflix 【Introduction】 スピーディーな展開で堪能させてくれた藤井道人監督の『新聞記者』は第43回日本アカデミー賞で「最優秀作品賞」「最優秀主演男優賞」「最優秀主演女優賞」を受賞しました。 その翌々年に制作した藤井監督の『ヤクザと家族』がNetflixの見放題で観られるので早速鑑賞。 60年代にワクワクさせてくれたヤクザ映画の王道を踏襲した映画だった。 王道のヤクザ映画とはざっとこん

            -映画紹介-『新聞記者』 新聞がこんなネタを出すっておかしくないですか?

            《乱れ撃ちシネnote vol.105》鑑賞日 2023年5月21日 Netflix 【Introduction】 前回の『ちひろさん』を観るためにNetflixに加入した。 前々からNetflixで観られる作品をリストアップしてあったのでこの機会に観よう。 最初に観たのがこの作品。 23.05.20 (44)☆☆☆☆TVシリーズ全6話『新聞記者』 藤井道人監督 2022年 日本 Netflix 米倉涼子主演にひかれてとりあえず第一回目だけでもと深夜に観始めたら止まら

            -映画紹介-『ちひろさん』 人はそれぞれ違うから誰にでもやさしく誰にでもきびしく・・・。

            《乱れ撃ちシネnote vol.104》鑑賞日 2023年5月19日 Netflix 【Introduction】 J君お勧めのこの作品を観るためにNetflixに入会した。 今泉力哉監督の作品を初めて観たのは『街の上で』(2019)。 [その時の感想メモです] いや〜ギリギリ。 嫌いじゃないけど今ひとつ切なさがすれ違っている。 下北沢という街でこの年齢で自主制作映画が絡む。 これだけ並べば嫌いなワケがない。 でもどこかすれ違ってしまって楽しめない。 楽しみたいと思う気持

            -映画紹介-『ソウル・フラワー・トレイン』 -おっちゃん、うちが天王寺案内したるわ。

            《乱れ撃ちシネnote vol.103》 鑑賞日 2023年5月17日 Amazon 【Introduction】 FacebookともだちのO.Tさんからリクエストのあった作品を観た。 23.05.17 ☆『お口の濃い人』 コーエンジ・ブラザース監督 2019年公開 日本 大阪のとあるバーで女子会で盛り上がっている2人。 店内にはクセの強そうな客ばかり。 狭い店内で繰り広げられる何組かの客たちの会話がカットバックされて物語はすすむ。 密室会話劇、グランドホテル形式の

            -映画紹介-『騙し絵の牙』 権力闘争の末最後に笑うのは誰なのか? 

            《乱れ撃ちシネnote vol.102》鑑賞日 2023年5月18日 Netflix 【Introduction】 ☆☆『とんかつDJあげ太郎』(2020)二宮健監督 ☆☆☆☆『ハケンアニメ』(2022)吉野耕平監督 ☆☆☆☆『さかなのこ』(2022)沖田修一監督 と、3本続きましたが本日はJ君おすすめ映画最後の1本です。 出版不況の続くなか、 大手出版社の社長が急死した。 出版社立て直しのために奇策を打って出る編集長。 急逝した社長の創り上げた伝統を守る編集長。 次期

            -映画紹介-『さかなのこ』 愛しているから美味しく食べて骨までしゃぶります。

            《乱れ撃ちシネnote vol.101》鑑賞日 2023年5月12日 U-next レンタル 【Introduction】 J君おすすめの映画1本目はこれでした。 ☆☆『とんかつDJあげ太郎』二宮健監督 2020年公開。 まったく笑いのセンスが掴めずに終わってしまった。 J君おすすめの映画2本目。 U-nextポイント¥399を使って昨日観たのが、 ☆☆☆☆『ハケンアニメ』 吉野耕平監督 2022年公開。 この作品が「乱れ撃ちシネnote」100本目。 Faceboo

            -映画紹介-『ハケンアニメ』 私が裏番組を叩き潰します!

            《乱れ撃ちシネnote vol.100》 鑑賞日 2023年5月11日 U-next レンタル 【Introduction】 久しぶりにJ君と1時間ほど電話で映画話。 毎年映画館で100本観ている彼からの情報はなかなか貴重だ。 今回は4月期のテレビ・ドラマのおすすめと面白かった映画を 教わったので、 寝しなにJ君おすすめの3本のTVドラマを見ました。 ☆☆☆☆「Dr.チョコレート」(日テレ 土曜日 22:00~) これは面白い!! パターンはブラックジャック。 高額報酬

            -映画紹介-『ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋』 失職した僕を大統領選のスピーチ原稿ライターとして雇ったのは昔のベビー・シッターだった。

            《乱れ撃ちシネnote vol.99》鑑賞日 2023年5月2日 U-next 【Introduction】 そろそろ寄り道から戻って英国映画協会選出「映画史上最高のLGBTQ映画」の第11位を。 23.05.01  ☆☆『タンジェリン』ショーン・ベイカー監督  2004年 アメリカ 全編iPhoneで撮影したという映像は面白かった。 素敵なオカマちゃんたちの痴話喧嘩を描いたロスのクリスマス・イブを描いています。 ということでまたまた寄り道を。 23.05.01  ☆☆

            -映画紹介-『テッド・バンディ』 ハンサムで頭脳明晰で愛嬌のある男が30人以上の女性を惨殺したアメリカ犯罪史上稀に見る凶悪犯・・・。

            《乱れ撃ちシネnote vol.98》鑑賞日 2023年4月29日 U-next 【Introduction】 映画を観る楽しみの一つは素敵な女優との出会いにある。 前回の『シー・セッド その名を暴け』のキャリー・マリガンを、 初めて目にしたのは『ドライヴ』(2011)だ。 子持ちのママ役のマリガンのボーイッシュな顔と体つきに一目惚れ。 でもなんと言っても眼を見張るほど衝撃的な女性は『マッドマックス 怒りのデスロード』(2015)のフェリオサ大隊長だ。 演じているのは

            -映画紹介-『シー・セッド その名を暴け』 

            《乱れ撃ちシネnote vol.97》鑑賞日 2023年4月29日 U-next レンタル 【Introduction】 前回の『アデル、ブルーは熱い色』が大好きな作品の仲間入りをしたところで英国映画協会選出「映画史上最高のLGBTQ映画30選」鑑賞記を一休みします。 『ジュリエットからの手紙』や『あなたの旅立ち綴ります』が素晴らしかったアマンダ・セイフブライドの作品で観たかった『ラヴレース』を観ました。 ラヴレースとは1972年に公開されアメリカ・ポルノ映画史上空前の大

            -映画紹介-『アデル、ブルーは熱い色』 青く髪を染めた女性とすれ違いざま一瞬で恋に落ちたアデル。

            《乱れ撃ちシネnote vol.96》英国映画協会選出「映画史上最高のLGBTQ映画」 第11位 「死ぬまでに観たい映画1001本 第5版」選定作品。 鑑賞日 2023年4月29日 U-next 【Introduction】 179分の長尺物を感じさせない素晴らしく濃密な作品です。 まるでドキュメンタリーのように感じる女優たちの自然な演技、 顔のアップが多いため主演女優2人心の変化が見事に目で表現されていることを感じました。 このところ立て続けに観ているLGBTQ+作品