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料理を手放すと楽になる

女だから家事をしなきゃ、母親だから料理を作って当たり前という考え方に昔から違和感があった。
でも自分自身が結婚して妻になった当初は毎日料理を作っていた。結構仕事が忙しかったのに帰宅途中にスーパーによって、主菜と副菜を作って、21時ごろから食べ始めて食器洗いも私がやっていた。
なぜか?
「結婚して夫に料理をふるまう」というのをやってみたかった。そういうのが普通だと思っていたし理想だと思っていたから。
なぜか?
今思い返すと、そうじゃないパターンを知らなかった。
・自分の母は専業主婦だったから料理は100%母が担当していた
・仲の良い友人が料理好きだった
・「週末は俺が手の込んだ料理を作ると家族が大喜びする」と熱弁している知人がいた(日々の食事は奥様が作るんだろうなと察していた)
・料理が好きな男性の友人は複数いたけれど、なんとなく少数派だと思っていた

女性が料理をするべきだという考え方に違和感があったとしても、具体例を知らないままだと行動を変えられない可能性がある。
だから、私は、「女性が料理をすべき」「母親が料理をすべき」にしたがわない生活があり、それが結構快適だということを発信してみたい。

ちなみに私の料理スペックや料理に対する思いは
・一人暮らしの経験なし。結婚するまで実家で母親が作った料理を食べていた。たまに手伝うこともあったけど、今思えば3割も担っていなかった。
・結婚前にABCクッキングの基礎コースに通って一通りの知識はついた。
・ミールキットに書いてある時間内にできた試しがない
・レシピ本通りに作ることはできるが、ありものの食材でレシピ検索して作ると大抵微妙な仕上がりになる。作るのに時間がかかる割にすぐ食べ終わるし、失敗することもあるので、時間の使い方としてあまり好きではない。(同等かそれ以上の味を、手間をかけず安価に調達できるので、時間をかけて料理スキルをあげようというモチベーションがわかない)
・味見をしても過不足がよく分からないし、イマイチだと思っても何をどれだけ足すべきかが分からない。
・献立決め、食材調達、料理、片づけ、在庫管理を毎日やらないといけないのがしんどい。やっても誰も評価してくれないのもしんどい。

今の食生活は、
・つくりおき.jp(宅配惣菜)の3食コースを毎週購入。昼夜×3日分になる。
・週に1回はホットクックでカレーを作る。
・残りはデリバリー、外食、冷凍食品、作る、をその時の状況で選択。
※改善の余地あり。いちいち考えるのではなく自動で決まるようにしたい
・朝食は夫が用意してくれる。
・離乳食はレトルトが9割。あとはバナナ、ヨーグルトをほぼ毎日食べさせる。ホットクックでカレーを作る時、ルーを入れる前の肉と野菜を取り出してつぶして与える。
・面倒くさいので、揚げ物とひき肉をこねる料理(餃子、ハンバーグ)はしないと決めている。食べたいときは冷凍食品か、デリバリーで賄う。
・週末とか記念日とか特別な時は張り切って作る。そうするとおいしくできて料理することが楽しいと思える。

これで家族全員が満足しているので、今のところはこれで落ち着いている。(大人2人、4歳、0歳)


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