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人に頼ることが苦手 我慢しすぎでは?

私が管理者として経験してきたなかで、「人に頼ることが苦手」「人に頼るにはどうすればいいんだろう」と色々と試行錯誤しながら、日々の業務に取り組んでいたところです。そんな時に「人に頼ることが出来る」「人に頼ることがが苦手な人」との差が分かりました。

「人に頼ることが苦手な人は我慢をしすぎ!」
それは性格や捉え方が原因で苦手意識を持っていることなのです。


今回の記事はこんな方に読んで頂きたいです。

もしかしてあなたも気付かないうちに

☑頼るのを悪いことと感じている
☑頼って断られたらショックを受けてしまう
☑忙しいだろうな、だったら自分でやろう
☑そもそも人が信用できない

でもあなたが、誰にも頼らずに生きている人ではありません。「人に頼るのが苦手な人の心理や原因・特徴、それを克服する方法」ついて知り、
自分のスキルとして身についたなら

☑人に頼ることの苦手意識が克服したい
☑頼られる側の気持ちがわかる
☑頼ることにより効率よく作業を進めたい
☑コミュニケーション能力が向上する

誰にも頼らずに生きている人はいません。本当に必ず人に支えられて生きているのです。そのことを自覚するだけでも、頼るのは悪くないとわかるでしょう。

なぜならば、人に頼るのが苦手だった私がお届けする内容だからです。

本当に少しでも克服し業務を円滑にまわしたいと思っているあなたは
必ずこの先を読みすすめてください。


人に頼るのが苦手な原因

「いつも一人で問題を抱え込んでしまうのは一体なぜ?」
「どうして人に頼るのが苦手なのか、その原因が知りたい」

このように、自分が頑張りすぎてしまい、人に頼ることがなぜかできない。「他人を頼ることに対して抵抗を感じるのか」を紹介いたします。

①相手に気を遣ってしまうから

人を頼るのが苦手な人は、相手の反応を気にしてしまう性格の人が多い。

そのため、

「仕事のお願いをしたら、相手の負担が大きくなるんじゃないだろうか…」
「断りたくても嫌とは言えないのでは…?」

など、いろいろと考えてる傾向があります。

相手に対する気遣いで疲れてしまい、結局自分でやった方がいいと思いがちなのです。


②『頼ること=悪いこと』だと思っている

真面目で責任感が強い、人を頼るのがとても苦手なタイプです。

他人の助けを借りることは、「任されていることから逃げている」とネガティブに捉えます。

「自分に任せると言われた仕事だから、ここで誰かにお願いすると、信頼してもらえなくなる…

人に頼ることに罪悪感を抱いてしまうため、自分だけで抱え込んでキャパオーバーになる確率が高まるという事です。


③頼って断られるのが怖い

人を頼るのが苦手なあなたは、自分を守りたいという気持ちが強いため、断られた後のことを考えてしまいます。

「人にお願いごとをして、もし断られたらショックを受けてしまう…」
「もし頼って断られたら、その後が気まず過ぎる…」

そう思うと、怖くて言い出せないのです。

傷付きたくないという心理から、周囲に頼ることできずストレスをためてしまいます。


④周囲の人があまり信用できないから

周囲のことを心から信頼することができないため、自分で行動した方がいいと考えてしまう。

「人に任せると、ミスして逆に大変なことになるんじゃないだろうか…」「相手に任せるよりも、自分がやったほうが早い気がする」

などと考えてしまいます。

信頼関係を構築するのも苦手なため、頼ることもできずに一人で抱え込んでしまいます。


⑤「自分はこうあるべき」という考えに囚われている

固定概念に縛られ過ぎていることも多く、柔軟な考え方ができない

「自分が任された仕事だから、最後まで一人でやり通すべき」
「人に頼る前に、自分でもっとできることがあるはず」

など、真面目に考えすぎてしまいます。

ある意味完璧主義であり、人の力を借りることができずに、どっと疲れることになっても一人でやり遂げようとします。


人に頼るのが苦手な人の特徴

「人になかなか頼れない人の共通点が知りたい」
「人に頼るのは気が引ける人って、一般的にどんな性格なんだろう?」

そんな疑問を抱いている人もいるのではないでしょうか。

ここでは、周りに甘えられない人の特徴について、具体例を挙げながらご紹介していきます。

人に頼れない人がどんな性格なのかを把握していきましょう。


①真面目で努力家

周囲に助けを借りることに対して抵抗がある人は、誰かに頼む前にできる限りの努力を自分でするべきという考えの持ち主。

とても真面目なため、自分が楽をするために周囲の力を借りようという考えはさらさらありません。

やることが多すぎて手が回らないと思っても、残業をしたり家に持ち帰ったりして、限界まで自分でやろうとする頑張り屋さんです。

周囲が見かねて声をかけることもあるくらい、努力家な人が多いことも特徴です。


②責任感が強い

責任感が強い人というのは、物事の全てを自分で背負おうとします。人のせいにしたくないので、誰かに頼るという考えがありません。

人に頼って手を貸してもらった場合、その相手にも責任の一端を担わせることになります。そのことが申し訳なくて、頼れないのです。


③自分にも他人にも厳しい

人に頼むのが苦手な人は、完璧主義な一面があり、自分にはもちろん、完璧な成果を他人にも期待してしまいます。

自分が人を頼らず頑張っているため、すぐに周りに頼る人を見ると「なぜ、いつも人頼みなの?要領よくやればできることなのに」とイライラしてしまうことも。


④プライドが高く、人を信用していない

周囲に頼むのが苦手な人は、多くのことを今まで1人で解決してきたため、自分で問題に立ち向かうことに対してのプライドを持っています。

また、いろんな人の言動に左右されて上手くいかなかった経験もあり、人をあまり信用していません。

仕事で問題が起こっても「他人の手が入ると、かえって厄介なことになるし、自分が一番うまく立ち回れる」と思っています。

結局、人に任せるのが不安なので、自分で全部やってしまうのです


⑤気を遣いすぎてしまう

人に頼ることで迷惑をかけてしまうことに引け目を感じるのも、甘えるのが苦手な人にあるあるです。

そのため、全て自分で背負い込んでしまいがちで、疲れてしまうことも少なくありません。

例えば、詳しい人に聞けばすぐに解決するようなことでも、時間をかけてでも自分で調べようとするなど、周囲に気を遣い過ぎてしまうのも特徴です。


人に頼るのが苦手な自分を克服しよう

自分で解決するのも良いですが、人に頼ることにはメリットがあります。時間的にも早く解決するし、自分では思いつかなかった発想を得られることも。

苦手だからと避けているより、思い切って頼ってみることをおすすめします。

①頼られる側を想像する

相手の反応が怖くて頼ることをためらっているなら、頼られる側の気持ちを想像してみてください。頼られた時、よほど意地悪な人ではない限り、できるだけ協力してあげようと思うはずです。

お願いするだけでびくびくしているのはもったいない。相手は案外すんなりと「いいよ!」と言ってくれるかもしれません。


②小さなことから練習してみる

はじめは小さなことからお願いしてみましょう。いきなり大変なことを頼むのはハードルが高いと感じます。

練習として、たとえば高いところのものを取ってもらうとか、ペンを貸してもらうとか、些細なことから試してください。

その成功体験を積み重ねていくことで、人に頼ることのハードルを下げていきましょう。


③人の役に立つのは嬉しい

人を頼ったことによって、頼られたほうも喜びを感じることがあります。頼る相手に自分が選ばれたのは嬉しいですよね。それは力や能力が役に立つ場を与えられたということです。

自分の能力が求められたことは嬉しいです。その人が得意とするものをお願いすることによって、お互いWin-Winになると考えましょう。


④頼ることで相手との関係性もよくなる

人に頼ることによって、あなたが今何に困っているかを伝えることができます。黙っていては、助けが必要な状態かどうかも、周りは気づきません。

頼ることはコミュニケーションの一つです。伝えることで悩みや迷いが共有できて、相手はあなたを理解するきっかけになるでしょう。


⑤断られた=嫌われたわけではない

断られた時にショックを受けることもあります。でも、落ち込まないでください。逆の立場で考えた時、相手が嫌いだからという理由で断ることはないはずです。

タイミングが合わなかっただけなので、気にしないで次の機会に頼ってください。

あなたが思うほど、相手は気にしていません。

☑ 人に頼り、頼られる自分になろう
☑ 人に頼ることは甘えではありません
☑ 頼られることは迷惑ではありません
☑ 一人でやり遂げることも大切です
☑ 協力し合って完成させることも大切

良いとか悪いとかではなく、人間は持ちつ持たれつだと意識を持つことが大切なのです。

勇気を出して頼ってみた時、「こんなことならもっと早く頼めばよかった」と必ず思うことになるでしょう。


「最後に」

今すぐ、自分はどんなタイプか書き出してみてください。意外と自分の知らないことが可視化できる可能性があります。

そして、頼られる側を想像し小さなことから練習を行いましょう。
小さなことから慣れていき、成功体験したことにより習慣とし人に頼れるようになります。「気軽に人に頼り、頼られる自分になりましょう。」

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それでは長くなりましたが最後まで読んでくださり感謝申し上げます。


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