見出し画像

マクロビアン薬剤師 温かい飲み物

マクロビアン薬剤師 温かい飲み物

現役薬剤師のみゆきです。
認知症の母が施設に入ってもうすぐ8年です。

調剤薬局での仕事は、扱うものは『薬』

わたしはその『薬』を扱う仕事をしながら、
マクロビオティックの基本である、
身土不二、一物全体、陰陽調和
の3つの東洋の伝統的な考えを基本とした生活を送っています。

本日は
旧暦長月廿日
霜降
楓蔦黄(もみじつたきばむ)
西暦2020年11月5日

朝晩の空気に冬を感じます。
『凛』とした空気。
今の季節がとても好きです。

しかし、朝が寒いと感じると、温かい飲み物外出恋しいです。

温かい、コーヒー、紅茶も朝の飲み物としては良いのですが、
マクロビアンとして、養生を考えると、体を温める作用のある
『生姜』や『桂皮(シナモン)』を取り入れていきたいところです。

最近は、コーヒーや紅茶に加えて、
ジンジャーコーヒーやジンジャーティーのようなメニューがあるお店もあります。

また、桂皮(シナモン)は、可能で有ればスティックを手に入れたいものですが、
パウダーとして、お料理にも使うことができるようになりました。

さらには、桂皮(シナモン)は冷えからくる痛みを改善する作用があると言われています。

これから冬にかけての養生食に取り入れたい食薬の一つである『なつめ』と一緒に、
お茶にして飲むこともオススメです。

また、食材として『ネギ』も身体を温める効果がありますので、
これからの季節の汁物には欠かせない『具材』の一つです。

お味噌汁、おうどん、お蕎麦、何にでも入れられます。

また塩気も大事な身体を温める要素の一つです。

五行で考えると冬は『鹹(塩味)』となります。

塩分制限のない方は、喉が渇かない程度に塩気を多く摂ることを意識してみるのはいかがでしょうか。

何を取り入れるにしても冬場は、温めてからいただくのが鉄則です。

日常の生活で、何げなくいただく飲み物や汁ものも、
季節によって、変化を持たせる、その季節に合った飲み方で、
身体を整えていかれればと思っています。


よろしければ、サポートお願い致します。いただいたサポートはより良い情報提供のための情報収集に使わせていただきます。