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家族の暮らしに合った家を、作るために。

家の一番心地よいところに「居場所」がある。
設計をする上で、とても大切にしていることです。

南側の日当たりの良いポカポカした窓際に、掘りごたつのように足をおろせるカウンターがあります。
小さいうちはお絵かきを。小学生になったら宿題を。お父さんはパソコンを使うかも。

床座は落ち着くけれど、畳だと掃除やメンテナンスが心配という人もいます。
畳の良さもありますが、床暖房の入った無垢床の上で過ごすのも良いですね。おもちゃを使って遊ぶのにも向いています。

暮らし方は人それぞれですが、居心地の良い場所は極力過ごしやすいゾーンに。
南面だからといって大きな窓や掃き出し窓を設けなくても良いのです。過ごし方や家具配置に合わせた窓サイズ、窓の形状に。

家は「こういうもの」と決めつけなくてもいいのです。その土地に合う家を。家族の暮らしに合った家を、作りましょう。


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