【エッセイ】生きる意味 死ぬ理由

少し前、俳優の三浦春馬さんが自殺されたというニュースに驚きましたが、今度は女優の芦名星さんが亡くなられ、自殺なんじゃないか?と囁かれています。才能のある方達が、立て続けに何で・・・?と不思議で仕方ありません。

僕にとって生きる事に意味なんて無く、死ぬことが怖くて死ねないからズルズルと生きさせて頂いております。生きる意味を見出そうと、無理やり色々考えてた時期もあったんですが、結局見つかりませんでしたし、今後見つかる見込みもありません。

僕には理想の死に方、人生の終え方というものがあり、

1. 恐怖心を感じたくない

2. 痛みや苦しみを感じたくない

3. 自分以外の人に殺されたくない

4. 薬や道具を使用したくない

これらの条件に一致する死に方が良いなぁと思っているんですが、具体的にどういう死に方があるのだろう?と考えたところ一つしか思いつかないのです。

「いつものように夜眠りにつき、朝目覚めない。眠るように死ぬ。」

じゃあ、どのタイミングで死にたいか、今なのか、それとも数年後なのか?「今死んでも悔いはない」と思わず口走ってしまいそうなのですが、しっかりと自分の死をイメージしてみると、こういう所で自分のケチ臭い部分が出ちゃうんですよね。今死ぬのは勿体ないんじゃないか。まだ死ねない。人生がどう転ぶか分からないし、今後良い事あるかもしれないし。自分の思い描いていた人生になるかもしれないし・・・とか。今後の人生をほんのちょっとだけ楽しみにしてる部分があるんです。

辛い事が起こる度に「ホント、死んだほうがましだよね・・・。」なんて思うのですが、死に方にこだわって、自分の人生に期待している時点で、自死なんて120%できませんよね(半笑)。しょーもない人間だなぁと呆れております。自分みたいなこれと言って秀でた才能もない人間が、なんとなくしぶとく生きてるなんて皮肉です。

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