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読書記録#8 【人工知能がよ〜くわかる本ー人工知能の最新動向を基礎から学ぶ】

1. 本日の1冊

本日の1冊は

「最新 人工知能がよ〜くわかる本ー人工知能の最新動向を基礎から学ぶ」

著者:神崎 洋治

第1刷発行日:2016年7月7日

ページ数:247ページ

読了時間:約4時間

本書のタイトルにもなっている通り、人工知能の教科書ともいえる本で、基礎知識や教養を学ぶにはわかりやすい1冊となっています。

2016年発行と少し古く感じますが、当時取り組まれていた事例が現代でも実用化されている事例も多く、非常に親近感や人工知能の進化を実感できます。

この分野に詳しくないけど興味がある方にはおすすめの1冊だと思いますので、ぜひ読んでみてください。


2. この本を一言で表すと...

ズバリこの本を一言で表すと、

人工知能の進化を実感できる

です。

本書は人工知能技術、とりわけニューラルネットワーク、ディープラーニングのもたらした進化を解説し、IBMやGoogle、TOYOTAなど有名企業の活用事例が多く記されています。

非常に勉強になる1冊です。


3. 本の概要

本書は主に人工知能の活用事例集と言ってもいいほど、数多くのビジネス活用例や、IBM、Google、Amazon、FacebookなどAI主要プレイヤーと言われる各企業の最新導入事例が書かれております。

本書の大まかな構成は以下のようになっております。

第1章 AI関連技術の最前線〜過去から未来までの系譜

第2章 AI技術のビジネス活用

第3章 超入門かんたん解説 AI関連技術と専門用語

第4章 AIを牽引する主要プレイヤー

中でも、私が最も印象深かった箇所は、本書末部にある「おわりに」で示されている人工知能技術における課題です。

日々向上し続ける人工知能に対する人々の関心は高く、ビジネスに活用するのも自然なものになってきましたが、果たして人工知能が導いた結果はどのようにして生まれたのか、根拠は何なのか、といったニューラルネットワークがなぜそのような結論を導き出したのかを理解する必要性が同時に課題として浮かび上がってきました。

次のステップとして、このニューラルネットワークのブラックボックスを解析することが課題になっていくでしょう。


4. 印象に残ったフレーズ

✔︎ 知識はコンピュータやクラウド上に膨大に蓄積していくことができるものですが、適切に活用することは人間のみができる能力であり、そこから生み出されるものが知恵です。

✔︎ レベル4の自動運転車で最も大きな課題となっているのが悪天候によるセンサー等の誤作動や誤認識です。

✔︎ 自然言語を理解したり、デジタルカメラで撮った写真をそのままコンピュータが解析し、理解できるようにしたりする技術が進歩しているのです。


5. 最後に

記事を読んでいただき、ありがとうございました。

昨年から読書を本格的にスタートし、アウトプットをするためにnoteを始めてみました。皆さんからのおすすめの1冊もぜひ教えていただけると嬉しいです。

次回の投稿もよろしくお願いします。

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