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フルーツタルト・クリスマス

クリスマスは大抵、妹家族と父と一緒にパーティーをする。
2週間くらい前に今年はケーキ何がいい?という話になったので「フルーツタルトがいい!!」と主張して、頭の中ではキルフェボンのゴージャスフルーツタルトを思い浮かべていたのだけど、大人気キルフェボン、クリスマス用の予約などとっくのとうに締め切られていた。

ほかのお店のもいくつか検討してみたがどこもクリスマス用は、既に予約受付締め切りだったり、あとはそもそものってるフルーツがイチゴオンリーだったりして、なんだか私の口が求めてる”フルーツタルト”と違う気がした。仕方ないので作ることに。

ただ、我が家のオーブンレンジは、オーブン機能がいかれてて煙が出てきてしまうので危なく(レンジ機能は問題ないです)タルト生地を焼くことができない。ならば焼かないタルトを。

こちらを含めていくつかのレシピを参考にして下記の分量にした。

材料 (18㌢タルト型)
ビスケット(森永マリーとチョイス半分ずつ) 150g
バター 70g
牛乳 大さじ1

バターは無塩でと書かれてるレシピが多いけれど無いので有塩にしちゃう。グラムもだいたいで。

ビスケットをジップロックにいれて、麺棒で砕くのが意外と大変だったけれど頑張って粉々にして溶かしたバターと牛乳を入れ袋のままコネコネコネコネ。それでなんとなくまとまったらタルト型に敷き詰める。コップの裏の平らな部分とかぐいぐい押し付けてポロポロにならないように。ラップかけて冷蔵庫へ。固まるまで冷えててもらおう。

次なるはカスタードクリーム。作ったことない。なのでレシピ検索したけれど、うーん、卵高騰のご時世に卵黄だけ使うとかもったいないなあ。あと鍋でやったら失敗しそうだなあ。

というわけでこちらのレシピを参考に

材料
卵 1個
砂糖 大さじ4
薄力粉 大さじ2
牛乳 200cc
バニラエッセンス 3滴

砂糖は、我が家には上白糖は無いからきび砂糖なので色が茶色くなっちゃうかもだけど、どうせフルーツの下になるし。

耐熱ボウルに卵を溶いて、砂糖を混ぜる。薄力粉をふるって入れて混ぜる前にうっかり牛乳も入れてしまったら薄力粉がなかなか混ざってくれなかった、せっかく粉をふるった意味ないじゃない。まあだいたい溶けたのでOK。

レンジ600wでまず2分。よく混ぜてさらに1分。この時点で家のレンジではすでに液体が固まってきてたので3回目は30秒くらいでやめた。危な、うっかりプリンにしてしまうとこ。ちょっと高温になりがちなうちのレンジ、やっぱりレンジ機能にも問題ありかも(買い替えたい)。バニラエッセンスを入れ混ぜ、ラップしてこれも冷蔵庫へ。固まらないでいいので冷えててもらおうか。

あとは生クリームを泡立て。
フルーツはイチゴ、洋梨、キウイ、ブルーベリ。オレンジも欲張ろうとしたけど買い忘れたので我慢。

タルトが固まりカスタードが冷えたら、妹の家に持って行って仕上げ。タルト→カスタード→生クリーム→フルーツ→生クリーム→フルーツの順にのせ、最後粉糖を甥っ子にふるってもらったら…

完成!

渾身のフルーツタルト

家にあったキウイがグリーンじゃなくて黄色いのだったのでちょっと色が惜しいけれど、これは(私の中では)ア・ラ・カンパーニュクラス。

6人いたので8カットにしたら、息子があっというまに2カット食べてた。ウマすぎー、って。確かに美味しい、これも(私の中では)キルフェボンクラス。自画自賛。

妹の家からの帰り道、息子に
「あれさー、めちゃくちゃ美味しかったからまた作って」
と言われ、ちょっとだけ泣きそうになった。

このフルーツタルトは、息子にとっての「母のつくるクリスマスケーキ」になれたんだろうか。


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