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私達と違って、母はどんどん明るくなる。 まるで、今まで、抑えられていた分、取り戻すかの様…
次の日から、忙しかった。 弟の学校に行き、学用品を揃えた。 又、私の学校も、行った。 洋裁…
無事、飛行機は、名古屋へ。 着陸するのも、怖かったが、飛行機を降りて、どう歩いたか 記憶が…
何か、大きく動いた様に感じた。 人間の、小さな小細工、事では、無い。 もっと、大きな存在に…
私は、中学三年生になった。 その頃になると、私が率先して母に指示をする様になった。 母も、…
あれは、中学二年生になっての事だった。 相変わらず、生活は変わらない。 毎日が、暗いトン…
その頃から、だった様に思う。 私の中に、もう一人の私が語り出す様になったのは。 何時まで、あの人の事、親だと思ってるの? あんなの、親じゃ無いよ。 おまえは、みにくいアヒルの子なんだよ。 ここの子じゃ無いんだよ。 じゃあ、本当の、お母さんは? 本当の、お父さんは? 何処にいるの? フゥーと、歩き出す。 あても無いのに。 よその家の、入り口に立って。 中から、お母さんらしい人の、笑い声がする。 思い切って、すいません、ここの子供にして貰いませんか? と、言いかける
私は、学校で一番好きだったのは、図画工作の時間だった。 絵を、描いたり、何か作るのは、本…
私は、これと言って、母を困らせると言う事は無かったと思う。 欲しい物があっても、簡単に言…
あれは、夏の夜。 外は、花火の打ち上げられる音がする。 母が、今日は花火やね~と、 見に行っ…
学校から、帰ると、誰に言われる事無く、 宿題を片付け、お宮の掃除に風呂焚き。 もう、そんな…
その神社に、移り住み、 次の年ぐらいだったと、思う。 私も、小学生、幼稚園も行っておらず、…