Mixology Online Magazine

Mixology Online Storeが発信する人生を豊かにするちょっとしたお酒の…

Mixology Online Magazine

Mixology Online Storeが発信する人生を豊かにするちょっとしたお酒のレシピの情報マガジンです。noteでご紹介した商品の他魅力的な商品を多数取り揃えております。https://mixology-online-store.myshopify.com/

最近の記事

東京から世界へ、王道を征く国産ドライジン。

皆さんこんばんは! お久しぶりでございます。 今回ご紹介するのは八王子からやってきた正統派ドライジン。 【ハチオウジン】 今年販売が始まったこのジン、非常にこだわった製法で現在どんどん評価が上がっています。 一番のポイントは海外から仕入れたグレーンスピリッツを使用して作られていること。 多くの国産ジンは焼酎をベースに作られているのですが、ハチオウジンは酒質にこだわり、厳しい規定のあるドライジンの製法を貫いています。 その実力はすぐに認められ1月発売にも関わらず、今年5月

    • コーヒーよりもコーヒーな漆黒のお酒

      みなさんこんばんは。 お盆も過ぎ、お忙しい日々がまた戻ってきたところではないでしょうか? 今回は少しお疲れかもしれないあなたを元気付ける、魅惑のコーヒーリキュールを紹介しようかなと思います。 【Mr.Black ミスターブラック】 オーストラリアにおける蒸溜技術者の第一人者フィリップ・ムーアと、コーヒー狂いのデザイナーのトム・ベイカーの2人が起ち上げた、 オーストラリア産のコーヒーリキュールです。 今や世界中で愛されているコーヒーカクテル。 BAR以外でも飲みたくなっ

      • 元祖クラフトジンについて改めて。

        お久しぶりです。 ここ数週更新が滞ってしまい申し訳ございません。 改めてみなさまのお酒ライフに助けになるお話をできればと思います。 今回は原点回帰ということで、クラフトジンの走りともいわれるこのボトルをご紹介。 【ヘンドリックス・ジン】 バーでみたことがある方も多いのではないでしょうか? 香水瓶のようなおしゃれなボトルが存在感をしっかり出しています。 グレンフィディックで有名なウィリアム・グラント&サンズ(グランツ社)が作るジンであり、今や世界的にも定番のものとなります

        • "Farm to Glass" こだわりの蒸留所、キルホーマン

          みなさんこんばんは。 夏も中旬に入り、海開きの時期となって参りました。 今回はそんな浜辺を思い出させてくれるウィスキーについて語っていきましょう。 今日ご紹介するのは、 【Kilchoman キルホーマン】 2005年に開業したこの蒸留所はアイラ島の北西部に位置し、長い歴史を誇るアイラ島の中でも124年ぶりに新設されたものになります。 まだ出来て間もなく、規模も他に比べて小さい蒸留所ですがほかにない唯一無二の強みがあります。 それは、農業型蒸留所であるということ。 ここ

        東京から世界へ、王道を征く国産ドライジン。

          スコッチ?アイリッシュ?いいえ【ウェルシュ】です。

          こんばんは、本日も素敵なお酒の知識について綴っていきます。 今回はみなさんにあまり馴染みのないかもしれないウィスキーをご紹介しましょう。 「5大ウィスキーは大体飲んで、何か新しい物がないかな?」 そんなあなた、是非ご覧ください。 今回紹介するのは 【ペンダーリン】 イギリスのウェールズで造られているウィスキーになります。 我々はウェルシュ・ウィスキーと呼びます。 ウェールズはイギリスの中でもケルト系の文化が色濃く受け継がれている地域で、多くの古城や大自然があり観光地とし

          スコッチ?アイリッシュ?いいえ【ウェルシュ】です。

          世界でも大人気、開拓者のバーボン

          みなさま、こんばんは。 早々と梅雨が明け、夏本番に突入してきましたね! こう暑いとついつい帰ってからもお酒に手が伸びてしまいます、、、 今回は筆者が必ず家に置いている、愛してやまないお気に入りの1本を紹介させていただきます。 【Bulleit Bourbon ブレット・バーボン】 まずボトルが非常にかっこよくないですか!? このブレットバーボンは西部開拓時代に西へ向かう開拓者に愛せれていたウィスキーと言われ、デザインは当時薬を売買するのに使用されていたアポセカリー・ボトル

          世界でも大人気、開拓者のバーボン

          夏だ!アガベだ!テキーラだ!ドンフリオというおめでたいテキーラについて。

          皆様こんばんは。 夏の暑さが日ごとに増してきましたね。 こんな時期は常夏のお酒、テキーラの記事を書きたくなってしまいました。 今回ご紹介させていただくテキーラは 【Don Julio(ドンフリオ)】 ブルーアガベ100%を使用した、いわゆるプレミアムテキーラになります。 日本では最近認知も広がり、バーでもよく見かけるのではないでしょうか? このドンフリオ、なんと世界では最も人気と言われるテキーラブランドの一つでもあるのです。 実際にDrinks International

          夏だ!アガベだ!テキーラだ!ドンフリオというおめでたいテキーラについて。

          リンゴのジン⁉Le Gin(ル・ジン)をお試しあれ。

          皆様こんばんは。 季節は入梅のころとなりましたが、いかがお過ごしでしょうか。 今回はエレガントなフランスのジン、 【Le Gin(ル・ジン)】 をご紹介させていただきます。 ル・ジンはカルヴァドス(リンゴのブランデー)「クール・ド・リヨン」を製造しているクリスチャン・ドルーアン社の3代目社長、ギヨール・ドルーアン氏が2015年に完成させました。 クリスチャン・ドルーアン社の歴史は、1960年にノルマンディー地方中心部のりんごの優良産地ペイ・ドージュ地区の中でも北部の最優良

          リンゴのジン⁉Le Gin(ル・ジン)をお試しあれ。

          焼酎の初垂れ(ハナタレ)について

          みなさまこんばんは。本当にお久しぶりです。 諸事情により一次お仕事お休みさせて頂いておりました。しかし本日より再開させていただきます!! ワタシは最近もっぱら日本のお酒にはまっておりまして。 といいますのも 5月20日に弊社の新しい店舗、『Folklore』がオープンしたのが大きいです。 フォークロアとは日本語で民間伝承という意味です。民間伝承とは、その地域で長く愛され伝わってきた習慣や技術などの文化的遺産という意味合いがございます。 日本の酒文化もまさに民間伝承されて

          焼酎の初垂れ(ハナタレ)について

          わかっているようでわかっていない。ボトラーズの魅力に迫る。

          こんにちは。本日もやって参りました。特集のお時間です。 みなさま普段何気なく耳にしている言葉、「ボトラーズ」しっかりと理解されている方はいらっしゃいますでしょうか。 しっかりと言われると不安になる、多分わかっているけど答え合わせしようかな。聞いてはいたけどよくは理解していない。 オーケーオーケー、どんな方でもこの記事を読めばボトラーズ、すなわち「瓶詰め業者」というものを知ることができます。 普段飲みに行くバーや、ふらっと入ったお店でボトラーズを試してみるのも面白いかもしれ

          わかっているようでわかっていない。ボトラーズの魅力に迫る。

          エネルギー効率のパイオニア『GLENALLACHIEグレンアラヒー』蒸留所とは

          グレンアラヒーはゲール語で「岩だらけの谷」という意味だそうです。 元々はブレンデッド用原酒のみを作ってきた蒸留所です。 2017年より、ベンリアック・グレングラッサ・グレンドロナックを復活させた立役者、ビリー・ウォーカー氏がこの蒸留所を所有。 それからやっと本格的にシングルモルトがリリースされるようになりました。ビリー氏は、2016年にベンリアックをブラウンフォーマン社に売却。 その翌年にグレンアラヒー蒸留所を買収しました。 華やかでフルーティなスペイサイドらしくない

          エネルギー効率のパイオニア『GLENALLACHIEグレンアラヒー』蒸留所とは

          古くてちいさな町のちいさな蒸留所

          こんばんは。本日も特集の時間がやってまいりました。 世間はゴールデンウィーク。今回は遠くに行かれる方も多いのではないでしょうか。雨が降ってしまうと気が滅入ってやる気が起きませんが、そんな夜は雨音でも聴きながらウイスキーのグラスを傾けるのも乙ですね。 本日ご紹介いたしますウイスキーはベンロマック[Benromach] ベンロマックとはスコットランドの古語ゲール語で「草木の生い茂る山」と言う自然味に溢れている名前。 スコットランドに限らず、ウイスキーの話しをするときに必ず出て

          古くてちいさな町のちいさな蒸留所

          ローランド伝統の3回蒸留 度重なる悲劇に耐え続けた【AUCHENTOSHAN】オーヘントッシャン蒸留所

          みなさまこんにちは。 本日も様々なお酒をご紹介していきたいと思います。 本日のテーマは「オーヘントッシャン」蒸留所についてご紹介します。 オーヘントッシャンは、スムースな飲み口とはちみつ感ある優しい甘み、スパイシーな後味が特徴。 ローランドモルトの伝統3回蒸留を守り続けているウイスキー蒸留所です。 オーヘントッシャンは、ローランドといわれる地域の中でも北部、ハイランドとの境界付近にある蒸留所。 商業・工業・貿易の中心地として栄えたグラスゴーの郊外、 船交易の拠点クライド

          ローランド伝統の3回蒸留 度重なる悲劇に耐え続けた【AUCHENTOSHAN】オーヘントッシャン蒸留所

          誘惑の赤い果実。そのお酒、カルヴァドス。

          こんにちは。本日も特集を書いていこうと思います。 みなさま、誘惑の赤い果実と聞くと何を思いますか?そうですよね、「りんご」です。 りんごの果実の花言葉は「誘惑、後悔」です。 あの魅力的な色を見るとかじりたくなるのも仕方ありません。後悔という言葉はアダムとイブの神話から来ているそうな。 誘惑の果実からできた魅惑のお酒、カルヴァドスを本日はご紹介していこうと思います。 カルヴァドスの発祥は9世紀頃とされておりますが、1553年の古文書にりんごを使った蒸留酒が作られたという記録

          誘惑の赤い果実。そのお酒、カルヴァドス。

          原点にして頂点。【THE GLENLIVET】

          シングルモルトウイスキーの原点ともいわれている「ザ・グレンリベット」 スコットランドにあるウイスキー蒸留所で、世界中で売れているシングルモルトとして知られています。 「すべてのシングルモルトはここから始まった」という謳い文句も頷ける伝統のある銘柄。本日はそんな原点にして頂点でもある「ザ・グレンリベット」をご紹介していきたいと思います。 ザ・グレンリベットはウイスキー愛好家から初心者まで、幅広い層に人気のあるウイスキーです。なめらかな口当たりにほんのりとしたやさしい甘みを感

          原点にして頂点。【THE GLENLIVET】

          鄭問(チェン・ウェン)と言う名の偉大な漫画家

          こんにちは。本日も素敵なお酒をご紹介していこうと思います。 みなさま、このタイトルを見てピンと来た方はいらっしゃいますでしょうか。ピンと来た方はきっと相当な三国志好きです。かく言う私も三国志好きです。 鄭問(チェン・ウェン)は1958年台湾に生まれ、台湾復興美工の美工科を卒業の後、インテリアデザインや挿絵の経験を経て1984年に漫画家としてデビュー。筆を用いた繊細な表現でたちまち人気漫画家となりました。 1990年には「モーニング」にて連載を開始、日本デビューも果たして

          鄭問(チェン・ウェン)と言う名の偉大な漫画家