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世界でも大人気、開拓者のバーボン

みなさま、こんばんは。
早々と梅雨が明け、夏本番に突入してきましたね!
こう暑いとついつい帰ってからもお酒に手が伸びてしまいます、、、
今回は筆者が必ず家に置いている、愛してやまないお気に入りの1本を紹介させていただきます。

Bulleit Bourbon ブレット・バーボン

まずボトルが非常にかっこよくないですか!?
このブレットバーボンは西部開拓時代に西へ向かう開拓者に愛せれていたウィスキーと言われ、デザインは当時薬を売買するのに使用されていたアポセカリー・ボトルをモチーフにしているそうです。
家に一本あるだけでおしゃれポイント100ぐらい上がる気がします。
個人的、お家に飾ってほしいバーボン第1位です。
さてさて、では大好きなこのお酒のストーリーを綴って参りましょう。

ブレットバーボンの始まりは1700年代まで遡ります。
フランスからアメリカに移住してきた「オーガスタス・ブレット」氏が母国のブランデー造りの知識を応用してバーボン造りを始め、1830年に最初のバッチを作ったといわれています。
それまでのバーボンとは異なるユニークな味わいでたちまちに人気となり1860年まで製造されていました。
しかし1860年オーガスタス氏は樽の輸送中に行方不明になってしまいます。
オーガスタス氏と共に、ブレットバーボンは1度姿を消すのでした・・・

時は過ぎ1987年、オーガスタス氏の曾々孫にあたる「トム・ブレット」氏は企業弁護士をしていたのですが古くからブレット家に伝わるバーボンのレシピを復活させようとブレット・ディスティリング社を創設します。
当時はまわりの猛反対があったそうですが彼に流れるバーボン造りの血が騒いだのでしょうか、ブレット家の秘伝のバーボンは世代を渡り再び蘇ることになります。

トム・ブレット氏

復活した当時のブレット家のレシピは、ライ麦を2/3を使用するという現在のライウィスキーにあたるレシピでした。
ただし、現在のアメリカの法律では51%以上トウモロコシを使わなければバーボンと名乗ることはできないのです。
そこでトム・ブレット氏は法律に乗っ取りつつ限界までライ麦の比率を高め、現代に合わせたハイ・ライ・バーボン【ブレット・バーボン】が誕生します。
ブレットバーボンは人気を博し、世界の数多くのバーに必ずあるといっても過言ではないトップブランドバーボンへと昇り詰めました。


ブレットバーボンの味わいは非常になめらかでクリーン。
バニラや蜂蜜のような甘みもしっかりあるのですが、ライ特有の抜けのいいスパイシーさも感じます。
バランスがとてもよく、バーボンを飲み慣れない方でもお楽しみいただきやすいタイプだと思います。
開拓者たちが道の途中の憩いとして楽しんでいる風景を想像するとより美味しくいただけますね。

ストレート、ロック、ソーダ割りはもちろんカクテルベースにしてもオススメなのですが、今回は紹介したい飲み方があります。

その名も
【B・L・T】
ふざけていませんよ?
【バーボン・レモン・トニック】のことです!
作り方は非常にシンプル。
1.グラスに氷を詰め、バーボン40mlを氷全体に回しかけます。
2.トニックウォーターでグラスを満たして、レモン1/8を絞りよく混ぜ合わせれば完成です。
レモンピールをしてあげるとより爽快にお楽しみ頂けます。

先述したトム・ブレットさんも大好きな飲み方で、食中酒にもオススメです。
いつもと違う飲み方をしたいときは、是非お試しください。

【ブレット・バーボン】はMixologyOnlineStore及び MixologyBoutiqueにて販売しております。
MixologyBoutiqueでは試飲も可能ですので是非お試しください。

Mixology Online Store (mixology-online-store.myshopify.com)
Mixology Boutique|スピリッツ&シェアリング株式会社 (spirits-sharing.com)

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