フリーペーパー「三浦編集長」に掲載した『三浦自伝』です。読むと三浦の生い立ちから大森に辿り着くまでのことや三浦の人となりが多少分かります。おそらく、何の役にも立たないのですが・・…
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#インターン
インターン、そして|三浦自伝⑪
(写真:充実したインターンが終わりテンションが上がって山手線一周を歩いた時の写真)
群言堂にインターン希望の手紙を出して間もなく電話で連絡が来た。
電話の主は現在の上司にあたる人物で、当時、群言堂が運営する東京・高尾のIchigendoというカフェの店長だった。
そこで高尾でインターンしてみるのはどうかという提案を受けたが、すっかり大森町に惹かれていた三浦は「いや、大森町に行きたいんです」と
松場大吉との出会い|三浦自伝⑩
(写真:2009年夏、むしゃくしゃして自転車で高尾に行って食べた思い出の蕎麦)
進路の決まらないまま大学4年目は過ぎていき、卒論提出を見送り一年間休学することを決めた。
しかしせっかくのモラトリアムを得たのに、「落ちこぼれた」という負の意識に支配されていた三浦は満足にシューカツに取り組めなかった。
日本社会はレールを外れた者に不条理なほど冷たいと悪態をつきながらニヒリズムに浸った時期もあった