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外国人が食べてみたい日本の美味 6・ あめ細工

年配者にとって懐かしく若者にとって新しい、日本のあめ細工。江戸時代から続く食べられるアートです。その昔、子供たちは(そして大人も)地元のあめ細工職人の大道芸を見るために集まりました。あめ細工はストリート・カルチャーだったのです。

とても素早く本物そっくりに作る職人芸だったので、人々の目に留まり注目を集めていたが、現代的なエンターテイメントが出現するにつれ、群衆はあめ細工から離れていきました。しかし、今でもその芸をひきついでいる職人さんがいます。

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やわらかくとけた飴を子鍋から取り出し、それが冷えて固まってしまうまでの約3分以内が勝負!それまでに、手や握りバサミを使って動物や植物の形を棒の上に作り色を塗ります。(写真上)昔の職人は藁のストローを使って飴細工を優しく膨らませていたが、不衛生ということで今はそれは使いません。

今日では超リアルな金魚から愛らしい動物や美しい花など、さまざまな飴細工が作られ販売されています。

ホワイト・デー期間限定販売だったバラ https://ame-yoshihara.com/

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子供の誕生日ケーキの上に好きな昆虫や動物を飾ってあげてはいかが?http://www.ame-shin.com/shop/hanakawado/ (ヘッダーの金魚は浅草のアメ細工アメシンさん、青バラはあめ細工吉原さんの画像をお借りしました)

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最初は「外国人向け日本の美味」としてここまで書いてきたのですが、むしろ純ジャパのノリノリが虜になりそうな飴細工の美しさです。

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