コメディ野生生物写真賞2022

イギリス発祥のこの写真賞について私は2年前から note に取り上げてきました。最初の投稿がこれです。

同賞の主催者からは、最終予選を勝ち抜いたファイナリストたちの魅力的な作品が、今年度分もすでにたくさん発表されているようです。

けんつくを食わせる by J. Hadley：　フォークランド諸島で撮影された1枚。2羽のペンギンが海辺をぶらついていたところ、そのうちの1 羽がなぜか急にえらそうに身を振り払い、仲間につれないそぶりをしました。

「やあ、ありがとね」 by M. Srb：　フロリダの海辺でアライグマの写真を撮り海老を食べさせてあげたら、アライグマはこんな仕草をしたのでした。

「きゅうくつなんですけど！」by M. Schocken：　撮影者はフロリダの公園でコノハズクの巣があるのを見つけました。

ある朝、あと数日たてば巣立ちしそうな2羽いるヒナのうちの1 羽が、たぶん初めての外の世界をよ～く見たかったのでしょうネ、巣穴の中でママにおしくらまんじゅうをしました。

その朝そこへ写真を撮りに来てラッキーでした！ ほんの一瞬ですが、押されてイラっとしたようなフクロウのママとかわいいヒナの表情を捉えることができました。

「すいません、すいません・・・」by R. Sims：　ファニータ湿地に浮かぶ丸太の上を亀がびっしり覆っていました。アヒルの子はその上をよちよち歩いていたが、そのうちにポトンと落ちてしまいました。これは落ちそうな時のショットですが「可愛かった！」と撮影者は言う。

「スマイルしろって?! 　笑ってますけど！」by A. Buttigieg：　ライオンの群れの近くで午前中を過ごしていたら、1頭の雌ライオンがあくびをした後に面白い表情を見せました。

このライオンが一瞬カメラをまっすぐに見つめたので、作り笑顔のような表情を運よく捉えることができたのでした。

ウィンク by K. Lohman： アカギツネは森の端っこまで歩いていってからさりげなく座り、振り返ってウインクをしました。それからしばらくして木々の中に姿を消しました。

ペガサス・空飛ぶ馬 by J. Rajput：　ヘッダー画像のこれは、実際にはインド産の牛（アンテロープの1種）を後ろからサラスという巨大なツルが攻撃しているところです。

雄牛はたまたまその巣の近くに足を踏み入れたのだがそこには卵が1 つ産みつけられていました。飛ぶ鳥の中では世界で最も背が高いインド産のオオヅル・サラスは、巨大な翼を広げて雄牛を後ろから攻撃し巣から追い払いました。

他にも良い写真があるのでできればもっと紹介したいです。
今週は良き週でありますよう。
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