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普遍的な編集/編集的思考について学ぶ講座「編集のつかいかた」を開催します。

「編集のしくみ・原理」や「そのつかいかた」に関する講座を、私塾的に開催します。テーマは「編集のつかいかた」。もちろん本づくりの話ではなく、普遍的な意味での編集もしくは編集的思考についての講座です。

よくいわれることですが、現代はもはや新しいモノがつぎつぎと生まれてくるような世の中ではありません。すでにあるものを受けとめて、それを再定義したり、意味づけたりすることが大切になってきています。コロナ禍で閉じこもりを余儀なくされたときもそうでしたが、新しいモノをこしらえなくても、受けとめかたひとつで、そのとき自分がいる環境がポジティブにもなれば、ネガティブにもなるし、意味づけによって、社会に対して「新たな提案」を生みすことができたりもする。すでにあるものをつかって「新たな価値」を生み出すことが求められているのです。

いわば、ものごとに対する「解釈の力」が問われているわけですが、そのカギをにぎるのが「編集」もしくは「編集的思考力」です。その意味では「編集」は、広く一般のビジネスパーソンや生活者にとって大事なものになりつつあるといえるのですが……、ただ、残念ながら現状は、一部のプロフェッショナルだけの専門スキルのように受けとめられています。

そこでこの講座では、専門的な立場ではなく、普遍的な視点から「編集」「編集的思考力」についてお伝えすることにしました。4回の講座では、「編集のしくみ・原理」を読み解くところからはじめて、さまざまな分野や領域で「編集をつかう」ために必要な型や目線について解説し、最後には応用例のひとつとして「自分の編集」についてもお話しします。

【講義内容(予定)】

第1回「編集原論I:編集のしくみ」
ものの価値はどこにあるのか/「編集者の仕事=編集」ではない/編集とはなにか/より本質的な「編集の定義」/常識を塗りかえるには/編集の「3つの型」/編集思考・編集的企画術とは/編集を生かしてみよう/編集を生かす条件/編集とは「●●」である

第2回「編集原論Ⅱ:編集に必要な目」
なぜいま社会に編集が必要なのか/「20世紀型編集」と「21世紀型編集」のちがい/編集の基本目線は●●/「●●」がなければ編集はできない/編集とはじつは「●●の技術」/21世紀型編集のカギをにぎる●●の置きかた/言語化のために必要なこと

第3回 質疑応答

第4回「自分を編集する」
個性はどこにあるのか/スキル横展開のリスク/個性の編集とは/編集の5つの手がかり/自分を整理する/自分を編集する/セルフブランディングの落とし穴を回避するには/自分の●●を生かす

※●●部分は当日公開。

少なくとも10年以上は「普遍的な編集」というものを意識して研究してきているので、全部というわけにはいきませんが、さまざまな分野・領域で編集を実践してわかったことをふまえて、大切なところはきちんとお話ししたいと考えています。

募集人数は5名です。
ご興味がおありのかたは、ぜひご参加ください。

※募集は締め切りました。

※詳細は下記をご覧ください。


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