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三ッ輪ホールディングスグループ・2022年の広報トピックス3選

こんにちは。広報の加藤です。
あっという間に2月ですね。少し遅くなってしまいましたが、今回のnoteでは2022年度に発表したプレスリリースをもとに、当社グループの活動の中から広報として印象深い3つのトピックスについて簡単にまとめてみたいと思います。

私は一児の母として子育てをしながら働くワーキングマザーですが、リモートワークや裁量労働制を活用することで、育児と仕事を「両立させる」というより「シームレスに行き来する」感覚を持ちながら働くことができていると感じています。

広報担当者としてたくさんの貴重な経験をさせてもらっているので、これから入社を検討する皆さんにとって、ワーママ社員でもたくさんのやりがいある仕事に関わることができる!という一例としてもお読みいただければ幸いです。

三重県尾鷲市で「22世紀に向けたサステナブルシティ」実現へ

当社が参画しているThink and Do TankであるSustainable Innovation Labをはじめとした市内外の提携事業者や市民との協業により、尾鷲市で「22世紀に向けたサステナブルシティ」実現のための取り組みを進めることを発表しました。
記者会見は会場である熊野古道センターとオンラインのハイブリッドで開催され、多くのメディアや記者の方がご参加くださいました。

当社グループは80年以上にわたるエネルギー供給実績や、再エネ・省エネ及び環境価値創出等の豊富な知見から、尾鷲市の目指す「22世紀に向けたサステナブルシティ」実現のため、「市内の脱炭素化に向けた全体設計・推進のサポート」「森林整備等での環境価値創出・販売に関するサポート」の2つの分野を中心に支援しています。

個人としてはこの時の子連れ出張の体験をnoteにまとめたことで色々な反響やコメントをいただけたこと、またSustainable Innovation Labでの「子連れワーケーションプロジェクト」発足のきっかけのひとつになったこともあり、とても思い入れの強いトピックです。

現在も、尾鷲市での「22世紀に向けたサステナブルシティ」実現のため、「教育」と「脱炭素」の2つの領域を中心に、あらゆるセクターが共創しながらプロジェクトを進めています。

エネルギープラットフォーム「SOCIAL ENERGY」ローンチ1周年

ユーザーが毎日使う電気を切り替えるだけで、地域のために活動している企業や団体(「ローカルパートナー」と呼称)をふるさと納税のように応援することができるエネルギープラットフォーム「SOCIAL ENERGY」
ローカルパートナーは電気の販売によって継続的に収益を得ることが可能となり、得た収益を地域のための活動に還元することができます。

2021年3月にローンチしたこの事業も1周年を迎え、ローカルパートナーはなんと20に!(※2023年2月1日現在)
事業説明会やオンラインイベントの実施、NEWS LETTERでのコンスタントな情報発信など、運営チーム一同の地道な活動によって共感してくれる仲間が増え、地域への還元事例を少しずつ積み重ねられていることを嬉しく思います。

引き続き、漁業、林業、観光業など全国各地での多様な活動を通じて地域の活性化を目指すパートナーを応援するエネルギープラットフォームとして、今後も活発に活動していきます。

※当社グループと一緒にSOCIAL ENERGYを共同運営するNext Commons Labでは現在インターンとしてSOCIAL ENERGYの事業に関わってくれる方を大募集中です。ご興味のある方はぜひ下記の記事をご一読ください。

EV車の使用済み電池リユース事業拡充に向けた企業連携

当社グループの三ッ輪ビジネスソリューションズと、岩崎電気株式会社・フォーアールエナジー株式会社が連携して拡充に取り組む「EV車の使用済み電池リユース事業」。
第一弾として2022年6月に「環境対応形UPS」を共同開発し、プレスリリースを発表しました。

※「UPS」とは無停電電源装置のことで、自然災害による停電や電圧変動が起きた時にも内蔵された蓄電池から電力供給を可能にする装置です。例えば高速道路の情報掲示板などに接続することで災害時にも必要な情報を表示し、高速道路の安全確保に繋がります。

脱炭素社会実現に向けた世界的な潮流の中、企業や地域においてもCO2排出量の削減は必須です。

気候変動の影響によってさらに頻発が予想される災害時のための蓄電池などの需要は高まる一方ですが、新たに電池を作る際には製造過程においてもCO2が発生し環境にも大きな負荷がかかる上、原材料の調達およびその労働環境などに関しても課題が多いのが現状です。

性能の高いEV車の電池をリユースすることで原材料の調達難に対してのソリューションとなるほか、製造過程でCO2を排出しないリユース電池の普及促進を通じて、脱炭素社会実現にも寄与する取り組みとして、日経新聞をはじめとした多くのメディアに取り上げていただきました。

現在も三ッ輪ビジネスソリューションズはエネルギーソリューション事業で培った知見を活かし、様々なシーンでリユース電池の普及促進に向けて取り組みを進めています。

さいごに

以上、個人的に印象に残った2022年の広報トピックス3選について簡単に説明してみましたが、いかがでしょうか?

ご覧の通り当社グループはエネルギー供給・販売だけではなく、自治体や異業種企業などとの連携によって多岐にわたる事業活動を展開しています。

一見難しかったり一貫性がないように思えることもあるかもしれませんが、エネルギー領域を中心に、グループの持つアセットやノウハウを利用して社会課題の解決に資する新たな事業を生み出そうとしていることが少しでも伝わればうれしいです。

ご興味を持っていただけた方はぜひ他のプレスリリースも読んでみてくださいね。

三ッ輪ホールディングス株式会社 広報 かとう
アパレルや飲食業界などで販促・広報の仕事を経験した後、2019年に三ッ輪産業に入社。2019年10月に設立された三ッ輪ホールディングス株式会社では社長室で広報部門の立ち上げに従事。現在は広報グループのマネージャーを務める。建築と美術、料理が好きな一児の母。

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