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男友達と付き合って結婚した、その後の話

こんにちは、みつまめです。

今回、初めて企画に参加してみようと思います。
参加するのは、恵子さんの初企画。
#大好きな家族 です。

恵子さんの記事はこちら


何故企画に参加したいと思ったか

先週こんな記事をアップしたところ、ビックリするくらいのアクセスがありまして。

普段の記事の3倍、アクセスが伸びています。
伸びる速度が尋常じゃないし、1週間たった今でもいまだにスキを頂きます。
どっか晒されてる?!なんて思ったけど、そうではない模様。
恋愛について悩まれているかたは凄く多いんだなぁと実感しています。

普段、精神疾患による休職・復職界隈(?)の片隅にいる身としては、全然ジャンルの違う記事が伸びてちょっぴり複雑ですが。笑
(でも、お馴染みの皆様にも初めましての皆様にもたくさん読んでいただいて、凄く嬉しいです!)

男友達と結婚したその後どうなったかって、もしかして興味のある方が結構いらっしゃるのかも?
そして、恵子さんの企画に参加させていただく事で
、悩んでいる誰かにより届きやすくなるかも?

さらに、最近夫に惚れ直した(?)事件もあったりして、夫について書きたい事もある。
そんな思いから、参加させていただく事に決めました。

今回のテーマは「男友達と付き合って結婚した、その後」です。
ちょっとした、惚気です。


私の夫

私の夫。
昭和最後の方に生まれた、30代半ば。私と同年代。

一言でその特徴を表すとしたら「動じない人」

とにかく気持ちの波がフラットで、あまり動じない。
何かあってもまずは事実としてそのまま受け止め、自分なりに理解しようと努力する人。
穏やかで、優しい人です。

優しいだけではなく、自分の考えもきちんと持っています。
たまに昭和の頑固親父みたいな事を言い出すこともあって、ビックリします。笑
でも、自分の考えを人に押し付けるような事はしません。

仕事では先輩や年上のお客さんに可愛がられるし、後輩からも慕われる(イジられる?)タイプです。

初めて私の友達に紹介したときには「ヤギみたい(に穏やかそう)な人」と言われました。
私もたまに、寝起きの顔が穏やかすぎて、仏像っぽいなと思ったりします。(※褒めてます)

本人は童顔なのを気にしていて、「貫禄がない」とよく嘆いています。笑



夫との馴れ初め

元々学生時代のバイト仲間でした。
お互い就職してから再開し、男友達となった後、付き合い始めました。

詳しい話は、冒頭に上げた記事に書きました。
「男友達と結婚したってどういうこと?」と思った方。
ぜひこちらの記事もご覧下さい。



結婚した理由

とにかく一緒にいて楽だし、楽しかったからです。

趣味もそこそこ合うし、一晩中話し続けろと言われたら、ずっと喋っていられる。
でも、同じ空間でそれぞれが全然違うことをしていても、気にならない。
なにより飾らない素の私でいても、好きでいてくれる。
さらに子どもは好きだし、お互いの実家も近い。
むしろプロポーズを断る理由がなかったです。

夫のご両親と仲良くできるかとか、結婚前にありがちな不安も色々もありましたが、何だかんだそれなりにやってます。

今年で結婚して9年目です。


最近迎えた夫婦の危機

先日の記事が、なんと夫に読まれてしまいました。

記事を書きながら、スマホを握りしめて寝てしまうことがよくある私。
実は少し前からアカウント知っていたそうです。


気持ちの波がフラットであまり動じない夫でも、読んだときはかなりのショックを受けたそうです。
これまでの人生で一番動揺したとか。

そりゃそうですよね。
相思相愛で結婚したと思っていた相手が、実は恋愛感情なかったって分かっちゃったんですから…。
裏切られた気持ちにもなると思います。

本当は墓まで持っていくつもりでいたので、読まれたと知った私も割と動揺しました。
過失割合で言ったら100%私が悪い。彼の気持ちを踏みにじり、傷つけた訳だし。
こりゃ離婚案件かもしれない、でも私、慰謝料はあまり払えなそうだ。
子どもたちはどうやって育てていこうか。
一瞬でそんなことを考えました。

でも、夫の話を聞いているうちに、「あぁ、私この人のこういう所が好きだったなぁ」と久々に付き合い始めた頃の事を改めて思い出したんです。


私が夫を好きなところ1 素直なところ

私の記事を読んでしまった夫。
激しく動揺し、動悸が止まらなくなったそうです。
仕事等に集中しているときは良いのですが、ふとした瞬間に思い出してまた動悸が激しくなる。
(その状態、継続したら適応障害だよ…と経験者は語る。笑)

それを夫は「そこまであなたを好きにさせた元彼に対する嫉妬心」「学生時代に相手になっていた男性たちへの嫉妬心」「恋愛するあなたの姿を知らないのが悔しい」と表現しました。

負の感情を自分なりに解釈し、ひねくれたり変に隠したりせず、ストレートに表現できる夫。
私はそれを、夫の素直さや強さだと捉えています。

結婚を恋愛のゴールと捉えるのなら、
私を選び、私に選ばれた彼は「勝者」です。
それでもなお、既に過去になっている「敗者」たちに対し嫉妬し、悔しがる。
しかもそれを言葉にできる。
何て正直で、素直な人なんでしょう。

こういうところを私は好きだし、安心するし、可愛いな、と思うのです。


私が夫を好きなところ2 私の気持ちを尊重してくれるところ

記事を見てしまった事、私に言うかずいぶん迷ったそうです。

noteを見たと私に言う事で、私が書きたいことを書けなくなるんじゃないか。
適応障害もまだ寛解してない、復職してからも朝起きられなかったりして辛そうな日がある。
余計なストレスを与えてしまうんじゃないか。

そう思ったそう。

でもこのまま黙って溜め込んでしまうと、自分の心が壊れてしまいそう。
誰かに相談できるような内容でもない。

そう考えた彼は「noteを勝手に見てしまってごめん」といった言い方で、申し訳なさそうに私に切り出しました。


…いやいや、むしろ夫との事を全世界に好き勝手に発信してしまっている、私の方が悪くない…?!


私は、夫に責められてもおかしくないと思うんです。
夫の心を傷つけた訳ですから。

それでも私を責めたりせず、私の気持ちを考え、尊重しようとしてくれる。
さらに黙ってモヤモヤを溜め込むのではなく、自分の気持ちも尊重できる。

私なんかより、よほど人間が出来ていると思います。
こういうのって年齢じゃないですね。(夫は1歳年下です)


私が夫を好きなところ3 私を真っ直ぐに愛してくれるところ

私は3ヶ月間、適応障害で休職していました。
休職して1ヶ月は、お布団から出られませんでした。
そして復職した今も、体調が悪くてなかなか起きられない日があります。

子どもたちがいるため、朝は毎日バタバタです。
小学生の長男はある程度1人でも支度できますが、保園児の次男はそうはいかない。
ねぼすけ、朝ごはんも着替えもやたら時間がかかる、気まぐれな上言ったら聞かない。
正直、2人で対応していてもイラッとすることがあります。笑

今は私の体調も読めず、現在進行形で大変な状況。
当日いきなり朝起きてこないとか、私だったらかなりイラッとします。
それなのに、私に文句ひとつ言いません。

そして、適応障害の診断を受ける半年ほど前から、私の性欲が消失。
次男の授乳期間が長かった事もあり、次男の産後割と長くセックスレスになっています。
さらに今は睡眠の質を上げるため、寝室も別です。(夫のいびきがひどい)

朝の一番大変な時私は使い物にならないし、しかもレス。
夫婦の事を好き勝手に書いて、web上にアップして、夫を傷つけてしまった。
見限られてもおかしくない状態です。


私の自己肯定感は低め安定なので、こんな私を愛してくれることが不思議でたまりません。
それでも、彼は私のそのままを愛してくれているらしいのです。



最近の夫の姿

noteを読まれるという事件以降、夫の中で何かに火が着いたようです。
どうやら私にまた恋をしているようなのです。

夫「あなたに触れると心臓がキュッとなる」
私「不整脈じゃないの?」「健康診断行ったら?」

と、コントみたいな会話を何度かしましたが(笑)、夫はどうやら本気らしい。

付き合い始めた頃の夫がまた目の前にあられたようで、私も新鮮な気持ちになっています。

素直な気持ちを私に伝える姿。
元彼たちについ嫉妬してしまう姿。
動じない人なのに、私のことで大袈裟な位一喜一憂する姿。


そんな彼の事を、付き合い始めた当時「可愛いな」と微笑ましく感じていたことを思い出しました。


「男友達」ではなく、すでに夫として愛していたのかも

夫が記事を読んでしまった事をきっかけに昔を振り返り、夫とも色々な話をしました。

夫は私にまた恋をしているようです。
私は相変わらず、夫にドキドキすることはありません。
私が「恋愛感情を手放した」ということは、25歳の頃から揺るがないようです。

私は夫のことを「男として」というより「人として」好きなのです。
それは9年前にお付き合い始めた当時から、変わりません。

結婚してから、それなりに色々とあり、険悪な雰囲気になった事は何度もあります。
それでも私は、彼と別れたいと思った事は一度もありません。
もし彼が急な事故に遭い、介護が必要な状態になったとしても、私は彼の最期まで連れ添う事を選びます。
そんな気持ちが、不思議な事にお付き合いを始めた時から、変わらず私の中にあるのです。

それって、長年連れ添った夫婦の間にある愛情に近いのでは?と思っています。


私は「彼を男友達と認識したまま、恋愛しないで結婚した」とばかり思っていたのですが、恋愛感情が愛情に変わっていく過程を一気に進んでしまったという言い方が近いような気がしています。


夫と描く将来の私たち

夫とは結婚した当初から「子どもたちが巣立って2人とも引退したら、2人でいろんな場所へ旅をしよう」と決めています。

2人とも旅好き。私に至っては旅好きが行きすぎて、放浪癖に近い。
付き合い始めた直後から、妊娠しても、子どもたちが小さいときも、長期休み毎の旅は2人にとって欠かせないライフワークでした。

ずっと2人で旅をするためには、2人揃って心身ともに健康でなければなりません。 

持病のある夫。精神疾患を抱えてしまった私。
30代半ばにして、体力の衰えも感じます。

2人の将来のためにも、私は夫と、私自身を大切にしていきたいです。

※一応今回の内容、夫にも「何かまた書くかもよ」とは伝えてあります。
多分危機には陥らないはずなので(笑)、ご安心ください。

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