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北海道|余市

2024年6月27日 木曜日

こんにちは。北海道余市郡余市町に来ています。

ここ数日と比べると、今日は暖かいです。
ちょっと暑いかもと思えるくらいです。


朝は余市川桜並木を散歩します。


青空と緑がきれいな川沿いの道です。


風があって、桜の葉が揺れています。

今日は寄れるレンズを使っているため、葉や幹にグッと近づいて撮ってみたり。
M型ライカでアダプタなしにここまで寄れるのに驚いています。
近づけばボケも得られるので、表現が広がりそうです。


田川橋まで来ました。
登校中の学生が何人も通っていきます。


ゆったりとした川です。
向こうにはニッカの蒸溜所が見えます。


蒸溜所の横を歩いていくとニッカ沼がありました。
小さい沼ですが、なんか好きな感じです。


そのまま歩いて正門まで来ました。
午後に改めて見学に来る予定です。


少ししてから、余市漁港に来ました。
朝より雲が多くなってきています。


結構広い港で、ちゃんとした柵のある遊歩道みたいなところがあります。
散歩しに来る人を何人も見かけました。


操縦室が前にある船、珍しい気がします。


使い込まれて錆びた錨、そうでもないつるっとした錨の両方があります。
こんなに錆びるまでどのくらいかかるのだろうと思いました。


昼食は、港近くにあったエベレストというネパールカレーを食べに来ました。


2種類カレーのランチを注文。
にんにくの効いた甘めのダルカレー、酸っぱくて辛いビンダルーカレーどちらも美味しい。
熱々のナンはおかわりしてしまいました。
インド系カレー安定の味というところでしょうか。


食後少しして、余市川温泉 宇宙の湯へ。
毛利衛さんにちなんでなのでしょうが、目を引きますね。
宇宙と効能は何にも関係ないでしょうが。
貸切状態で入れてさっぱりできました。


14時から、ニッカウヰスキー 余市蒸溜所の見学へ行きました。


ここは蒸溜中の場所。


ちょうど炭を入れるタイミング。
ポットの温度計は100℃ちょっと下。
少し離れたこの場所でもかなり熱かったです。


続いて貯蔵庫へ。
貯蔵すればするほど、蒸発で量は減り、より濃くなるデモです。


貯蔵庫は50mほどあるそうです。
樽が手前から奥へひたすらに寝かされていました。


見学の最後に3種類いただきました。
シングルモルト余市、スーパーニッカ、アップルワインを。
久しぶりのお酒であり、ウイスキーをいただきました。


試飲後、ミュージアムへ。
以前良く飲んでいたフロム・ザ・バレルも展示があり、懐かしく思いました。
最近はお酒を飲む機会がほとんど無くなっていまして。


このアングルで写真撮れたらなと思いましたが、無理だったため展示の写真で。
正門を入ってすぐ、少し高めからアングルでしょう。


それと初めの会社名、大日本果汁株式会社の「日」と「果」からニッカとなったのを初めて知りました。


先ほど降っていた雨が止んでいました。
満足したので帰ることにします。


また沼の横を通って正門へ。
少し暗めで重めの曇り空も似合う建物、雰囲気です。

この余市は、ウイスキーの本場スコットランドに似た気候とのことです。
以前、タリスカー蒸溜所に行ったことがありますが、その雰囲気を思い出しました。


その時、2020年1月3日の写真をふりかえってみました。
タリスカー蒸溜所の1枚掲載します。


19時前。
日はもう見えませんが、空が少し染まっています。
今日はお酒も飲んだので、このまま余市の道の駅で車中泊です。


今日のスポット


今日のカメラとレンズ

Leica M11-P / Apo-Summicron-M 35mm f2.0 ASPH.で撮影しました。

開放と絞った時の写りの違いを見るため、f2とf8のどちらかのみで撮影しました。

初めて撮影した時、背面液晶で見ても他のレンズよりも解像感が高いと思いました。開放ででもです。後で大きなモニターで等倍拡大して見ても、固くない、ジャギジャギしていないです。これはApoの50mmでも感じたことです。RAWのデータであってもQ3の画像ではシャープネスの処理がかかり過ぎているように感じることがありますが、そういう感じではなくレンズそのままの解像感の高さを確認できました。

開放でも色収差が出ないようです。同じApoの50mmやSummilux 35mm、Q3のSummilux 28mmでも出そうな状況ででもです。絶対に全く出ないかというと、かなり意地悪な状況、白と黒に日光が当たっている被写体でわずかに出ました。開放時と絞った時の描写の差が、他のレンズよりもかなり小さいです。

これなら開放で撮り続けても良いと、本当に思いました。他のレンズであれば絞ろうとか思う状況でもです。レンズ設計責任者のピーター・カルベさんが「被写界深度のコントロール以外の目的で、絞るのは止めて開放で撮ってほしい」ということを言っていますが、このレンズなら納得です。個人的に他のレンズでは、そんなことないだろうと思っていました。

すごいレンズだと思います。でも、ここでちょっと意地悪に考えると、35mmのf2というほどほどのスペックだからこそ実現しやすいことなのかもとも思います。使ったことないのですが、通常のSummicron 35mmがどういう写りなのか気になります。50mmの方も同様に気になります。もしかしたら、それらでも十分かも知れないです。

写り以外のこと。この固定のフード好きです。フレームラインのブロックが最小限で、見た目が控えめなのが良いです。

絞りリングとフォーカスリングの間にはApo 50mmよりも間があり、高さ(径)が同じで誤操作が起きにくいです。Apo 50mmと75mmでは絞りリングの方が少し高くて、触ってしまう、触らないように気を遣ってしまうのがストレスでした。50mmにはフォーカスタブもあって何とか大丈夫。75mmは使いづらく感じてしまい、結局売ってしまいました。こういうことを気にしている人をあまり見聞きしたことがないのですが、個人的にはかなり重要です。

それと、フォーカスリングにはタブと360°ローレットの両方が備わっていて、掴みやすく回しやすいのが良いです。ローレットは、Apo 50mmには半分くらいだけ、Summilux 35mmには付いていない。このレンズが30cmまで寄れて、フォーカスリングが300°くらい回る仕様だからなのでしょう。

重さは、Summilux 35mm FLEと同じくらいですが、径が少し細めで、ちょうどマウントと同じくらいです。長さもやや短めで、よりコンパクトに感じます。その分、ガラスが詰まっているような凝縮感を感じます。

ということで、見た目と操作感は、購入前から想像していた通りでひと安心。華やかさや派手さのある見た目ではなので、人によってはカッコ良くないと思う方もいるかも知れません。でも個人的には、実用性も含めて好きなデザインのレンズです。

引き続き、使い込んでいきたいです。

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