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アマゾンのキンドルよりも本屋で文字を眺めた方がいい話

文字っていいよね、って話。僕は話すのを生業にして、お金を頂いてきました。講座/講義/セミナーは90分・120分〜場合によっては丸一日や、さらには2泊3日の合宿とかもあり、全編しゃべりまくる種類のものもあります。

そうした講義で、例えば90分の講義を用意して、90分の終わりに向けて話し始める。最初の10分15分などは、「この講義の概要」だったり、導入、興味付けで、だんだん、本来その講義で言いたいことになっていく。

たとえば、そのときに、頬杖ついて聞いていたり、そっぽ向かれたりしたら素朴に頭にくる。本編で言いたいこと、伝えたいことを伝えているときに居眠りされたら、自分の力のなさにふがいなく思いつつ、やっぱり人間なのでムッとするだろう。でも、実際には、そんなことはないですが。

最近だとZOOMなので、そうなったらみなさんこっそり、画面をオフにしてあくびをしたり、ストレッチをしたりして聞いているのでしょうね。

ところがです。

文字、このブログスタイルも、出版物の本も雑誌も、どこから読んでもいい。

文字は読みたいときに読めばいい、という自由

読みたいところだけ読んであくびしていてもいいんです。youtubeもそういった意味でどこから見てもいいので、動画も良さそうですが、アナウンサーで分速300文字、プレゼンも速くてそのくらいのスピードです。

自分もyoutube動画が1500本くらいありますが、きっちりシナリオを編んで話さない場合って、そこまで速くなくて、分速での情報量って文字に比べると少ないです。

文字は実は情報処理スピードが実質的に速い

本は多少改行が多くて、読みやすい本でも300文字/ページあります。ギュッと詰まっている本で400文字以上です。見開き一覧で600から800文字は視界に飛び込んできます。本に慣れていれば慣れているほど、この一覧に1分はかからず情報を読み取れますね。

セミナーや講座だと絶対に早送りできない!し、youtube等動画コンテンツは、早送りしても情報の一覧性が著しく落ちて、「そこ」しか入ってこないですよね。

audibleというサービスがあり僕も加入していて、本を「聞く読む」をしてみたことがあります。ビジネス書は8万文字〜ギュとしていると10万文字くらいで、アナウンサースピードで4,5時間かかります。

倍速で聞いても本によるインプットスピードにくらべて圧倒的に遅いですね。それだけ聞いて、なんだこんな内容だったのか、なんてのが本には無いのがいいですね。とはいえ、本を読むのが苦手な人にはいいサービスではありますよね。

僕も著作を何冊か書いていますが、

本の大事なところは「はじめに」や序章、1章

くらいです。編集者さんもあきらかにそこに力を入れますね。

7章立てとして30ページ程度ですがそこを読めば大意、著者のいいたいことはわかりまよすね。あと、終わりにとか終章、あとがきでしょう。

するとビジネス書は軽いものなら1冊30分から1時間、その7分の1(7章立て)=5分から10分、長くかかって20分もあれば「なるほど、そういうことか」を収穫できる。

昨日もフラッとブックオフに入っちゃった(そう、入っちゃった)ら、出てくるときには、8冊ほど買ってきてしまいました。せんだって本棚を無くして何千冊も捨てたり、売ったりして電子化しようとしているのに、ついつい買ってしまいます。

やはり、手触りの本が好きだし、情報のインプット、脳の中での処理、定着なんて側面から考えると紙の本の方が優れていますよね。AmazonのKindleと紙の本の違いは、

「あの記述なんとなくあの辺だよな」の前後関係があるか無いかの「なんとなく探索(検索ではなく)」がしやすいかどうか、です。AmazonのKindleも傍線もマーカーも引けるけど、一覧性がないせいでしょうか。見つけにくい。

紙の本なら、高速パラパラで見つかるのに。検索しようにも、その単語がわからないから、「あの内容どこにかいてあったけなぁ」が間々あります。

とはいえ、今日の主題の「文字っていいよね」からすると、AmazonのKindleになってくれているだけで、すごく情報のインプットがしやすいですね。

自分の枠を広げる文字との付き合い方

僕は人に勧められた本は、すぐにその場ですべて買います。AmazonのKindleがあれば、即買います。ほとんど定価なので、中古本が1円+送料で売っているのを見ますが、今はとにかく実物の本を増やさないようにしているので、高くてもAmazonのKindleにしています。

金銭的に言ったら、図書館利用、アマゾンの古本、買うにしても紙の本ー古本で売るなどを利用した方がいいですよね。AmazonのKindleだと売れないし(笑)

実際、100冊の本を買って「これは手元に置いておきたい」って思う本で10冊その中で「何度でも読んで血肉にしたい」は2,3冊でしょうか。

あとは「あってもなくてもいい」「もう、著者の言いたいこと、もらいました」「あ、残念」などの本が90冊ですね。

そうすると?オヤ?

1500円として100冊で15万円ですね。90冊で13万円くらいになりますが、古本利用したり、買ったら売るを利用したり、図書館を利用したらおそらく10%の1万円くらいで済んでいるのでしょうか(笑)

年間多分2,300冊は買っているので?3倍として40万円ー4万円、36万円くらい余分に使っているってことですかね。ま、いっか。

その約40万円くらいをかけて、血肉になる本を300冊の中から10冊、手元に置いておきたい分があと20冊、その合計30冊くらいが、40万円を400万円どころか4000万円、4億円、、にしてくれています。

年間36万円で時間を買っている投資額

なんて考えると36万円の節約をするマーケットプレイスが到着するまでの時間、本を売るために使う時間、ましてや図書館に行ってあるか無いかわからない本を探す時間、さらには新刊などだと待ってまで読む、その時間を買っている投資だと思っています。

そして、文字っていいよねのもう一つ。

本屋さん、ブックオフも含めて背表紙がダダダと並んでいる、あの空間に行って文字が飛び込んでくる、その文字群の中から浮き上がって、飛び込んでくるものを手に取る、パラパラと読む、なんかビビビ!と来る。

こんな出会いがあるのがいいですね。youtubeだって動画コンテンツだって、映画を見るのにアマプラ、Netflix、u-nextでも、サムネ+件名/題名+書いてある映画のサマリーを見て、見始めるわけです。

本屋さん、ブックオフの本棚の前で渉猟する。

前に買った同じ本を手に取ることもよくあって、興味が変わっていないケースもあれば、え?そんな本手に取るの俺?みたいな、興味の対象の変化も面白いです。

それとこれ、大事なことなんですが「今、手に取れる本は、自分が手に取れる本だけ」ってことです。それは命が限られているとか時間が限られているってことではなくて、今の自分の器とか持っている知識のDB以上のものは手に取れないってことです。

手に取る本は自分自身以内ってことですね。

するとここにパラドックス?矛盾?残念?どうにもならないなかなか超えられない壁があるんです。

自分では自分の器を広げられない。読んでも器がない本はわからないし面白くない。すると結局いつも同じ「界隈」の本ばかり読んで知の偏りに気がつけない=器が広がらない

というループから抜け出せないのですね。

でも、文字のいいところは、本棚の目の前で「わけのわからない本」「人に勧められた本」をはじめに、序章、終わりに、くらいを読んでみると、知らない単語、概念、人の価値観に出会って「強制的に知の枠を広げられる」ってところなんです。

これを頬杖ついてでも、寝転がりながらでも、どんな時でもできるんです。

だから文字っていいよな、なんですね。

まとめ

✅ 文字はセミナーや動画にくらべてながらでも情報が入る
✅ 本を読み慣れると情報処理スピードは動画より速いし多い
✅ 本の大事なところは「はじめに」や序章、1章
✅ 本は時間に投資している
✅ 本棚の前で手にしない本を取ってみる

mits 西田

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