見出し画像

「那珂湊反射炉」に行ってみた❗️

昨日、茨城県立歴史館で開催されている特別展「那珂湊反射炉」に行きました。

特別展を見て、「那珂湊反射炉」に興味が湧いてきて、実際に見てみたいという衝動を抑えられず、早速行ってみることにしました。

水戸駅から常磐線で勝田駅へ。
勝田駅から「那珂湊反射炉」のある最寄駅「那珂湊」には、「ひたちなか海浜鉄道湊線」を利用します。

小佐原孝幸さんのデザイン
グッドデザイン賞!
那珂湊駅

大正2年に湊鉄道として開業以来の木造駅舎です。映画「フラガール」のロケ地にもなっています。

ホームに掲げられた古い看板「名所案内」
街中にも小佐原さんのデザイン文字が!
「反射炉」は右→

駅から歩くこと約15分。

山上門

「反射炉跡」に到着!
まずは、立派な「山上門」をくぐります。

【山上門】(さんじょうもん)
水戸藩江戸小石川邸(東京都文京区)にあった門を昭和12年に移築した。
西郷隆盛や佐久間象山などの幕末の志士たちも、この門をくぐったと伝わる。

階段を上がっていくと…。
ニョキ!ニョキ!

那珂湊反射炉(復元)

ついに「那珂湊反射炉」に出会えました!
打ち上げを待つ「H3」ロケットのような2本の白い煙突。
青空の彼方に飛んでいきそう!

反射炉の前の広場には、反射炉建設プロジェクトメンバーの大島高任の住居もあったそうです。

安政2年(1855年)、同4年(1857年)に完成した反射炉は、幕末の天狗党の乱(那珂湊戦争)で破壊され、昭和12年に現在の模型が復元されました。

大砲の模型は、昭和45年に設置されたものです。

反射炉で実際に使われた煉瓦があるかも⁈

模型では、那珂湊反射炉で実際に使われた焼煉瓦が再利用されています。

煉瓦焼成窯(復元)

反射炉のそばには、反射炉建設に必要な耐火煉瓦を製造するための登り窯も復元されています。
幾多の困難を克服し、約1200度〜1600度の高温にも耐えられる煉瓦を製造することができました。

【おまけ】

ココにも「反射炉」が…

帰りに立ち寄ったのは稲葉屋さん。

お店は、明治20年に建てられたもの。
「反射炉のてっぽう玉」というアメ玉が有名なお菓子屋さん。
"てっぽう玉"とは、大砲の玉?

店内には、古いお菓子の型やレトロな道具などが展示されています。

タバコを販売していた頃の名残り…
購入した「反射炉のてっぽう玉」
昔ながらの製法で作られた手造りのアメ玉
商品は、反射炉のスタンプの押された紙袋に入れてくれます。


「那珂湊反射炉」いかがでしたか?
2日間に渡って「那珂湊反射炉」ざんまいです。
茨城県立歴史館の特別展と実際の「那珂湊反射炉」、どちらを先に見た方がよいのか⁈
それは、ニワトリとタマゴみたいなもので、どちらでも楽しめると思いますよ。

ひたちなか海浜鉄道や那珂湊のまちのレトロな雰囲気もとても良かったです。
是非、訪れてみてください。

この記事が参加している募集

一度は行きたいあの場所

この街がすき

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?