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折り紙で知らない間におうちモンテ・就学前に身につけたい基礎・基本

ハーイ!みてみんです。

私の息子は折り紙が大好きです。
保育園の卒園式では将来の夢を「折り紙博士」と発表し、
小2になった今でも、その夢は変わらないようです。

そもそも、私が保育園児の頃
折り紙が大好きだったので
息子にも好きになってもらいたいという思いで
2歳ごろから折り紙を与えてきました。

当時は知らなかったのですが、
後々、モンテッソーリ教育の本を読むようになってから
「折る」という活動はモンテッソーリ教育で核となる
「指先を動かすこと」であり、
その結果、脳を刺激して、思考力、集中力を鍛えることに
繋がっていくということを知り
ますます折り紙を親子で楽しんでいくことになります。

今回はそんな折り紙のオススメポイントと
息子の成長とともに増やしていった
オススメの折り紙の本を紹介します!

就学前に身につけてほしい基礎・基本

私は息子をモンテッソーリ教育の幼稚園に
通わせていたこともあり
日本のモンテッソーリ教育の第一人者である
相良敦子さんの著書を多く読んできました。

そんな中で
これってモンテッソーリ教育(以下、モンテ)だったんだ!
と私が自分の幼児期を振り返って思い当たりまくり、
感動したことの一つが折り紙でした。

私自身、保育園で折り紙が大好きで
年長の頃、毎日のように飽きもせず
折り紙ばかり折っていた時期がありました。
一番折っていたのはパンダです。
折り方を覚えて何個も作っていました。

丁寧に折れば折るほど、
本にあるお手本のように仕上がって
それができると嬉しくてまた折る。
もっと綺麗に折りたい!
指先で折り紙をミリ単位で微調節していく
ズレないように抑えながら
そっと折り目をつけていく。
ぴったり重なって新しい形ができていく。
その繰り返しが面白かったんです。

この行動はモンテでいう「集中現象」で
私の折る「敏感期」だったんでしょう。

集中現象や、敏感期をうまく親がキャッチして
子供をサポートしてあげることができれば
子供は自分自身で試行錯誤しながら学んでいき
ぐーんと成長します。

以下は、相良さんの代表作である
「お母さんの敏感期」の中で
相良さんが小学校の先生に聞いた
入学前に身につけて欲しいこと
として紹介されていた一節です。

就学前に身につけるべき「基礎・基本」が確かにある。
それは「折る」「切る」「貼る」「縫う」なのです。
この4つのことは手先や指の筋肉運動の調節がなされ、
決定的に構成され、
定着する4歳前後に十分に訓練することが大切です。

相良敦子 作「お母さんの敏感期」

本の中には「敏感期」「集中現象」などについても
詳しく書かれているのでぜひ読んでみてください!

敏感期

4歳前後というのはポイントだと思います!
というのも息子は小学2年生ですが
すでに息子の身近では
クラスの子どもたちと自分とを比べて
自分はこれが得意だ!これができない・・
と自信をつけている子
自信をなくしている子
自分の立ち位置を決めてしまっているような子が
少しずついるように見えます。

私目線で見ると
低学年の頃であれば
まだまだ本人の努力によって
いかようにも不得意を得意に
変えていけると思うのですが
もう気持ちで苦手意識を持っている子もいる
ということです。

ですからこの敏感期を逃さずに
サポートしてあげて欲しいと思います。

折り紙遊び

折り紙遊びに代表される「折る」という動作は
例え子供がモンテ園に通っていなくても
保育園、幼稚園、家庭でも
よく行われている保育活動なので
取り組みやすくもあり、本当にオススメです。

モンテの要である
「指先を鍛えること」は
脳を刺激し、集中力を高め、思考力を高めるので
それが良く出来ている子は、
指先も手首もしっかりしていて
鉛筆もよく握って書ける(運筆)
これが前述の就学前に身につけて欲しい基礎・基本
に繋がってきます。

本にも出てきますが、
鉛筆がうまく握れない子、
線があっちこっち、ぐにゃぐにゃ。
思うように書けない子、
「字を書く」こと以前の問題で
入学してからつまづく子が結構いるよ。
ということなんだそう。
しっかり指先を動かしていきましょう!

ここからは私が息子と取り組んできた折り紙について。
2歳ごろから折り紙を始めて、
最初に購入した本はこちらでした。

くぼた式 脳をきたえる おりがみマラソン100

監修:久保田競

折り紙を始めたばかりのお子さんにオススメです。
少ない手順で完成するものが多く、
100種類と掲載量が多いのも嬉しい。

「脳をきたえる」だけあって、
折るだけではない折り紙遊びも紹介されていて
参考になりますよ。

息子は、表紙にあるライオンを作るのが大好きで
顔を書いて、足の形をハサミで切ってを
何度も繰り返しました。

※「脳をきたえる」が代名詞の久保田式は
私が最初にハマった教育法です。
気になる方はぜひ
脳科学おばあちゃん 久保田カヨ子さん
をチェックしてみてくださいね。

息子の折り紙が上達してからお世話になったのはこちら。

親子で一緒につくろう!男の子のおりがみ

人気の本なのか、書店などでも置いているのをよく見かけます。
続編のデラックスもあります。


親子でいっしょにつくろう!女の子のおりがみ


もちろん「女の子の折り紙」もありますよ!


少し成長すると、やはり作りたいものに男女差が出てきます。
息子は、恐竜、乗り物、虫を作るのが大好きでした。
女子は着せ替えなどができるのが人気のようです。

折り紙をたくさん作って慣れてくると
飽きてくることもあるかもしれませんが
そんな時にまた折り紙に戻ってきてくれるのがこちら!

ヘンテコおりがみ


作:笹川勇


折り紙で仕掛けが作れると
折った後も遊べるので楽しいみたいです!
見た目の「ヘンテコ」な面白さも
男の子の心を掴むのでしょうか?
息子はたいそう気に入っていました。

いよいよ折り紙に慣れてくると、
もう少し凝ったものが作りたくなります。
次に挑戦したのはこちら。

恐竜と古生物の折り紙
太古に暮らした生き物たちの造形美を紙で表現

作:川畑文昭

もう大人レベルです。
流石に息子だけの力では折れないものの方が多くて、
私に「折ってー!」と頼んでくるのですが
1つ作るのに1時間とかかかってしまうので
結構しんどい・・・
こちらの本は出番が少なくなってしまいました。

ただこちらの本で、
細かいディテールの出し方を学べたので
今も技法がオリジナル作品に生きてます。

次に購入した本はこちら。

ORIROBO(オリロボ)

作:フチモトムネジ

これは年長児の頃に購入してどハマりしました。
本当に何個も折りました。
基本の型があって、胴体を作る途中までは一緒です。
そこからバリエーションを変えて
手足を折りこんでいくのですが、

基本形から変形させていく」

という技を学べたのも良かったと思います。
このおかげで息子は本にないオリジナル作品を
次々と生み出していくことになります。

手順が多い折り紙を折る時は大きい折り紙

おりロボは折り目を重ねていくので
とても分厚くなっていきます。
一般的な15cm折り紙では折りにくいです。
我が家は本の中でも紹介されている
24cm折り紙を常備しています。

両面に違う色がついているので、
折りあがった時にロボットがカッコよく仕上がるのもいい!

完成したオリロボを保育園に持っていったら
お友達にも大人気で
さらに息子の折り紙ブームに火をつけていました。
いっしょに楽しめるお友達がいると
よりハマりますね。

他にも100円ショップで購入できる
折りかたの本もいくつか持っていますし、
100円ショップの折り紙ケースを愛用しています!

一番最初に紹介したモンテの第一人者相良さんの著書は
Kindle unlimitedで無料で読むことができます。
電子書籍で読める折り紙の本もたくさんあります。
初回30日間無料なのでぜひ読んでみてください。

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