みっちゃん

大切にしていることは『続ける』こと。日常の出来事から得た学びを書き綴ります。読んでいた…

みっちゃん

大切にしていることは『続ける』こと。日常の出来事から得た学びを書き綴ります。読んでいただけると幸いです。反応があるからやるわけではないけど、反応があるとやる気になります。よろしくお願いいたします。

最近の記事

変わらないモノの中に見る新たな価値 Vol.81

海岸沿いの国道を走り続けると、無骨で荒々しい岩肌を携え雄大な景色が広がってくる。 「あぁ、ようやく着いた」 風はなく海は穏やか。 山を取り巻く環境は変わっても、山自体は変わらずに私を出迎えてくれる。 『ある一生』ローベルト・ゼーターラー著      浅井晶子訳 アルプスの山とともに生きた、名もなき男の生涯。 決して恵まれた環境ではなく、義父に育てられた。自然の脅威に晒され、大戦を経験し、経済の発展に伴い変わりゆく街並み。 時代が加速度的に変わるなか、主人公「エッガー

    • 「いい思い出」も「悪い思い出」も今の私をつくってくれている Vol.80

      自分の力で歩くのか 二人三脚で歩くのか 人を引っ張って歩くのか 背中を押されて歩くのか 家族 恋人 親友 戦友 友達 仲間 人は「ひとり」では生きていけないけど 決断は自分「ひとり」でしないといけない 決断を人にしてもらう そう決断するのも自分 思い、悩み、迷い、人に相談する。 ただ、相談相手は答えに責任を持ってはくれない。 やっぱり決めるのは自分自身 人は変わる 心も変わる 考え方も変わる 環境も変わる 世相も変わる 時代も変わる 容姿も変わる 歳も

      • 誰かに親切にしなきゃ、人生は長くて退屈なものですよ Vol.79

        「アイツはクズですね」 去年入社した彼がつぶやいた。 A先輩は彼の傘を盗った。 しかも彼の目の前で。よくあるビニール傘。 後輩である彼はそれは自分のだと主張した。 「似ていたから取り違えた」 ともっともらしいウソをつくわけではなく 「奥に置いていたから使ってないものだと」 ボロボロの傘ではない。みんなが使う傘立て。後輩の傘である可能性も十分に考えられたはず。 もともとの人の性根は「善」なのか? もともとの人の性根は「悪」なのか? 「水車小屋のネネ」(津村 記久

        • 器用な彼。何の取り柄もない僕。そんな僕に舞い降りた奇跡。 Vol.78

          「器用だね」 「何でもできるね」 彼は多くの人からそう言われる。 学校の成績は中の上ぐらい。 サッカー部ではレギュラー。ポジションはフォワード。ここぞという時でもあわてず点を取れる。たまにはミスをするけど。 絵を描けば学校の目立つところに、時々貼り出されるぐらいに上手い。 目立つキャラじゃないけど、友だちと楽しそうにしている。基本は笑顔。 同性にも異性にもまあまあに好かれる。 彼に対して「アイツ嫌い」っていう人 見たことない。 傍から見ていてうらやましい。 何

        変わらないモノの中に見る新たな価値 Vol.81

          勉強する意味って? Vol.77

          中学受験 高校進学 大学入試 「何のために勉強するの?」 この問いにあなたはどう答えますか? 『むこう岸』 安田 夏菜(著) その問いを考えさせられる作品でした。 2人の主人公 ひとりは 努力の末に超難関名門中学校に入学する少年 もうひとりは 父を亡くし、母は病を患ってい、保育園に通う妹の世話をし、生活保護を受けながら一家を支える中学3年生の少女。 出会うはずのないエリート男子と底辺女子の人生が交錯する 生活保護を不正受給する人がいる一方、生活保護を受けられない本

          勉強する意味って? Vol.77

          「チンさむロード」が私を救ってくれた… Vol.76

          学校、仕事、家庭生活… いいこともあれば悪いこともある。 いや、悪いことの方が先に思い浮かぶ。 この宿題が終わったらチョコ食べてやる… 会議資料を作ったらビール飲んでやる… 自分へのご褒美でなんとか自分を奮い立たせる。 あなたにはそんなご褒美がありますか? 車で坂道くだるとき 浮き上がるような感覚… そんな経験ありませんか? 原因は この車が浮き上がるような坂道を通称 チンさむロード と言います。 「股間がフワッと浮き上がる感覚」 から名付けられたそうで

          「チンさむロード」が私を救ってくれた… Vol.76

          自分を役立たずだと思っていませんか? Vol.75

          人並みに仕事ができない。 あなたはそう悩んでいませんか? 人と比べられてツライ。 そう感じていませんか? むなしい。悲しい。報われない。 この気持ちをどうすれば… でも大丈夫。 しょせん仕事です。たかが仕事。 今の仕事だけが仕事ではないのです。 むいている。むいていない。はある。 世界は広い。仕事なんて星の数ほどある。 あなたも私もしらないだけ。 技術の進歩で 「あの仕事がなくなる」とか「この仕事もいずれなくなる」と耳にします。 そりゃ、なくなる仕事もあるでしょ

          自分を役立たずだと思っていませんか? Vol.75

          JKのパパはツライ Vol.74

          「期待していることを言わないからだよ」 妻からそう言われた。 娘であるJKの彼女は日々のほとんどが不機嫌だ。(私の前だけ?) 電車通学の彼女を最寄り駅まで妻が朝晩送り迎えをする。朝は6時に家を出る必要がある。 妻が辛そうな時には私が送迎する(私は運転が下手)。その時に大抵娘は後部座席へ。 タクシーと同じ扱い。彼女はお客さんだ。 だが、ここ数回は珍しく助手席だった。 でもでも、昨日は後部座席。駅についても 「ありがとう」と感謝のひと言もない。 私は男2人兄弟で育った。

          JKのパパはツライ Vol.74

          短命と言われる力士。土俵に生きる命懸けの戦い。そこには誇りと覚悟の歴史があった。 Vol.73

          大相撲5月場所も中日を終えた。 日本相撲協会のホームページを見てみると『完売御礼』の文字。相撲のテレビ中継を見なくなって久しいが今もなお人気があるんだなと感じる。 先日、元力士の曙 太郎さんが亡くなった。54歳の若さだった。若乃花関、貴乃花関と並び平成の相撲ブームを大いに盛り上げた。 曙さん(以下敬称略)の全盛期は約30年前。 1993年頃。もちろんスマホなんてなく娯楽の少ない時代だったので、折りに触れ相撲を見ていた。 初の外国人横綱の曙は憎らしいぐらいに強かった。上背も

          短命と言われる力士。土俵に生きる命懸けの戦い。そこには誇りと覚悟の歴史があった。 Vol.73

          慙愧の念、後悔先に立たず、口は災いのもと 説明不足からドン引きされた話 Vol.72

          「前髪切った?」 「えっ!?なんで分かるの?」 そんな会話が時おり繰り返される。 妻や娘の髪型はもとより、前髪が少し(5ミリぐらい)短くなった程度では気付く。サロンに行くまでもなく、自分でちょいちょいカットする程度の長さ。 髪を切ったのに彼氏や夫が気づいてくれないと聞く。なぜ気づかないの?男は鈍感? 職場でもそうだ。「あの人、髪型変わったな」とか、後輩のメガネが変わった時も気づく。前に職場のおばさまのネイルが変わっていたので「あっ、綺麗な色ですね」とつい。若い男子社員が

          慙愧の念、後悔先に立たず、口は災いのもと 説明不足からドン引きされた話 Vol.72

          「サードプレイス」〜リアルよりも心の拠り所 Vol.71

          奥深い味。優しい…?探求心をくすぐる。 一口含んでみる。心が温かな抱擁に包まれる。喧騒から解放され芳醇な感覚が広がる。 香りはノスタルジックな思い出を経て、未来へと導いてくれる道しるべのよう。 そう、一杯のコーヒーがもたらす穏やかな余韻…。 〜ChatGPTさんありがとうございます 私はカフェにほぼいかない。 嫌いではないんですけど。 なぜか? 貧乏だから…いや、貧乏性だから。 どうしてもコーヒー1杯に500円ほどのお金を払う気になれない。そもそもコーヒーの味がよく分か

          「サードプレイス」〜リアルよりも心の拠り所 Vol.71

          青山剛昌さんに学ぶ『アイデアの作り方』 Vol.70

          NHK 「プロフェッショナル 仕事の流儀」で名探偵コナンの作者「青山剛昌」さんが取り上げられた。 作品の中で扱うトリックを編集者と話し合い、実験を繰り返し試行錯誤をして作品づくりを進めていく。 トリックが決まるとストーリーに落とし込むために1人で思考を深める。 ソファーに仰向けに寝転がり目をつぶる。 時には8時間、9時間と考え続ける。 青山さんような一流のクリエイターがどのようにして作品を作り上げてくのかと思っていた。 何かをしながら考えるのではなくそこにあるのはひたす

          青山剛昌さんに学ぶ『アイデアの作り方』 Vol.70

          超えるべき壁なのか?それとも目標?ライバル?憧れ? Vol.69

          代表取締役をしている兄。分かりやすく言い換えると社長だ。(大きな会社ではないけど)そのうえ社会貢献活動も行っていて、海外への寄付活動やコロナ禍で感染防止対策の物資の寄付もしていた。 さらには保護司までやっている… それに引きかえ私は…わたしは…ワタシハ…… 「北斗の拳」というマンガがある。かつて週刊少年ジャンプで連載されていた。ジャンプ 黄金期を支えた作品の一つ。 舞台は199X年(20世紀末)世界的な核戦争後暴力が全てを支配する世界。 主人公は「ケンシロウ」。一子相伝の

          超えるべき壁なのか?それとも目標?ライバル?憧れ? Vol.69

          「清廉潔白」「聖人君子」ホワイト社会に生きる私たち Vol.68

          「いじめられる方にも問題があるでしょ…」 そんな意見を思い出した。 大谷選手の元通訳、水原一平容疑者が大谷選手の銀行口座から約24億円ものお金を不正に使用した問題。事件の原因に、 「大谷選手は英語を喋れないからだ!」とか 「すべてを人にまかせるな!」という意見があった。 上の記事ではこう表現している。 大谷選手は才能にさらなる磨きをかけるためにトレーニングに集中する。そのため可能な限り、日常のいろいろなことは代わりにしてもらう。または、信頼できる人に任せる。周囲のサ

          「清廉潔白」「聖人君子」ホワイト社会に生きる私たち Vol.68

          情熱が人を動かし、人を情熱が動かす Vol.67

          「ジャズ好きなの?」 『はいジャズ好きです!!』 『こいつカッコいいな』 「まだ話の途中なんだわ」 「俺は見てみたい」 「思ってたより悪くなかった」 「やらされてんじゃねえ」 「俺がやるんだよ」 『月まで行こうと行ってくれた』 「ぶちかませ」 「これをやらなきゃ一生後悔する」 「分かったよ バーカ」 映画「BLUE GIANT」をようやく見た。映画館で見ればよかった。かっこいい。 一生懸命でひたむきな彼らの姿は、私のこころをドスドスとえぐるように刺激する。

          情熱が人を動かし、人を情熱が動かす Vol.67

          FP2級所持者(私)が考える〜シリーズ②「超一流」VS「ど素人」 この世に存在する恐ろしい世界。個人投資家勉強会に参加してとんでもない世界だと気づいた…私の出した結論は… Vol.66

          あなたはピッチャー。打席にはメジャーリーグの大谷翔平選手が待ち構えている。 1打席勝負。勝つ自信はありますか? え?野球はしたことがない?スポーツは苦手?なるほど。では、 将棋の藤井聡太棋士との対戦ではいかがでしょう? 何を馬鹿なとお思いでしょう。業界のプロと対戦して勝てるわけがありません。それも超一流。なによりもプロと私たち素人が同じ土俵で戦うことなんてまずない。 しかし、ある分野においては現実に存在する。「超一流」と「ど素人」が同じ土俵に上がる世界が!そんなことが許さ

          FP2級所持者(私)が考える〜シリーズ②「超一流」VS「ど素人」 この世に存在する恐ろしい世界。個人投資家勉強会に参加してとんでもない世界だと気づいた…私の出した結論は… Vol.66