甘すぎない、大人の梅酒を仕込みたい
週末は愛菜家。 vol.36
梅酒の爽やかなフレーバーが好きなのですが、市販のものはけっこう甘くて飲みづらいと感じてしまうこともあります。
そこで今回は、地元で採れた梅で“甘すぎない大人の梅酒”の仕込みにチャレンジしてみました✨
東海地方に点在する梅の産地
梅を仕込んだのは昨年の6月。実家のある新城(鳳来)の道の駅でおいしそうな梅を見つけ、購入しました。
和歌山のイメージが強い梅ですが、お隣の三重・尾鷲も大産地。また、岐阜の大津谷や愛知の新城(鳳来)など、東海地方の各所に梅の産地があります。
梅の収穫時期は6月~7月ごろ。この時期に産直市場やスーパーで梅を買って仕込んでおけば、おいしい「手前梅酒」が楽しめますよ♪
梅酒の仕込みは意外と簡単!?
買ってきた梅酒をさっと洗って、竹串などをつかって“へた”を取り除きます。
へたを取ったらザルに空け、水を切っておきます。
梅酒を仕込むために準備したアイテムは以下の3つ
・3Lの密閉瓶
・氷砂糖
・果実酒用のブランデー
梅酒はホワイトリカーで漬ける方が多いと思いますが、ブランデーで漬けると独特の風味がマッチして大人なフレーバーに仕上がります♪
梅は水をよく切って、密閉瓶はあらかじめ消毒しておきます。
消毒方法は熱湯やアルコール、レンジでチンなど。雑菌をしっかり殺して、安全に仕込みます。
梅と氷砂糖を交互に入れていきます。
この時に氷砂糖を少なめにすれば、甘すぎない梅酒になる・・・はず
いい感じに梅と氷砂糖が入りました!
ここにブランデーを注いでいきますね。
ブランデーの琥珀色がめっちゃキレイ✨
梅も氷砂糖も目分量でしたが、1.8リットルのブランデーを注いだらちょうど3Lの瓶スレスレになりました。
この状態でしっかり栓をして、直射日光の入らない場所に保管しておきます。
いよいよ、手前梅酒を開封します!
3ヶ月ほど漬けておくと、氷砂糖が溶けて梅酒が完成!
漬ける期間も人それぞれ、5年10年単位で漬ける方もいるようです。
できあがった梅酒でカンパイ✨
狙ったとおり、ブランデーの風味が生きて、甘すぎない梅酒になりました♪
そのままロックでいただいてもおいしいですし、炭酸水で割っても◎
できあがった梅酒を煮詰めてアルコールを飛ばせば、おしゃれな梅ジュースとしても楽しめます。お料理に使ってもアレンジの幅が広がりそうですね。
甘さや風味、漬かり具合をコントロールできる手前梅酒、6月の今が仕込みのちょうどいいタイミングです。ぜひスーパーや道の駅などで地元産の梅を探してみてください!