見出し画像

【弁別拡散型】新ライター・らららの自己紹介!

はじめに

こんにちは!これから「弁別拡散型」のnote連載に加わります、東大1年の「ららら」です!これからよろしくお願いします。

簡単に自己紹介をしておくと、私は小学校6年生から中学3年生までの約4年間、親の仕事の関係で海外に住んでいました。しかし、住んでいたのは英語圏でもなく、学校も日本人学校だったので、帰国子女と言えるほどバリバリ英語に触れていたわけでもないです。ただ、受験という面を考えると、やはりこの経験は大きなアドバンテージになっていたと思います。

高校は日本のいわゆる進学校に入学しました。授業の内容も濃く、周りにたくさんの仲間もいたので、東京大学を目指す上ではすごく恵まれた環境だったと思います。また、高校が実家から遠かったので学校の寮に住んでおり、これによって24時間友人たちと切磋琢磨できる環境だったのも大きな助けとなりました。

私と同じ境遇の人は限りなく少ないはずですが、塾にも通わず、完全に授業と自習のみで大学合格を果たしたいという方には参考になるかと思います。

私の勉強における考え方・習慣〜勉強は「授業でなんとかなる!」〜

私の勉強に対する哲学は、「授業でなんとかなる」です。高校までの勉強は、基本的に授業をしっかり聞いていればなんとかなります。

授業中わからないところがあれば、授業後に先生に聞くなり、得意な友達に尋ねるなり、自分で調べるなりして、その日のうちに完璧にしてしまいましょう。

私の場合、2次試験レベルの問題についてはさすがに参考書などで補強したものの、基本的には授業さえ聞いていれば共通テストレベルの問題はスイスイ解けるようになりました。

勉強習慣についても、私の場合はいわゆる「自習」をほとんどしていません。上記の通り、授業を受けていればある程度できていたので、一日に1、2時間程度の勉強を高校3年間続けていました。一日に何時間も勉強する人もいますが、個人的にはそこまでの量は必要なかったです。

そもそも長時間勉強するというのが向いていなかったのかもしれません。短時間で合理的に結果を出すという意味で、授業に集中するというのはタイプにもあっていたのだと思います。

全教科に共通しておすすめする勉強法は、

「授業をしっかり聞いて理解する→その日の夜に本当にできているかを確認・復習」

というものです。

授業を聞いたら、その日のうちに完璧にしようということは最初にお伝えしました。そのためにオススメなのが、「1日の終りに復習タイムを設ける」ということです。

この復習タイムで「授業内容について自信を持って理解できたな」といえれば問題ありません。逆に、「ここは自信がないな」と思ったら、教科書やノートを見返しつつ、何がわからないかを見定めておきましょう。

基本的にはこれを繰り返しつつ、ときおり問題集などを解いて復習して行ったことで、僕の場合は自然と学習を進めることができました。

もしそれでも「できない」となった場合は、納得するまで教科書を読み直すなり、先生に聞くなりして、しっかり理解しなおしてみてください。

たまに、全部力ずくで暗記してねじふせる、というタイプの人がいますが、個人的にこれは合理的でないと思うのでおすすめできません。

もちろん科目にもよっては暗記が有効なこともありますし、基本的な知識は最低限覚えておくことが必要ですが、あとはそこから自分なりに納得の行く論理的な説明を組み立ててみてください。その方が、弁別拡散型の特性も活かせるはずです。

作戦を立てる〜自分の得意・不得意を意識して努力しよう!〜

受験においては、自分の得意不得意に合わせて作戦を立てるのがすごく重要です。医学部を目指している人以外は、まんべんなく高得点を取る必要はありません。総合得点を必要なだけ確保するためにも、しっかりと作戦を立てましょう。

私の場合は、

得意(得点がすごく取れる)      :英語、古典
まぁできる(平均少し上くらいは取れる):物理、化学
普通(まじで平均くらいしか取れない) :数学、地理
不得意(ありえないくらい得点ない)  :現代文

という状態だったので、東大の2次試験では、

英語90/120点
数学50/80点
物理40/60点
化学30/60点
国語40/80点
共通テスト100/110点(※東大は900点満点の共通テストを110点満点に圧縮して換算する)
→合計350点

を目安に勉強しました。全く意識していませんでしたが、これも私のタイプにぴったりの勉強法だったようです。

みなさんも、どこでどれくらい点を稼ぐのが自分にとって良いか?ということを考えぬいて、目的に対して最適な努力ができるようにしましょう。

各科目の勉強法

最後に、私がやっていた科目ごとの勉強法について紹介していきます。

現代文

あまり勉強していません。入試でも得点を期待していない科目なので、現代文は授業が全てでした。

古典

僕の場合は、なぜか初めからそこそこ得意でした。基本的には、苦手な人も含め、必要な単語を暗記しつつ、プラスで文法を学んだらある程度は読めるようになるはずです。問題演習の際は、「なんとなくこんな意味だろう」で初めに要旨をつかんでから細かいところを読むと読みやすいと思います。

ここから先は

2,072字

逆転合格を勝ち取った『リアルドラゴン桜』な東大生の具体的な学び方・勉強法を発信します。

実際の東大生の中にも、ドラゴン桜のように、様々な工夫・出会いを経て、東大合格を勝ち取った『リアルドラゴン桜』な東大生たちがいる。 そんな…

【初月無料!】弁別拡散型の東大生が実践しているコラムを掲載!また読者の皆様から頂いたお悩みをもとに、現役東大生がコラム形式で定期的にお答えします!

【初月無料!】弁別拡散型の東大生による弁別拡散型のための『学び型』マガジン!弁別拡散型の現役東大生が実践しているスケジュール術や勉強法だけ…

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?