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とことん落ち込みたいときに聴きたいMr.Childrenの曲

こんにちは。こんばんは。

今回はとことん落ち込みたいときに聴きたい5曲を紹介します。


落ち込んだときは気の済むまで落ち込む


自分が今そういう気持ちのために、この記事はかなり私情が入っていることをお許しください。


日々生活しているといろんなことがありますよね。

仕事で大きな失敗をした
取引先とうまくいかなくて上司に怒られた
仲の良かった学校の友達が急に連絡が取れなくなった
親友にひどいことを言われて傷ついた
恋人にフラれた
親に怒られた
奥さん、旦那さんと喧嘩した
大きな試合でミスをしてしまった


生きていて様々な失敗、別れ、悲しいことはたくさんあります。そうした出来事に直面したときに自分はどうやって次の日を迎えていたのか。。

元気になるために明るい曲を聴く→✕
カラオケで歌って発散する→✕
好きなお笑いを見て笑う→✕
「落ち込んだときに~」という本を読む→✕
好きなお酒を飲む→✕
好きな食べ物をたくさん食べる→✕
友達に話す→✕

全部✕でした(笑)

これはその人の性格の問題でもあって、ここに書いていることで悩みや悲しいことが頭から消えた、気分が晴れた、ストレス解消できたという方ももちろんいると思います。

でも、本当に悲しいことや辛いことをプラスの力に変えるためには、とことんその悲しみや辛さと一度はちゃんと向き合うことが大切だと思っています。

楽しいこと、明るいことで上から蓋をしても、どこかでその悲しみや辛いこと、苦しいことはずっと心の中や頭の中にマイナスの感情として残っていて、よりズルズルと考え込んでしまう。。
そして、いつか爆発してしまうこともあります。

自分の場合はそんなことが多いです。


もちろん忘れたくない、忘れるべきではない悲しみや苦しみもあります。そうしたときにどう向き合えばいいのか。

それが、
落ち込んだときは気の済むまでとことん落ち込む
ということになります。


前回紹介したこちらの記事のときは明るめの曲も入っていました↓↓↓

ただ、5分の3は突き抜けて明るくない曲調のものでしたね。Mr.Childrenの曲自体明るい曲が少ないというわけではないのですが、自分が元気になりたいときに元気な曲を聴いてもやっぱり明るい気持ちになれないんですよね。(複雑ですよね。。)


なので、今回はとても落ち込む曲であったり、
前回の裏バージョンを紹介します。

(僕はこっちが表かもしれません笑)


前置きが長くなってしまいました。それではいきましょう!



1曲目『空風の帰り道』

2002年に発売された『HERO』という曲のB面になります。ライブでも数回しか披露されたことのない隠れた名曲でもあります。

「自分の今に感謝を」「悔やんでも嘆いても時間は過ぎる」本当に疲れ切った1日の終わりに聴きたい曲です。

「さよなら」は悲しい響きだけど
君とならば愛の言葉

悔やんでも 嘆いてても
時間は過ぎてしまうから
花や草木に習い僕ら
黙って手を振ろう



2曲目『しるし』

2006年に発売されたシングルです。『14才の母』というドラマの主題歌でもあります。恋愛中の二人を描いたラブソングにも聞こえますが、ここでは失恋ソングとして捉えます。(歌詞を追いかけるとラブソングにも失恋の曲にも取れますが、これは桜井さんが両方の意味にも取れるように作詞したらいしいです。すごい。。)

発売当時から僕はかなり何度も聴いていたので耳が慣れてしまっていましたが、改めて聴くとやはり名曲だなと思います。これは最後の部分の歌詞になります。両方の意味にも取れますし、恋愛というよりも愛情にも感じられます。

ダーリンダーリン
いろんな角度から君を見てきた
共に生きれない日が来たって
どうせ愛してしまうと思うんだ
ダーリンダーリン Oh My darling
狂おしく鮮明に僕の記憶を埋めつくす



3曲目『花の匂い』

この曲は2008年に配信限定シングルとして発売された曲です。中居正広さん主演の『私は貝になりたい』の主題歌にもなっています。この映画、そしてこのMVを観る限り「戦争」をテーマにした楽曲になっていますMr.Childrenの曲の中でもそうしたテーマの曲はいくつかありますが、ここでは大切な人との別れを表していて、いつか来る本当のお別れ、その人にしかその悲しみは分かりませんが、僕はこの曲を聴いただけで泣いてしまいます。

“本当のさよなら”をしても
温かい呼吸が私には聞こえてる
別の姿で 同じ愛眼差しで
あなたはきっとまた会いに来てくれる



4曲目『シーラカンス』

この曲は1996年に発売された『深海』に収録されている曲です。Mr.Childrenの曲の中でこのアルバムは全体的に暗いイメージがあります。当時大ヒットを飛ばしていたMr.Childrenですが特に当時の桜井さんの苦悩や葛藤が形にされたアルバムでもあるとされています。今とは全く違う荒っぽいサウンドで歌詞も焦燥感、虚無感のある感じです。静かな雰囲気から曲中盤で急にロックになる部分やシャウトになる歌い方はその当時のMr.Childrenの様子を表しているようです。

ある人は言う 君は滅びたのだと
ある人は言う 根拠もなく生きてると
とは言え君が この現代に渦巻く
メガやビットの海を泳いでいたとしてもだ
それがなんだって言うのか
何の意味も 何の価値もないさ




5曲目『Image』

この曲は1999年に発売されたアルバム『DISCOVERY』に収録されている曲です。

アルバムでこの『Image』の前が『終わりなき旅』になっています。終わりなき旅の続編としてこの曲を最後に持ってきているのも感慨深いものがあります。Cメロの部分に次の歌詞が出てきます。

飛び込み台の上 僕等は否応無く
背中を押され落ちてくんだ
溺れそうな魂 水しぶきをあげて
息絶え絶え水面をかく
けれど

必死でもがいていている姿が浮かんできます。ただ、この曲は落ち込むだけではなくて、次の最後の一節にとても救われます。かなりジンとくるのでぜひフルで聴いてほしい曲で、いろいろと思いを馳せながらしっとりと聴けます。

楽しく生きてゆくImageを
膨らまして暮らそうよ
この目に写る 全てのことを 抱きしめながら


まとめ

5曲を紹介しました。

『シーラカンス』の紹介のときも述べたようにそうした暗く、悲しい感情になったときには『深海』そして、『BORERO』というアルバムにそういう曲が多いです。

ただ、Mr.Childrenの歴史とともに桜井さんの歌い方や曲の感じは、その時代でしか出せないものだと思います。曲の幅の広さを感じるとともに、Mr.Childrenというバンドがどんな苦しみや悲しみを乗り越え、今も存在しているのか。自分の苦しさや悲しみがどうでもなくなるほどにミスチルの凄みを勝手に感じてしまっていますが、本当に曲の幅が広いなと思います。

おそらく『深海』というダークなアルバムは2020年以降発売しないと思います。単純な「ラブソング」「失恋ソング」「別れの曲」だけにならず、複雑な感情を描いた楽曲の数々は時には広くみんなに響く普遍的な歌でもあり、時には自分のために歌われてるんじゃないかと勘違いする心に刺さります。

ぜひ、これらの曲が作られた背景なども調べながら聴いてみてください。



ここまで読んでいただきありがとうございました。


それではまた!




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