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手放すことで得られる真の幸せ。サレンダーと歎異抄。

すべてを委ねる瞬間、真の美しさが開花する
自分を手放したとき、人生が輝き出す
手放す勇気が、あなたをもっと自由にする
信じることで、心の美しさが生まれる


最近、「サレンダー」という言葉が、スピリチュアルやコーチングの世界でしきりと使われている。

日本人にとっては馴染みが薄く、風情を大切にする人には不快感を抱かせることもある。

英文科に進んだくせに、最近の横文字過多の文化が好きじゃない私も、そんな日本人のひとりだ。

しかし、サレンダーの概念自体には深い意味があり、歎異抄の内容と通じるものがあると私は考えている。

サレンダーの真の意味について解説しつつ、いつものごとく、最短で幸せに生きる方法をお伝えしていく。

古くて新しい。「サレンダー」という幸福論

「サレンダー」は、一般的に「降伏」や「委ねる」と訳される。

しかしここでは「自分の力だけではどうにもならないことを受け入れ、信頼して手放す」という意味合いが強い。

「手放し」や「委ねる」という言葉には、日本の風土や心に深く根ざした感覚がある。

これらの言葉は、すべてを自分でコントロールしようとせず、信じる力に委ねることで、心の平安や本当の幸せが訪れることを示しているからだ。

これは、阿弥陀仏にすべてを委ね、他力による救いを信じるという歎異抄の思想と共通している。

歎異抄では、すべての人間は煩悩を抱え、自己の力では完全な解脱や悟りに到達できないとされる。
そのため、阿弥陀仏の力にすべてを委ねることで救われると説かれている。

これを現代の言葉で表現するならば、自分のエゴや執着を手放し、宇宙や大きな存在にすべてを委ねることで、本当の意味での自由と幸せが得られるということだ。

手放す勇気が、あなたをもっと自由にする。願いを叶えるための新しい一歩

願望を叶え、幸せに生きるためには、この「手放し」や「委ねる」という態度が重要だ。

手放すことで、思いもよらない形で幸せが訪れることがある。
それが、「サレンダー」の真の意味だ。

私たちは、自分の力だけで願望を叶えようとする。
多くの人が、自分の力で何とかしようとする。
それが当たり前だと信じてきたから。

「自分ならできるはず」「これだけ努力したのだから」「自分は良い人間なのだから」「報われるはず」と、結果が出て当然だと思うわけだ。

自分の力だけではどうにもならないことがあることを受け入れられない。

時にその執着が苦しみを生む。

そんな時、全てを手放し、信じる力に委ねることで、自然と道が開けることがある。

それは決して諦めることではなく、むしろ新たな可能性を受け入れるための勇気であり、自由を手にするための一歩だ。

真の自由と安心を得るための積極的な行動なのだ。

この考え方は、歎異抄だけでなく、他の宗教的な教えとも深く結びついている。
すべての願望を叶えるためには、時にはその願望さえも手放し、信じる力に委ねる勇気が必要なのだ。

そのことを、はるか昔から、私達人類は知っていたのだろう。

まとめ

「サレンダー」という言葉は、自己の力だけではどうにもならないことを受け入れ、信頼して手放すことを意味する。
日本の風土や心に深く根ざした感覚であり、心の平安や本当の幸せが訪れる鍵でもある。
歎異抄の思想とも共通しており、自分のエゴや執着を手放し、宇宙や大きな存在にすべてを委ねることで、真の自由と幸せを得ることができるとされている。
願望を叶え、幸せに生きるためには、この「手放し」や「委ねる」という態度が重要だ。

何よりも大切なのは、実は
全部をゆるして受け入れることだったりする。

今の自分も
足掻く自分も
変わりたいという強い願いも

何もかも含めて「幸せ」として
受け入れる。

受け入れるは、手放すということと逆にきこえるかもしれないけれど
委ねることにほかならない。

サレンダー。
カチャリと何かがはまるような感覚が訪れる。

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