Hana

「人生を立ち止まり、丁寧に暮らす」を叶えるため、標高 600mの山村と地方都市の二拠点…

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「人生を立ち止まり、丁寧に暮らす」を叶えるため、標高 600mの山村と地方都市の二拠点生活を始めました。英国Brighton/Lewesで影響を受けたサスティナブルな生活や、農家だった祖父母の土地で自然農を楽しむ予定です。祖母・猫との暮らし、山菜採り、国際交流などを綴ります。

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時が経つのは驚く程早く

こんばんは。 最後にここを覗いてから2年近くが経ちました。 幸せなことに今も祖母と猫との田舎暮らし そして二拠点生活が続いています。 いろんなご縁があり、 今は国際関係のお仕事をしています。 これだから私の人生は予測不可能でおもしろい。 今までの経験全てが活かせる場所で、のびのびと過ごしています。 休日には祖母の山に山菜を採りにでかけたり ホワイトラベンダーの苗作りに成功し ラベンダーの株を3倍に増やしたり 体のメンテナンスへ出かけ 穏やかな日々です。 夏には海外

    • みのり

      GWが終わり、すっかり蒸し暑くなりましたね。 沿岸部の週末ハウスでは、ツタンカーメンお豆はそろそろ終わりの季節。 ホワイトワイルドストロベリーは収穫の最盛期。 季節がひと月ほどゆっくりな山では、 種から植えた枝豆がそろそろ畑に植えてよー!と茂ってきました。 この他にも、アイコトマト、キューカメロン、カラフル茄子、ブラックコーンの芽が出ています。 芽は絶対に出ない!といったみーさん(祖母)全敗。 雨が多かった今週 それでもやっと畑の1/6を自然農(畝の上に草をか

      • みーさん・・・芽が出ましたよ!

        前回から2週間も経ちました。 実はみーさんが入院し、大ショック。 入院の5日前に変化を感じて病院に一緒に行っていたのに… 病状を説明してくれたベテランのお医者さんはとても丁寧で 「介護は大変でしょう?」 と私のことも心配をしてくれました。 心をあったかくしてくれる素晴らしい先生。 家では愛猫が、みーさんのお部屋に行っては鳴いています。 いつもはみーさんに文句を言われながらする庭仕事も、静寂 野生動物に毎日掘り返されても綺麗に咲いてくれる花に感謝 そして、枝

        • パーマカルチャー:始動

          祖母みーさん宅に今年もツバメがやってきた! そしてついにこの春、見渡す限り山、みーさんの畑で パーマカルチャー・自然農の実験開始! きっかけは四人家族の1年間で、出たゴミは空瓶一つ分だけで生活した ゼロ・ウェイスト・ホームという書籍や イギリスやチェコで出会った環境活動家からの教え そしてハーブを育て5年が経ち、土の豊かさが環境からだと理解できたこと 一度人生を立ち止まって大切なものを見つめ直したり パーマカルチャーについて学んでみたい!と思った すると、イ

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          6本

        記事

          山降りweekend: 国際交流w/ my cat

          平日を山奥でみーさんと過ごした私。 週末はみーさんの息子にバトンタッチして山を降り おしゃれな焙煎コーヒーカフェで待ち合わせ ブランチで癒される。 ハーブの苗をわけわけするお話をしたり、 担任した子どもたちに英語のお話を読むワークショップが決まった! これは私が保育士の母から1歳児の時に読んでもらっていた本 (もちろん日本語で) 初めて英語の本を聴くピカピカの一年生にはこれがいいのか それとも 豚さんの絵本以外はこれまた私が2歳児の時に母から読んでもらって

          山降りweekend: 国際交流w/ my cat

          丁寧に暮らす:食べる

          祖母みーさんの家は、標高600m地点 人よりも、サルの数が多い山の中にある。 山には、わさびの生える沢 蕗やゼンマイ、ワラビが出る斜面 竹林 かつて牛を放牧していた山 牛の餌のとうもろこし畑 田んぼ 大好きだったおじいちゃんはそれらを遺してくれた。 私は、自然の恵みをいただきに、一人で山へ 「こんな寒けりゃ蛇は出んよ!」 そう励まされ、みーさんの大きめのブーツを履き ずり落ちそうな斜面を登り 鹿のフンが転がる開けた斜面で ゼンマイとワラビを探す

          丁寧に暮らす:食べる

          生き方を学ぶ:チェコ篇

          今日は、懐かしのお話を。 イギリスで働いていた頃の同僚に、チェコ人のVちゃんがいた。 彼女は私のアシスタントマネジャー職を引き継いでくれた働き者。 環境問題に関心があり、北極まで環境調査に行くアーティストである。 ⇧彼女の作品は、これまた、チェコ人の友人がプラハで開くカフェで飾られている。 地球がテーマになることが多い。 彼女は私に、イギリスは豊かな国だ、とチェコとの違いをたくさん教えてくれた。 当時私はイギリスのトイレが冷たかったことや、 リサイクルショップ

          生き方を学ぶ:チェコ篇

          みーさんと私と国際交流

          私の祖母みーさんはこの4月に退院したばかり。 今日もデイサービスに行くため、ピピっと体温チェック。 すると先日細道で私に遭遇し、私の車をバックしてくれたデイのスタッフさんが笑いながら迎えに来てくれた。 「外国にはピューっと行くのに、バックができんとは情けない」 みーさんはそう言いながら出かけて行った。 海外に行く時運転は必要ないからな、そう思いながら今日も洗濯を干す。 私の海外生活は2年間、イギリス南東部の小さな町Lewes。 当時は地元のカレッジに通いながら、

          みーさんと私と国際交流

          わはは!な女子二人暮らしのはじまり。

          雉の鳴き声で目が覚める朝。澄み切った空気の中で洗濯物を干す幸せ。 そんな生活がこの春から始まった。 標高600mの山村では、80代女子と二人暮らし。 彼女の名前はみーさん。猫ではない。祖母である。 みーさんは人生の全てをこの村で過ごしてきた生粋の村娘。 ビルディングの建設に、木材が一本も使われていない現実を最近知り、カルチャーショックを受けていた。 一方私は、ワーホリや転勤、進学でここ15年引っ越しだらけである。 そんな二人が一緒に住むとなると、こちらもカルチャ

          わはは!な女子二人暮らしのはじまり。