みーさんと私と国際交流
私の祖母みーさんはこの4月に退院したばかり。
今日もデイサービスに行くため、ピピっと体温チェック。
すると先日細道で私に遭遇し、私の車をバックしてくれたデイのスタッフさんが笑いながら迎えに来てくれた。
「外国にはピューっと行くのに、バックができんとは情けない」
みーさんはそう言いながら出かけて行った。
海外に行く時運転は必要ないからな、そう思いながら今日も洗濯を干す。
私の海外生活は2年間、イギリス南東部の小さな町Lewes。
当時は地元のカレッジに通いながら、
⇩ミニデパートとカフェをしているオーガニックなお店で働いていた。
(とっても可愛いのでのぞいてみてね!)
⇧お店のスタッフとパーティー⇧
この地域は隣のBrightonと同じくサスティナブルな社会が浸透していて、マルチカルチャーで、多様な人々が生きやすいエリアだった。
だからこそ、ここを滞在先に選び、大好きでずっと離れたくなかった。
クラスメイトも同僚も先生も、地域の人も、とても親切で日本に帰りたくなかったが、Visa期限が来て、帰国。
私は難民支援・災害支援などを行うNPOに就職。
海外からのお客様の接客や熊本地震の被災地支援にも参加させてもらった。
そこで出逢った子どもたちがあまりにも可愛くて、私は近くの保育園にボランティアに行くことにした。
すると、一緒に遊んだ子どもたちが
「どうして毎日来てくれんのん?」と帰りがけの私を追いかけてきて寂しそうに言うのである。
完全に心を鷲掴みされてしまい、
(当時私はみーさんとこの世で一番大好きだったおじいちゃんと3人で住んでいた)
悩みに悩んだ結果、とうとうその保育園に転職し引っ越し、
保育士資格を取った。
楽しい日々は続き、休みの日は香川県に住むInternationalな友人たちと行き来をしていたが、コロナでそれができなくなった。
職業柄コロナにかかるわけにいかず、外出を控える日々。
それでも国際交流がしたくてウズウズしていた時に見つけたのが、
親切なスタッフや陽気な参加者に魅了され、
2020年10月から毎週参加している。
この出逢いはまさに、私が求めていたつながり、そのものだった。
知り合った友達の中には、
愛犬とのビーチ沿いの散歩や、今日の晩御飯を送ってくれたり、昇進や、日本企業への転職成功を教えてくれる人…
ヨーロッパやアメリカ、アジアからの近況報告に
私も山菜採りや、ばあちゃんからのスパルタ指導による和食などを送ってみている。
そんな繋がりの場があることを足がかりに、
世界のどこに住んでいても楽しく暮らせそう、と思い、
みーさんとの山村暮らしを始めた。
が、今その貴重な場が継続のピンチ。
私にできることがないものかと、米国在住の妹にも懇願。
オンラインで始まった幸せなつながりをこれからもたくさんの人に体験してもらいたいのです。
ぜひ、ご覧いただき、共感していただけましたら、
ド、ドネーションを心の底からお願いします!
そして今日は熊本地震の日。
あの時出逢った全ての人のために、祈ります。
そして、地震の備えをお願いします。
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