英検・TOEIC 勉強するな
今日もお疲れ様です、Misia(ミーシャ)です
ロンドンの大学でアートを勉強しています
さて、タイトルがちょっと衝撃的だったかもしれませんが、これは私の本心です。
私が英語を勉強し始めたのはもう8年ぐらい前で、英語資格は英検準1級、IELTS overall 6.0 を現在有効なものとして持っています。
おいおい、英検持っとるやないかと思われた方、しばしお待ちを。この記事を読まれている方は向上心が高く、また海外に視野をむけている方も多いと思います。私は海外に来てまだ1年ですが、今後も海外に拠点を置きたいと思っています。実践派の私が、使える英語とその資格について、英語勉強をしている皆さんに伝えたいことをまとめました。
ぜひ最後まで読んでください。
なぜ英検・TOEICではダメなのか
結論から言うと、海外で使えないからです。資格自体もそうですが、私の感覚的にこれらのテスト内容自体も、日本人の感覚に合わせてつくられているので、実用性が低いです。
私の知り合いに金融関係でロンドンに駐在している人がいます。彼の新しく日本から来た優秀と言われていた同僚は、TOEIC L&R で900点以上を取っているにもかかわらず、コミュニケーションの実践があまりないせいで、活躍できずにいるとのことです。
日本人は勤勉で、テストでは良い成績を残すのを得意とします。ですが、使える英語を身に着ける重要性がさまざまな場面で問われます。
かと言って、実は資格によって出される単語などに偏りがあり、バラバラです。ですので、今まで英検を勉強してきた方が、いきなりTOEFLを受けても、ネットで出てくる他のテストとのスコア換算と同等のスコアを取るのは難しいです。
何を勉強するべきか
ずばり、IELTS か TOEFL です。この2つは世界で使えます。どちらもリスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの4つのテスト内容で構成されています。多くの日本の大学や企業でも受け入れられているので、まず困らないです。
IELTSはイギリス英語、TOEFLはアメリカ英語です。どちらも世界的に認められているので、行く国に問わず、この資格を使う目的にもよりますが、ほとんどの場合は好みで選んで大丈夫です。
しかし、IELTSに関して注意点があります。
ブリティッシュカウンシルからの申し込みを!
IELTSを申し込む際、英検と、ブリティッシュカウンシルのどちらからか申し込むことができます。しかし、英検から申し込むと海外での証明に使えません。テスト内容は完全に同じで、英検からとの受験料を比べると約4,000円高いです。しかし、多くの人は受験の申し込みに2種類あることを知りません。よって無知だった私は、最初英検から申し込み、イギリス大学に提出するためにテストが2度手間、+ダブルの受験料でした。
IELTS for UKVI (UK visas and Immigration) と検索すれば間違うことはありません。
さらにテストの種類で Academic, General Training, Life Skills A, Life Skills B の4種類ありますが、Academic を選べば何にでも使えます。
IELTS と TOEFL の違いをざっくりまとめました。
また、最も役に立つものの、IELTS for UKVI, Academic Module と TOEFL iBT で比較しています。
ここまでこの2つのテストをゴリ押ししてきましたが、海外に興味がない人だと英検やTOEICは全然アリです。
Iibc 一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会の調査によると、新入社員に期待する平均TOEICスコアは、535点です。この平均点を目指せる方だとIELTS、TOEFLの受験も視野に入れられます。
英語全くの初心者の方は、いきなりレベルが高くて心折れそうになると思います。最初は英検4級、3級を細かいゴールに設定すると、達成感とプログレスを感じやすく、モチベーションが上がります。
まとめ
英語まったくの初心者、もしくは海外に興味がない方は英検・TOEICの勉強は全然アリです。
しかし世界で通用する資格としては IELTS と TOEFL が断然おすすめです。
また IELTS を受験する際は IELTS for UKVI と検索、ブリティッシュカウンシルからの申し込みを。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
この記事が少しでも役に立てたら幸いです。
今後も、留学やロンドンでの生活、英語についてなど、海外に興味を持っている方々を中心に、皆さんの役に立てる記事を書いていきますので、よろしくお願いします。
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