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【海外生活】寮 or ホームステイ or シェアハウス?

こんにちは、Misia(ミーシャ)です
現在イギリスの大学でアートを勉強しています

私が大学の寮に住み始めて1年近くになります。寮に引っ越す前は2ヶ月プライベートでシェアハウスしてました。
もう3年前ではありますが、オーストラリアで7ヶ月ホームステイをしたこともあります。
今回この主な選択肢になるの3つの体験談についてです :)


ホームステイはぶっちゃけビジネス

ホームステイはほとんどがお金に余裕を持つためにされてる家族が多いです。
私の話はオーストラリアにいたときの話ですが、世界共通で読んでいただいて大丈夫だと思います。
とても良い家族ももちろんいます。温かく迎え入れられ、留学先の国に第2の家族を持つ!というような希望を抱いてる方、多いのはないでしょうか。異文化を知るにはホームステイが1番ですが、良い時間を過ごせるかは別問題です。

私は幸い、とても良い家族に当たることができました。私があまりにもシャイだったせいで、きちんと話せるようになるまでとても時間がかかりましたが、学んだことは多いです。本当の家族とでさえ上手くやっていくのに苦労する人が多いのに、全く知らない家族のもとにいきなり入るのは難しいことだと、理解してもらえると思います。

異文化を体験するのにホームステイが最適な理由は、実際の生活を一緒に体験できること。その国ならではの家庭料理を楽しめたり、異なった価値観に直で触れられるがとても大きいです。子供がいる家庭だと、家族の愛情表現の違いや学校のことを聞けたり、現地の日常を知れるのは本当に良い経験です。

しかし周りの友人はかなりキツい環境だった人が多かったです。何人かはご飯の量が少ない、雑、出されないことだってあったと言います。またオーストラリアも多国籍なので、他の国から越してきた家族に当たればその文化に沿って生活するため、手で食事する知り合いもいました。ヒステリックなマザーや、子供が反抗期の家庭だともう本当に大変です。目の前で夫婦が喧嘩するのも日常茶飯事。十代の子供がいたら、うまくいけば仲良くできますが、嫌がらせもあったそうです。またマザーも子供を優先します。自分はシャワーの時間を5分に制限され、1分でも過ぎればノックと急かし声の嵐だったにも関わらず、子供にはバスタブにお湯を張るなど。あまりの扱いの違いに精神的ダメージがキツかったとその知人は言います。

まじかと思うような実際に起こったことを書いてきましたが、家庭によっては身の回りの世話までしてくれるところもあったり、食事、掃除、洗濯、服のアイロンまでしてくれるマザーもいました。ちなみに私は洗濯は自分でしてました。シャワーも制限ありません。買い物に一緒に行き、行けない時は何が食べたいか聞いてくれました。私のホストマザーは、彼女自身、精神的にあまり強い人ではありませんでしたが、悩み相談にも乗ってくれ、英語のエッセイの課題では添削してくれるなど優しかったです。

良い家族に当たるかは本当に運ですが、上手くやっていくのに自分から心を開かなければなりません。積極的にコミュニケーションをするのが1番のカギとなってくるでしょう。


寮は神経質じゃなかったらアリ

さて今は寮生活です。寮の大変さはあまりに日本と変わらない気がしますが、良いとこ悪いとこ、見てみましょう

学生は一人暮らしや自炊にまだ不慣れな人も多いです。キッチンやバスルームは共同のところが多いと思いますが、大人数でとなると汚くなるまで本当に秒。清掃員が定期的に掃除してくれるなら良いですが、私の寮はそうではありません。特に、ロンドンはいろんな国からの学生が集まります。文化の違いといえど、使い方が雑だったりして困ったことが何度もありました。

私の大学の寮では、定期的に衛生管理のためキッチン検査があります。人によっていつもきれいに使い掃除する人、汚してもそのままの人ときっぱり別れます。いつも汚す人たちに限って検査の時でも掃除に積極的ではありません。もしその検査に不合格だったら、お金を払わないといけません。この不平等さにはちょっと耐え難いです。

あと、寮は高いです。学生向けではあるのですが、シェアハウスの方が普通に安いです。私の借りている寮の部屋は月£558(約75,000円)、しかもルームシェアです。でもそのおかげで、不慣れな英語での授業でわからなかったことをルームメイトに聞けたので、なんだかんだで助かりました。

(余談)ある日の夕方、火事になりかけたことがありました。毎週水曜日に火災報知器のテストがあるので警報音には慣れていたのですが、なかなか鳴り止まないため廊下に出ると、本当に煙が充満していて、外に避難しなければなりませんでした。去年も住んでいたフラットメートによると、朝の4時に誰かが朝食を作ろうとして何かを燃やしてしまったらしく、火災報知器が鳴り、外に避難しなければならなったことがあったそうです。私は思いました。この寮は毎年火事になりかけるのかと。それ以来私はあまりに立つ湯気や煙を見たり、他のフロアのキッチンから料理の匂いが漂ってきたりすると、動悸がしてパニックになりそうになり、トラウマになってしまいました。


シェアハウス良きよ

私は個人的に断然シェアハウスがおすすめです。何人かとキッチンやバスルームを共同で使いますが、人数も少なく働いている人が多いので自立した人が多いです。そして自分の家なのでみんな綺麗に使います。またホームステイとも違って、家族問題を気にしなくていいのでのびのび過ごせます。
寮とは違い人数が少ないせいか、フラットメートとは仲良くなりやすいと思います。

部屋を見つけるのに私は Spare Room というアプリを使っています。部屋を借りたい人と貸したい人のマッチングアプリです。エリアを選択するだけで空いている部屋の広告が出てきます。家賃も上限を設定できるので、好みにあった部屋を探しやすいです。いいなと思った部屋の広告主にメッセージを送れ、質問や内見について話し合えます。
内見が難しい場合はビデオコールで見せてもらうのが良いでしょう。フラットメートがどんな人かを知るのも居心地の良い部屋を探すののは重要です。
ちなみにイギリスでは光熱費込みでの家賃が多いです。その場合は bills included と書かれています。


まとめ

ホームステイで良い家族に当たるかは本当に運です。辛いことも多いですが、その分学びは多いと言えます。異文化を学ぶには最適です。
寮は大人数の学生とシェアなので共同スペースなどを綺麗に保つのは壊滅的。同じコースの学生と住めるなら授業のキャチアップなど助かる部分もあります。
シェアハウスは少人数かつ自立してる人が多いので楽です。探せば家賃も抑えられます。


最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
この記事はあくまで私の体験をベースにしたものですで、感じ方や好みによってさまざまです。
今後も、留学やロンドンでの生活、英語についてなど、海外に興味を持っている方々を中心に、皆さんの役に立てる記事を書いていきますので、よろしくお願いします。
また他のSNSで絵など投稿していますので、覗いてみてください。

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