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地域創業支援金、決定シタテ!

5月頃から2か月くらいかけて取り組んでいた、「地域創業支援金」の交付が決定しました!この資金を使って、予定以上に顧客価値を高めるためのものにできそうです!
そして、地域にとって必要な社会的事業にしかおりない助成金なので、地域から必要と言ってもらえた気がして、とても嬉しい!

地域創業支援金とは

静岡県で、地域課題の解決を目的とした社会的事業で起業(または事業承継、第二創業)する人に最大200万円を支援するよ、というものです。
*移住してから1年以内であれば単身の場合+60万円/家族の場合+100万円が追加で支援してもらえます。
枠組みとしては国の制度を利用しているはずなので、名前は違えど全国の都道府県にもあると思います。(確認していません)

地域創業支援金、決定への道

この地域創業支援金、関門は2つです。
 ①文書審査
 ②プレゼンテーション審査
この2つをクリアすれば、最大200万円かー。結構楽ちんだなーと、この時は思っていました。

地域伴走者と自治体の推薦書が必須

文書審査のフォーマットの中に「地域伴走者」の記入欄と自治体の推薦書の添付が求められます。
自治体は三島市の場合は商工観光課でした。担当者の方にこれからやろうとしている事業の説明をさせて頂き、推薦書を書いてくださいとお願いすればOKです。
ただこの推薦書、封をして渡されるので、何と書かれているかは全くわかりません。もしかしたらいろんな懸念点とか書かれていたらどうしよう・・とか不安は尽きません。そのためにも、真摯に事業を説明して、応援してもらえるような関係性を作ることはとても大事だと思います。

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そして、地域伴走者を誰にするのが良いか、三島市の商工観光課の方に聞くと、商工会議所を紹介されました。

商工会議所の一言が全てを変えた

「順調順調♪」と思い、文書審査の様式を簡単に記入して、商工会議所に持って行ったところ、ここで衝撃の一言を頂きました。

「全然文章量が足りません。画像等もつかって1つの記入欄に1ページくらい使う気持ちで書いてください」

え?!
フォーマット上、1つの記入欄って5行くらいじゃないですか!
社会性・事業性・必要性・地域連携とかにいたっては2行くらいじゃないですか!

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「はい。その各項目もそれぞれ1ページくらい書いてください」

・・・わかりました。

そして、ここから3週間くらいかけ、各項目を1ページくらい(中には2ページ近くになった項目も)まで内容を追加していき、事業について書ききりました。トータルでは申請書(様式2)だけで28ページにわたる壮大なドキュメントになりました。1か月くらいかけて作った資料。
これを9部印刷して(28ページ x 9部のカラー印刷!!)して発送する時はさすがに祈る気持ち。最初の「結構楽ちんだなー」みたいなノリは全くなく、目が血走っていたと思います。。

二次審査、プレゼンテーションへ

無事、書類申請の合格通知が来ると同時に、二次審査の案内が来ました。
内容は「7分のプレゼンテーション+10分の質疑応答」

7分?!

28ページを7分?!

この7分というのが、なかなか絶妙な時間で、本当に伝えたいことに絞り、どんどん引き算をしていく必要があります。
僕の計画している事業は3つの事業の複合体で、全てが僕の事業ではないという、ややこしさがあります。
そんなことを説明していると、それだけで7分かかってしまうので、バッサリと割愛させて頂いたりしました。
正確に全てを伝えるよりも、ポイントに集中するプレゼンにしました。

前日に練習したら、10分30秒くらいを連発し、そこからスライド2枚削除しました。

無事、内定!

そして、プレゼンの4日後、メールが届き無事内定をもらいました!
これからは対象経費のエビデンスを残していきながら、ちゃんと交付決定額をいただけるようにしていきます!


2021年8月5日まで二次募集をしていますよ!
起業を考えている方は是非!

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