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世界は、輝きで満ちている。


この世の中には、まだまだ、スポットライトを浴びていない原石で溢れていると思う。


原石とは、“加工の施されていない宝石”。

私は”人間みな宝石”だと思ってる。

スポットライトを浴びていなくても、どれだけ平凡な人生だと思っていても、この世に生まれるという奇跡を実現したその命自体が既に宝石のように貴重で素晴らしく、そんな命を持つ人は必ずどこかにその人にしかない魅力や個性を持っている。
更に、生きづらさをも感じるこの時代に、諦めず生きているのだ。

私はそんな、今を捨てず生きている全ての人を肯定し、その命により強い生命力を与えられる人間になりたい。


そんな想いでいるのだが、最近、人間そのもの以外の、事象、感情、モノにも、原石があることを知った。

しかも、大抵は名前を持っている人間に対し、それらは名も無いものばかりだった。


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第3回目「言葉の企画」 名付けの課題


7月13日、毎月通っている講座「言葉の企画」第3回目の講座が実施された。


今回の講座のテーマは、
「名付けの力 〜ネーミングとは生命力を与えること〜」

そしてこの講座にあたり頂いた課題は、『あなたのまわり(社会・仕事・趣味・家庭など)で、よく見掛ける事象に名前をつけてください』だった。


この課題を出されて18日間、世の中のあらゆる事象に注目して生きてみた。

所謂、”あるある”と言われるような事象は多く発見できたが、どうせ名付けるなら、名付けることで人が心地よくなったり、肯定されるべきだと思う事象を名付けたかった。


私が名付けた恋に関する事象


そう考えて選んだ事象の1つが、
「恋をすると、日常の世界が突然輝き出し活気づいて見える現象」

不本意にも私は今恋していないのだが、(笑)
最近片想いを始めた友達がとてもキラキラしていて、つい、私が恋していた時の様子や、恋している人がよく口にする「世界が輝きだす」という言葉を思い出した。

この現象ってよく考えてみればとっても可愛くて、人を想う心の豊かさの表れだ、と思い、その事象自体を肯定し、その現象に陥った人がもっと恋を楽しめるようになったらいいなと思い、名付けたくなった。


この事象に私が付けた名前は「世界ディズニー化現象」なのだが、これに対する評価にもう、、撃沈された。
ちなみに、この辺りの前後は恥を捨てて公開してます。


講師の阿部広太郎さんから頂いたフィードバックは、
名前に対しては「長いなあ。」そして、事象の説明(「恋をすると日常の世界が夢の中のようにキラキラと輝き出し活気づいたり、自分や出会う人がフレンドリーでハッピーな人間に感じたりする現象」と説明した)に対しては、「他の言い方がありそう。」だった。

講座を受けた後に見直すと、仰る通りだった。


ネーミングの法則


講座で学んだ、阿部さんがネーミングで意識されていることは以下の3点。

1. まだ名付けられていないか?
すでにあるのなら、それでいい

2. それほんとに言うかな?
名付けたからには、自分がずっと使っていく覚悟はあるか?

3. 短く強く呼びやすく!
長いものは覚えられない
読み方があいまいなものは迷いが生まれ、呼ばれない

私はこの、3を意識できていなかった。


そして、阿部さんが提唱されているネーミングの法則は以下の4つ。

1 . 「A×B」単語の組み合わせ
2. 強い文脈(歴史・故事成語)をずらす
3. 見立てて名前をつける
4. 既にある言葉に違う響きをつける

「世界ディズニー化現象」はもう、この4点どれもハマってないという事実に撃沈…。


とにかく、過去3回の課題で最も落ち込んだ結果だった。
というのも、評価が過去に比べ悪かったという理由はもちろん、本気でやったからだった。

前回の講座を元に書いたnoteにも曝け出したように、本気で向き合えてないことがまず問題だと思い、今回は本気で取り組んだ。

もうこれ以上いい名前思い付かない、というところまで考えたのだが、評価が悪くて、これが自分の実力なのか…と肩を下ろした。

ただ、本気になればなるほど、結果に対する感情は大きくなることを意識して体感できた。

落ち込んだ同様、面白い、と思った。
何事も、人生も、本気で向き合った方が、面白い。

実力不足に関しては、理想の自分と現在の自分とのギャップをただひたむきな努力で埋めていくのみだと思うので、頑張ります。


世界は輝きで満ちている!


そして今回、課題に向き合う上で世の中をこれまでと違った視点で注目してみて、肯定したい魅力の詰まった宝石のような、事象、感情、モノを沢山発見した。

言葉にする力を身に付けて、それら原石を名付け、魅力が伝わり、肯定できるような人間になりたいと思うと同時に、

それら原石のような人、事象、感情、モノを想った時、

「世界は輝きで満ちている!」

と、頭の中お花畑だと言われたとしても自信を持てるくらいの気づきがあった。


この思想と視点を持った今、
この世界で生きることが、より一層、楽しくなりそうです。




以上、第3回「言葉の企画」講座を終えてのnoteでしたが、

要約すると、

・「言葉の企画」、学びと気づきが多く、とっても楽しい。
・本気で向き合えば向き合うほど、面白い。
・もっとできるようになりたい!ひたむきに頑張ります。
・世界は輝きで満ちている!

の4点でした!ありがとうございましたー!


次回講座のテーマは、こちら。

記事を書く
場の空気を編集し言葉に落とし込む。


次回も学びや気づきを記録するので、よかったらまたご覧ください!!


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