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大人になるきみへ④ 自分の障害について考えたことがありますか?
★★★『大人になるきみへ』というのは、帝京大学病院難聴児親の会のメンバーが、5年間話しあい、知恵を出し合って執筆し制作した小さな本です。幼児期の言語指導を終えて、これから思春期を迎えようという難聴の子どもたちに向け、ああでもない、こうでもないと言い合った挙句にたどりついた11本のメッセージ。
最初のメッセージは「自分の障害について真剣に考えたことある?」という問いかけです。障害について整理をして考
大人になるきみへ③ この本を読まれる前に
★★★『大人になるきみへ』というのは、帝京大学病院難聴児親の会のメンバーが、5年間話しあい、知恵を出し合って執筆し制作した小さな本です。自分たちで印刷会社に原稿とレイアウトを持ち込み発注した自費出版本。
幼児期の言語指導を終了し、これから思春期を迎えようという難聴の子どもたちに向けて書いたメッセージ集で、後に会に参加された親御さん方や子どもたちに読み継がれました。
帝京大学病院耳鼻科言語室の廣
『大人になるきみへ』② はじめに
★★★20世紀のギリギリ最後に発行された、『大人になるきみへ』という小さな本があります。
帝京大学病院難聴児親の会のメンバーが、言語室の廣田栄子先生を囲んで5年間話しあい、知恵を出し合って執筆し制作した本です。
コミュニケーション障害とも言われる難聴の子どもたちが、言語指導を離れ思春期を迎える時、もしかしたらブツかるかもしれない問題について、親の考えを述べています。
巻頭言を書いてくださったのは
風の音と、心の音~「聞こえないこと」の思索と物語
難聴児医療・教育界の93歳の長老、田中美郷先生が教えてくれたこと⑧
初回のこのシリーズでは、半世紀にわたり、医師でありながら、そのワクを超えて難聴児の療育に携わってこられた田中美郷(よしさと)先生の思いや、そのベースとなった哲学に迫ります。
最終回となる今回は、93歳を迎えられた田中先生の「長い時間を経て、いま考えていること」についてお伝えします。
2020年に田中美郷教育研究所から発行された
風の音と、心の音~「聞こえないこと」の思索と物語
難聴児医療・教育界の93歳の長老、田中美郷先生が教えてくれたこと⑦
初回のこのシリーズでは、半世紀にわたり、医師でありながら、そのワクを超えて難聴児の療育に携わってこられた田中美郷(よしさと)先生の思いや、そのベースとなった哲学に迫ります。
今回は、「難聴児の療育のために、長年にわたりホームトレーニング(両親講座)を行ってこられたなかで、田中先生が禁じていたこと!」についてお伝えしたいと思います
風の音と、心の音~「聞こえないこと」の思索と物語
難聴児医療・教育界の92歳の長老、田中美郷先生が教えてくれたこと⑥初回のこのシリーズでは、半世紀にわたり、医師でありながら、そのワクを超えて難聴児の療育に携わってこられた田中美郷(よしさと)先生の思いや、そのベースとなった哲学に迫ります。
今回は1970年代半ばに田中先生が出会った、言葉を知らない55歳のろう者の女性が、いかにして言語を獲得したかというお話です。
▼言語を獲得せずに成人した55歳
風の音と、心の音~「聞こえないこと」の思索と物語
難聴児医療・教育界の92歳の長老、田中美郷先生が教えてくれたこと⑤初回のこのシリーズでは、半世紀にわたり、医師でありながら、そのワクを超えて難聴児の療育に携わってこられた田中美郷(よしさと)先生の思いや、そのベースとなった哲学に迫ります。
5回目の記事では、エミちゃんという難聴乳幼児が補聴器をつけ、いかに「ものには名前がある」ことに気付いていったか…、という小さな物語をお伝えしたいと思います。
風の音と、心の音~「聞こえないこと」の思索と物語
難聴児医療・教育界の92歳の長老、田中美郷先生が教えてくれたこと④初回のこのシリーズでは、半世紀にわたり、医師でありながら、そのワクを超えて難聴児の療育に携わってこられた田中美郷(よしさと)先生の思いや、そのベースとなった哲学に迫ります。
▼「思考の道具としての言語を身につけさせたい」
田中先生は、信州大学医学部付属病院耳鼻科で診療に当たられていた松本時代、その後、東京の北区十条にある帝京大学
風の音と、心の音~「聞こえないこと」の思索と物語
難聴児医療・教育界の92歳の長老、田中美郷先生が教えてくれたこと③初回のこのシリーズでは、半世紀にわたり、医師でありながら、そのワクを超えて難聴児の療育に携わってこられた田中美郷先生の思いや、そのベースとなった哲学に迫ります。
▼欧米の文献を読み漁る
1960年代、信州大学病院耳鼻科で、幼児難聴外来を担当された田中美郷(よしさと)先生は、難聴が発見された後の、「その難聴乳幼児たちの療育をど
風の音と、心の音~「聴こえないこと」の思索と物語
難聴児医療・教育界の92歳の長老、田中美郷先生が教えてくれたこと②初回のこのシリーズでは、半世紀にわたり、医師でありながら、そのワクを超えて難聴児の療育に携わってこられた田中美郷先生の思いや、そのベースとなった哲学に迫ります。
▼CORテストの開発で、難聴が早期に発見されるようになったけれど
第二次世界大戦が終わり、干支が一周りしようかという1957年。日本がサンフランシスコ講和条約に署名
風の音と、心の音~「聴こえないこと」の思索と物語
難聴児医療・教育界の92歳の長老、田中美郷先生が教えてくれたこと①
あなたの周りに、「聞こえない」人はいますか?
思いあたらないにしても、例えばお友だちが手話を覚えて、聞こえない人のボランティアをしていたり、「〇〇さんのお嬢さんが聞こえないらしい」という話が伝わってきたり。
あるいは、お父さんが年を取って「耳が聞こえない」と言い始めたり、というようなことは、あるのではないでしょうか。
『Silen