精神病棟保護室 part2
結局、紙屑なんてなかった。
紙屑とされるであろう紙片が争点でしたが、これらはガムを捨てるのにはちょうどよく、大きな紙にも可読性がある。
紙片にも大きな紙にもならぬ帯に短し襷に長しな紙は、じゃあ無価値かと言われるとそうではなく、ミニ折り紙として使える(小さな鶴を折るにはちょうどいい?)。多少、価値を見出すのに苦労しました。
発達障害グレーにも必ず価値があるということです。今回はたまたま機能面に着目したため価値を与えるのに苦労したりしましたが、人間、生まれた瞬間から価値を持ってます。
ちなみにトイレグラビアは全部捨てられました。カケホーダイプランではありませんでした。
追記 病棟内施設撮影ダメだしSNSはもっとだめということで、写真はここまでとなります。怒られたらこれも消えます。こういう抑圧、『制度』側からの逼迫が尾崎豊のような反発王を育ててくれるので、感謝しています(ブチギレ)。
追記の追記 "施設"撮影がだめなら背景ぼかせば創作物撮りたい放題ってことでいいってこと?(反発)
とある中学生
面白いと思ったのは、東大合格者を30人以上出している学校に通いながら、壁紙を破り、裸になり歌った高校生です。
僕がASD(アスペ)の説明をしてあげると嬉しそうに聞き、
『くしゃみをしたとき、相手はBless youと言ってあげるんだ。欧米では!』
と僕に楽しそうに語ります。
一旦レールを降りているものの、将来の夢を語り始めたら止まりません。
高校生など、もう既に夢を捨ててひしゃげている子(俺そうだった)も多い中いまだに夢を持ち続けています。
賢さを持ちながら落ち着き、かと思えば子供のような無邪気さがある面白い子だと感じました。開成灘などのエピソードトークばかり聞いて、彼らエリート中のエリートへの偏見を積もらせていた自分を恥じます。人を見るべきだったと痛感します。
こんな塗り絵を僕にくれました。
※高校生本人から本内容公開の許諾を得ています。
人に目を向けているか
紫色の色鉛筆に魅せられたので、詩を書きました。まずかったのは普通に皆が使う机に書いてしまったところでしょうか、限られたキャンバスのようで私好みだったのですが…ルール違反でした。
中原中也の詩をオマージュした謎の詩です。写真はダメらしいので、覚えている範囲で書き起こします。
この詩が良い悪いとかは、本質ではないので一旦置いときましょう(恥ずかしい)
結果としては、一瞥もなく消されました。看護師もびっくりして
『だめですよ!!こんなとこに書いちゃ!』と"制度"側らしい意見を上げてきました。全く持って正しすぎて目眩がします。
精神病棟ほど、『人』を見ることを求められる機関もないと思いますが、見事に『人』を見ていない対応をされてしまいました。
仮に私を患者として見るなら、その人の書いた詩を無視するわけにはいかないはずです。衝動的に机に書かれたのならなおさらです。そこに、治療のヒント、トラウマが隠されてるやもしれないし、隠されてないのならその子は創作活動において病んでいないから創作を続けるべきという方針も立ちます。
しかし、無視でした。無論のこと、制度側として机の上の紫色の詩は消すべきですが、何回か皆に読んでもらっても構わないのではないでしょうか。
なぜ、オリエンテーションで紙に書くのは良くて机はダメなのか。机はみんなが使うからと言うなら『私』は『みんな』に入っていないのか、入ってたとしてもこの用途がそこまで公共の福祉を害していたのか、説明がほしいです。
まあ、ルール破っちゃだめっしょ普通にで片付けてもいいのですが、そのような普通、尋常で測れないから私はここに隔離されてるのでは…?
総括
なんかすみません急にまとめて、なーんもまとまってないのに。まず、人に許可を取るとか、"施設"撮影なしならいいよなあ!?ってアクセルを踏むのが遅すぎて毎日更新できなくなったりとか、色々まとまりがなくてもう無理やりまとめちまえってなことで…
それではまとめます。
病院も私も、人を見るべきでした。
誠
PN:makoto,misana等
TEL:07026637451
それでは。
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