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買手インタビューでアドバイザーの存在価値を再認識した話

こんにちは。かきもとみさです。私はM&Aアドバイザーの仕事をしています。

昨日は、昨年成約した買手企業の社長へインタビューを実施させていただきました。非常に濃い内容になったので、記事に仕上げるのが楽しみです!

今回は、印象に残った部分だけを抜粋します。

交通渋滞・ミサイル危機、、ことごとく「天からのお告げ」が?

インタビューで初めて知ったのは、成約前に実施したトップ面談の2回中2回とも、買手社長が遅刻気味だったときのこと。。

1回目は渋滞にハマり遅刻、2回目は北朝鮮がミサイル発射したとかで新幹線が遅延したことが原因でした。

待っている側(売主とアドバイザー)は、遅延連絡を事前にうけていたのでまったく気にも留めていなかったのですが、買手社長としては大事な場面で遅刻してしまって焦っていたようで、「これは神様が『この案件は買ってはいけない』と伝えているのか・・・?」とすら思っていたとのことでした。

そんなこと、全然知らなかった!(笑)

結局は、当初スケジュール通りに着地

ですが、もちろんそんなことは微塵も考えずに私は案件を仕切ります。

売主にも買主にも、やるべきことをタスク化して期限を与え、どんどん進めていきます。

結果、DDキックオフの時点で引いていた通りのスケジュールで成約することができました。

成約日は11月30日で、売主も買主も繁忙期になる12月に入る前の成約を目指して動き出し、その通りになりました。

当時のことについて、インタビューで「柿本さんがどんどんスピーディに進めてくれていなかったら、成約していなかったかもしれない。」と言われました。「スピード感が、自分には合っていたので、やりやすかった。」とも。

これまた「そんなこと思っていたんだ!」と驚いたことでした。

今回の買手社長はビジョンが明確で、目の前のやるべきことも明確で、ネガティブな要素とも向き合って解決させられる力のある買手社長さんでした。

だけれども、インタビューで話を聞けば「成約されなかった可能性があった」ということを垣間見える話があって、正直驚きました

当時、案件を進める中では、そんな雰囲気は微塵も感じられなかったからです。

ご本人曰く、それは私がアドバイザーとしてきちんと進行してくれたから「そんな後ろ向きに考えるスキはなかったよ」というような感じで言ってくださっていたのですが(笑)、アドバイザーがきちんと、いろんなことを前倒しスケジュールでプロジェクトマネジメントをしていくことの大事さを実感しました。

M&Aは本当に「人の気持ち」に左右されるもの。渋滞にハマったり、新幹線が止まるだけで「あ、これは神からのお告げだ」とおもって買収を諦めてしまうことだって、もしかしたら本当に実現しうることなのかもしれません。

結果的に成約に結び付いたのは、当事者同士が引き寄せた縁であり、意思の力だと思いますが、それらを最大限に活用しても、紙一重で成約に至らないケースだってきっと山ほどあるでしょう。

その意思や縁を、現実のものにできるかどうかは、アドバイザーが貢献できる部分が結構大きいのかもしれないと今回のインタビューで感じました。

後日談をゆっくり聞くことができる貴重な機会に恵まれて本当によかったです。また自分の仕事に誇りを持って、日々の案件に取り組むことができると思えるインタビューでした。

本日はここまでです。

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