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自分の「ありたい姿」と会社の数値目標をつなげる試み_20210922

心から湧き上がる目標と、会社の示す目標とを上手くつなげる、うまい方法はないものでしょうか? 

以前の記事「社内でプロセスエコノミー的活動をすすめるには?」を掘り下げています。興味のある方は、そちらも覗いていただけると嬉しいです。

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私がPMO(≒プロジェクト活動の便利屋)として参加しているプロジェクトメンバーの一人から、相談を受けました。

自分達のありたい姿・目標が決まりそうだけど、これを会社目標に即した具体的な数値目標に落とすイメージが、湧きません。

なるほど。

そこで、数値目標に落とし込む手順を、メンバーと一緒に、簡単に考えてみました。その体験を共有します。

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メンバーの掲げるありたい姿は、こんな感じです。

小さなアイデアを殺さず、皆で育てる風土をつくる

小さなアイデアを、会社のプロジェクトになるまで育てられたら、私達の活動は、会社目標と合致したものになりそうです。

このプロジェクトでは昨年、アイデアを育てるためのコミュニケーションツールを考えて、社員にお試しで使ってもらい、使用感も確認しています。

メンバーのモチベーションは、このツールを多くの社員が利用して、アイデアを皆で共有し育てること、にあります。

先程のありたい姿が5年後だとしたら、直近1年後のありたい姿は、こんな感じにブレークダウンできそうです。

アイデアを育てるコミュニケーションツールが、社内に浸透している

では、このありたい姿を、どう考えたら、会社に提示できる数値目標に落とせるでしょうか?


「浸透」ってどんな状態でしょう。

ツールがあることが当たり前になってる?

他本部の社員にも、知られてる?

社員の90%が使ってる? 


たくさんの人に使ってもらえたら嬉しいですが、SNSですら全人口の9割が使うものってあるのか?

アイデアを育てたい、と困っている人に届いたら、それで良さそうです。


じゃあ、どのくらいの人に届いたら、浸透したといえるのでしょうか。


・・・・・・。

ふと「アーリーマジョリティ」というキーワードが思いつきました。

確か、新しい事業の普及率と、事業を浸透させる方法って、関係があるんじゃなかったっけ?

(後で調べたら、イノベーター理論、というものらしい。)

新しいコミュニケーションが、どんな過程で世の中に浸透していったかを調べて、それをなぞる形で、自分達の数値目標に落とせるんじゃないか?

そして「今年度は、社内の●●%にログインしてもらい、●●%の人が実際に参加する状態」を数値目標にして、その目標に到達する手段を考えてみたらどうだろう。

上手くいくでしょうか?

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以前の記事も、参照していただけると嬉しいです。

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本の知識があっても、実際の活動で活用するときは、色々工夫がいります。

とはいえ、たくさんの参考書が、私がこの結論をだすまでに導いてくれたな~と感じます。

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