【未来志向Labo発足記念Expo 第1弾】 富士地域交流ワーケーション 2/22イベントレポート#1
2月22日(水)未来志向Labo発足記念第一弾イベントを、
富士市のワークスペース「WORX富士」にて、開催しました。
内容は、地産地消食材ランチ、ヘルス体験、基調講演&座談トーク観覧から、テレワークも可能ということで、盛りだくさん。
都内など遠方の方、富士地域の方など沢山の方に参加頂き、活発な意見も飛び交い、様々な気付きやきっかけをお届けでき、発足記念にふさわしいイベントとなりました。
今回は、その様子をイベントレポートとして紹介させて頂きます。
■“100年続くコト”の「キッカケ」を創りだす活動~未来志向Expo~
今は、まだ気づいていない【コト】が、
100年先の未来には「当たり前な【コト】」となる。
そして、今ある「当たり前な【コト】」も、
100年前には誰かが創り出した【コト】である。
未来志向Laboは、富士山の麓の「富士のまち」から、
“100年続くコト”の「キッカケ」を創りだす活動をスタートするべく
企画開催されたのが今回のイベントです。
~貴方だけのプチワーケーション~
貴方だけのプチワーケーションというだけあって、
朝9時からテレワークをしつつ、イベントもしっかり参加する方々、
お昼から参加して富士の地産地消食材を堪能できるランチとほうじ茶体験から楽しみつつイベント開始前までテレワークをする方々、
ヘルス体験と基調講演のみ参加の方、オンライン参加など、ご都合によって、参加の仕方はとても多様でした。
ちなみに、今回参加頂いた皆さんの職種は、経営者、コピーライター、漫画イラストレーター、カメラマンなど、テレワークが可能な働き方をしている方がほとんどでした!
■ほうじ茶体験と地産地消食材ランチタイム
富士には、美味しいものがたくさんあります。富士地域以外から来た方々にも、富士の美味しいものを楽しんでほしい!ということで、
富士市にあるアルタナカフェさんの朝霧ヨーグル豚のキーマカレー丼(オニオンスープ付)を提供させて頂きました♪
独自に追求した発酵飼料で、富士山麓の水と空気の中育ったヨーグル豚のとろけるような肉の柔らかさと、くせになりそうな脂の甘みの挽肉たっぷりのキーマカレーは絶品でした!
▶芳醇な香りが広がるほうじ茶体験でリラックス
富士市がほうじ茶の街だということを皆さん、ご存じでしたか?
静岡県・富士市。富士山の清らかな雪解け水を含んだ「富士のお茶」は、富士山のすそ野のように広がる優雅な香気と豊かな味わいが特徴。
茶葉の生産から加工・販売までを一貫して行う「自園・自製・自販」の茶農家がとりわけ多く、作り手の顔が見える安全・安心な高品質なのが富士のお茶です。
今回のイベントでは、地産地消ランチタイムに参加者さん1名を選出して、
実際に「ほうじ茶煎り体験」を楽しんで頂きました。
富士市がなぜほうじ茶なのか?熱く語っていただきました。
そして、「富士のお茶振興推進協議会」様のご協力を頂きまして、プロが入れた「香り高いほうじ茶」の香ばしい味わいと香りで、ほっと一息つけるやすらぎのひと時となりました。
参加者の全員に、参加特典として”富士のほうじ茶”のティーパックをプレゼントさせて頂きました!
■「ヘルス体験」で凝り固まった身体をほぐしてリフレッシュ!
日頃から、肩凝りや首コリに悩んでいるテレワーカーの皆さんに向けて、首回り・肩回りを重点的にほぐすボールを使った手軽にできる筋膜リリースとストレッチ体験を基調講演前の30分間に行いました!
マッサージボールを使うことで、手軽にコロコロできるので、「気持ちい!」「ボールが欲しい!」ととても好評でした。
講師は未来志向Laboのスタッフであり、ウーマン・ラボ 温活士・ボディメイクインストラクター 有賀久美(ありが くみ)が担当。
静岡を中心に温活をテーマに活動。食事・運動・生活習慣から、血流と代謝を高め冷えを予防することで、様々な不調を整えるコトを提案しています。
リアルな体験を通して、身体の健康維持や促進、働き方を変えるヒントを得るきっかけとして、ヘルス体験をお届けしました。
■ゲストスピーカー2名と基調講演&座談トーク!
▶基調講演&座談テーマ①
「地域の未来に必要な取り組みとは?」
『子育て支援の拡充による経済効果』の他地域の事例を紹介しながら、富士地域の未来を創るヒントを探りました。
まず、お一人目のゲストスピーカーは富士市出身で慶應技術大学で経済学を研究されている平林徹(ひらばやし とおる)さん
一度、富士市を離れ、また都内から富士市へ戻ってみた時に、商店が減ってしまっている、空き家が増えている、高齢化など、富士市が少し弱っていることに気付き、いろいろと調べた平林さん。
数字的にも実際に、富士市の実態が見えて来たそう。
▶富士市の人口減少が与える経済損失
そこで、紹介いただいたのは、富士市の人口減少が与える経済損失のお話。
なんと、富士市は2010年から2020年までの間に1万人減少していて、1万人減少した場合の経済損失はなんと73億円とのこと!73億円の消費が無くなるというお話に、皆さん純粋にビックリされていました。
(一人2000円/日消費したと換算)
▶明石市の子育て支援策から見る経済効果
人口は富士市より少し多いですが、税収は富士市より少ない、
そんな兵庫県明石市は10年連続で人口増加しています!
その特徴は、子育て支援施策に特化してきたというところ!
結果として、移住者が増えたり、第二子以降の出生数の増加、働き手の増加、雇用が生まれ、企業誘致が増えたり、と経済効果に繋がっているそうです。
では、富士市にそれを当てはめたときに、どうなのか。どこに課題があるのか、見えてきた気がしました。
▶幸せの価値観をどこに置くか!?
日本が経済規模が今後落ちていくと予想される中、ローマ人(イタリア)の陽気でポジティブな気質について例に挙げ、
今後大事になってくるのは「メンタル」なのでは?と平林さん。
今後、「幸せの価値観をどこに置くか」というのが、今後の未来を考える上で「カギ」になるのでは?と面白い議論も繰り広げられました。
そして、前半最後には、オーガナイザーの池田から、今回の議論を聞いたことで、いろんなヒントやきっかけを聞いた人に持ち帰ってもらって、みんなの行動変容に繋がり、未来につながる大きな波になってほしい!とのことで締めくくられました。
▶基調講演&座談テーマ②
「今、地域に必要な支援サービスとは?」
事業拡大やセルフブランディングの為のマーケティング活用事例とともに、飲食業や小売業等の地域経営者の課題解決に繋がる支援サービスを徹底議論しました。
お2人目のゲストスピーカーは静岡市で静岡マーケティングサロンを主宰されている山﨑 啓輔(やまざき けいすけ)さんです。
冒頭から「Let’s ポジティブマーケティング♪」の掛け声で始まりました!
マーケティングって面白い!マーケティングって実生活に役立つ!そして、マーケティングで仕事を楽しく、楽しく働く大人を増やしたい!そんな思いで活動されている山崎さんより、マーケティングサロン支援をされる中で感じる課題についてお話頂きました。
▶マーケティングって何?
そもそも「マーケティングって何?」いろんな人によって、マーケティングの捉え方は、様々。しかも形がある、結果が必ず得られるものでもないので、より、難しく考えられがち。
今回、山崎さんは、マーケティングとは「商品サービスの良さをお客様に「伝える」ことがマーケティングであると山崎さんは定義されていました。
そこで、ピックアップされていた「地域におけるマーケティング課題」が
「マーケティング支援難民」というキーワードでした。
▶マーケティング支援難民
マーケティングの相談に来る方は、皆さん「売り上げを上げたい」つまり、
商売の相談に来ています。しかしながら、マーケティングは予算をかけないと、意味がないと言われるとのこと。
・売り上げが上がらなくて困っている、だから相談してる、
⇨でも予算がないから、きちんと支援がうけられない
矛盾してますよね、、
月に何万も予算をかけられない地域の小さな飲食店さん、商店さんなどいっぱいある中で、どういう風に地域の中で手助けができるのか。
▶予防医学に近い取り組み
様々な相談窓口があるのに、気軽に相談できるものになっていないという実情、そして、抽象的な困りごとを具体化していくにはマーケティング診断サービスなどによって、予防的アプローチが課題解決につながるのではというお話がありました。
中小の飲食店や小売店の方々がただ待っているのではなく、こちらから事例を発信することで、相談しやすくさせていくことも大事なのではと山崎さん。
しかしながら、現実的な課題として、「時間がない」「忙しい」ことによって、例えばSNSの運用ができないなどの課題があります。
その中でどうしたらいいかと考えたとき、「時間がない」ではなく少しでも時間があるなら「やってみよう!」「試してみよう!」とポジティブにとらえられるように、
「ゼロをイチに変えていくための啓蒙活動」が大事ですね、ということで「ポジティブマーケティング」に議論は着地ししました。
▶選んでもらう仕組みを作るコト
困ったときに、相談できるコミュニティがあること、そして、そこに一歩踏み出すことが大事であり、
そして、山崎さんから最後、「試してみたくなる空気作り・場づくり・仲間づくりが必要だよね、そして、無理やりでも、引っ張り込むくらいの気持ちでないと支援ができない!」と熱く語っていただきました!
最後に、未来志向Laboは、地域に抱える課題を考えることが、日本の新しいヒントになり、少子高齢化、首都圏手中など様々な課題に対して、
それぞれの想いややりたい事を繋いでいくことで最適解ができれば、
チャンスは大きいはずだと思っています。
■参加者の声
■最後に…【未来志向Labo】が目指すもの
最後まで、お読みいただき、ありがとうございました。
そして、イベントにご参加頂きました皆さんもありがとうございました。
改めて、未来志向Laboが目指すもの、
それは、
未来志向という言葉が指す通り、
「子どもが生きる街がこうなったらいいなぁ」
「若者が誇れる街がいいなぁ」
という想いが根底にあります。
ただその想いはビジョンだけでは決して叶わず、
誰かが地道に活動をしていく必要があります。
先人たちが10年100年として紡いできた今の文化を、
今、ここから自分たちが日々実験的にラボのように活動することで、
これから先の文化、つまり「100年続くコト」を創る、この想いが伝播し、様々な人たちが集まる・応援する、そういった街づくりを目指しています。
その始まりが、今回の未来志向Labo発足記念イベントでした。
多くの方にこの1歩を知ってもらいたい!と思っています。
今後、YouTubeからも、様々な配信を行っていきます。
ぜひ、まずはイベントの様子の動画視聴とチャンネル登録とともに、
「未来志向Labo」の今後の活動の応援よろしくお願いします!
■100年続くコト作り #1直前対談 動画
こちらは、イベント直前の静岡マーケティングサロン山崎さんとの対談動画です。未来志向Laboの想いや、山崎さんのマーケティングサロンのお話をさせて頂きました。こちらもご視聴下さい↓
◆未来志向Labo ◆
地域をつなぐ架け橋になる
共創コミュニティを目指して活動をしています
富士山の麓の「富士のまち」から 、
“100年続くコト”の「キッカケ」を創りだす活動をスタート!
地域社会の未来へ、
「働き方」「学び方」「生き方」のヒントを発信中
【未来志向Labo公式HP】
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