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【個人主義の時代】は終わったの?

「実歩さん、【個人主義の時代】は終わったんです。

「それ、本当に衝撃なんですけど・・・!」

価値観を大きく揺るがす事件が起こったのは、新時代の幕開けに世間全体がそわそわしはじめていた・・・2019年3月、大阪でのことでした。

” 発 熱 事 件 ”


鈴木実歩です。

大阪にある小さな街に、リトリートを目的に滞在していました。

パソコンやスマホから離れ、通常のお仕事(コンサルやミーティング)の予定をいれず、おいしくて身体に良い食事を毎食たべて、気のいい空間にひとりで滞在し、穏やかに時間を過ごしていました。

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しかし・・・


滞在3日目に、私は突然、ばーーーーんと!!



40度の熱を出してぶっ倒れたのです!!


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毎月のように海外に行き、時差があっても、気温差があっても問題なくて、仕事の予定をつめつめにしても、風邪さえひいたことがなかったのに・・・


それなのに・・・


なんの予兆もなく、発熱って!


大人になってから40度の熱、出したことありますか?


もうね、すごいの!


身体のふしぶしが激痛で、寝返りも打てず、全身滝のように猛烈に汗をかいて。意識は朦朧として、記憶もとびとび。


身体の中で怪獣が暴れまわっているような感じで、胸が「ぐううううううううっ」と押されているようで、息をちゃんと吸えなくて・・・まるで何かに乗り移られたような!?


うーうー呻きながら、沸騰した頭で思ったのは・・・


「あああ、ここで、しんだらどうしよう・・・」


滞在先は私ひとりだったし、土地勘がないので病院がわからない。

自分では何にもできなくて、どうにかスマホを手繰り寄せて「だれか来てください・・・!」とヘルプを送りました。

そうしたら、すぐに駆けつけてくれた方々が、冷えピタを貼ってくれたり、替えの服を持って来てくれたり、ごはんを作ってくれたり。

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料理人ちこさんが、お出汁から取ってくれた鯛茶漬け。・・・身体に沁みて泣けました。

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翌日は、薬膳鍋・・・!

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起きたらテーブルにこれよ・・・!(涙)

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さらに、冷蔵庫あけたらいちごのゼリー・・・!(感涙)


私が男だったら、この場でちこさんに結婚を申し込んでいましたね。

確実に。


そんなこんなでみんなにたくさん助けてもらって、どうにかようやく2日後に回復しました。


で!


非日常の場所で、熱を出して倒れこみ、自分ひとりではいかに何もできないかということを突きつけられた体験を通して、今までの自分の価値観が大きく揺らいだというか、考え直すきっかけになったんです。


本当の”自由”や”豊かさ”ってなんだろう・・・?


特に思ったことは、

”より個人へ”という流れが社会全体にあるけれど、そこを追求した先に、本当の自由や豊かさってあるんだろうか?

ということ。


企業の終身雇用は崩壊する一方、スマホもインターネットもSNSも揃った今の時代、YOUTUBERやインスタグラマーなどの新しい職業がうまれ「好きなことで、自分で生きていく!」ことを目指す人たちが爆発的に増えましたよね。

かく言う私も、長い会社員時代を経て、ゼロからSNSを使って起業して、「会社に、他人に、依存せず、より自由度高く生きられる自分になること」を目標に突き進んできました。

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具体的にどんな状態を目指していたかというと・・・

・自力で稼ぐ力をつける
・場所にとらわれない働き方をする
・時間を拘束されない
・人にコントロールされない
・好きな人と仕事をする
・会いたい人とだけ会う
・古い価値観にとらわれない
・「女性」「年齢」から自由になる
・スケジュールをやりたいことばかりで埋める
・やりたくないことや苦手なことは極力手放す
・固定費少なく利益率高いビジネスをする
・スピード感を持って仕事をする
・無駄を省く
・すべての行動に意味や目的を持つ

などなど。

そして、これらを目標にして進んできたことで実際に人生は大きく変わりました。得てきたものもたくさんありました。


ここ数年は、「自由な働き方に憧れます!」とか「いつもキラキラしてますね!」と言っていただけることも増え、そのこと自体はとっても嬉しいです。

ただ、一方で、内心では「それだけじゃないんだけどなあ・・・」「ずっと走り続けないといけないのかなあ・・・」「これが ”豊かな生活” なのか?」と、空虚感を感じたり、やる気がわかなくなったりすることも、実は、ときどきありました。

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このタイミングで出会った、正反対の女性。

”40度発熱事件”は、私の身体と考え方に大きな衝撃を与えてくれただけじゃなく、素晴らしい女性とのご縁も用意してくれていました。

その方が、料理人ちこさん。

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料理人ちこ
大学卒業後、「御食事ゆにわ」という自然食を超えた、まごころ料理のお店で店長をされています。
「食べ方を変えると生き方が変わる」というメッセージを発信し、日本各地でセミナーや講演活動を行いながら、「食と生き方」をテーマにした著書も多数発表。近年は「美味しいごはん」という映画も作られました。


私が発熱で倒れているときに、鯛茶漬けや、薬膳鍋を作ってくれたちこさんと、たくさん、たくさん話をしたんです。そして、一気に距離が縮まって仲良くなりました。


彼女と私は同世代。大好きな仕事を通して自己実現をしているという点は共通していますが、「仕事」「生き方」に対して、まったく違ったアプローチをしています。


彼女は言ったのです。

「実歩さん、【個人主義の時代】は終わったんです。」


え、むしろ始まったばかりじゃないの?

インターネットのおかげで、やっとひとりひとりが自由に力を発揮し、選択し、稼げる時代が来たというのに?

私とは「全く反対」を体現しているちこさんと、長い長い会話を重ねたあと、対談の音声を収録しました。


実はコミュニティのメンバーだけに公開していた音声ですが、これがかなり反響をいただいて、毎日たくさんのご感想をいただいているのです。(この記事の文末で紹介してます。)


その音声をこれからnoteでお届けしていこうと思います。どきどき。

新しい時代、令和に突入していく今だからこそ「個人の脆さ」「対極の価値観の融合」と向き合うタイミングなのかも。

少なくとも私はいま「2019年の後半は、これまでとまったく違う時間になりそう」という期待と怖さが混ざった、ざわざわする予感でいっぱいなのです。

続く・・・


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LINE@でもお友達募集しています。

LINE@では、現在開催しているちこみほ長期講座「ブレイクスルー!」の ”エッセンス” を週に2回(月・木)で配信しています。

ただいま1,000人以上が参加中! ぜひ仲間になってください♡

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いただいたメッセージをいくつかご紹介させていただきますね。

きっと、「同じ感覚でした!」という方や「あ、なんかわかる」という方、「そんな風に感じるんだ?」という方、いろんな発見があると思います。

それでは、どうぞ。

これからはコミュニティの時代?
ひとりでは生きていけない時代? 

「個」と「集まり」の間を上手く生きていける人が、人生の質を高めていける。

音声の中には、バランスの取り方のコツになるヒントが入っているといいなぁ。などなどの疑問・思いが頭をよぎりました。

みほさんは「今」をリアルに教えて下さるので、勉強になります。音声を聞くのが楽しみです!

裕子さん
みほさん

40度の熱を出されたお話は、本当に心配でした。子どもで40度とかは聞いたことありますが、大人で40度ってどうなるんだろうと思いました。

ただ、近くにちこさんがいらしたんですね。とてもラッキーですよね。やっぱりみほさんは守られていると感じます。

本当にお二人とも、とても素晴らしい方だと感じています。お二人がお話されてるって、とても不思議な接点ですよね。

だけど、ただ、みほさんが救える方と、ちこさんが救える方は、また、違うのかなと思います。

みほさんにはみほさんにしかない魅力とパワーとビジネスの世界で、数字と、実績を現実に叩きだすといいますか、、、それを教えられるのはみほさんしかいません。

一方、ちこさんは、食を通して体に語りかけるだったり、食を通して人と人を繋いでいるのかなと感じます。

私はみほさん、新田さん、ちこさんには少しですが、教えをいただき、やっと幼い頃からの思い込みやネガティヴな感情から解き放たれて、すごく、前向きで、そして自分という人間が見えてきました。

さやかさん
今回の「対極の価値観を融合すること」について、どうしても返信したくなり、ご連絡しました。頭ではなく、魂から突き動かされるように、いま、メールしています。

実歩さんの文章が、シンクロするように、私が考えていることが言語化されていて・・・今回のことは、長らく、私が考えてきたことでした。

私が21歳のときにNYに行って、NYの雰囲気と、そこで出会った世界中から集まる仲間たちとの日々に圧倒され、頭を殴られるようになった体験から、日本人はなんて勿体ないんだ!という思いをずっといただき続けてきました。

というのは、世界中から学生が集まる語学学校にいたからこそわかるのです。

全く違う文化にも理解しようと、寄り添おうとできる国民が、日本人だけだということが。

たとえばですが、世界の人は、宗教があります。多くが、一神教です。
彼らからすると、日本の八百万の神々という、複数の神が存在する、ということが、全くもって理解できないのです。理解しようという片鱗すらない。

日本人は、宗教を知らないと思われていますが、そういう宗教心がある人たちがいることを理解しようとするところにいる。受け入れようという姿勢があるのです。

ただ、日本人は英語力がダントツで低いのです。英語で議論するチカラがない。だから何を考えているかわからない、理解できない、と世界からは思われます。

でも違うのです。

人を理解し、受け入れようとするチカラは日本人の特殊な「受容」の能力なのです。

何を言いたいかというと、「対極の価値観を融合すること」が世界レベル、宇宙レベルで必要とされる時代に、この「融合」することができるのは、日本人だと思っているのです。

私は、この日本人の「融合力」を目覚めさせ、開花させ、生きているだけで世界を変革させる人を増やすことが、私の使命なのだと思っていますし、そういったテーマのコミュニティを立ち上げようとしています。

そして、これは、まさに今の時代に必要なことだと信じています。

ひとみさん

昨年の8月、人生をより深みのあるものにしたい、世の中の役に立ちたいと思い、副業を考え始めて、実歩さんに出会いました。

実歩さんにSNSで出会わせていただき、たった数ヶ月で人生が激変して、生き方がかわったんです。ありがとうございます。

実歩さんからいただいたメッセージの意味が腑に落ちて、理解することができました。

読んでいて熱く燃えるような情熱を感じました。音声楽しみにしています^_^

のりこさん
こんにちは!

実歩さんからいただく文章は、いつも嬉しいのですが、今回は特に嬉しかったです!

食のエキスパートのちこさんと、女性起業の第一人者の実歩さんとのコラボ、楽しみでしかたありません(^^)

聞くだけでエネルギーが上がりそうな感じがしてワクワクします!次の音声がとっても待ち遠しいです。

ゆうこさん

メッセージを送ってくださったたくさんの皆さま、本当にありがとうございます。


この『【個人主義の時代】は終わったの?』という文章は、何度も書いては消して、書いては消して、を繰り返して、やっと公開できたものでした。


リトリート先での突然の発熱体験から得た、個人的な気づきのシェア・・・というだけでは終わらせたくなかった。

ちこさんとも、何度も何度も話したけれど、新時代へのカウントダウンが始まっている、今だからこそ、得られた「メッセージ」だよねって。

ちょっと、使命感のようなものにかられて、お届けしたのでした。その文章に、たくさんの反応が集まって、とてもとても嬉しいです。

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”ちこ” と ”みほ” のプロフィール。

料理人ちこ

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・料理人/「食と生き方」講師
・「御食事ゆにわ」店主/ドキュメンタリー映画「美味しいごはん」主演
・「食と生き方」をテーマに著書多数

高校時代、塾の先生(人生の師)が作ってくれた塩おむすびをきっかけに、料理に目覚める。

自然食という枠を超えた「御食事ゆにわ」を仲間とともにオープンしたところ、食材、調理法にこだわったメニューを食べた人からは、妊娠、就職など奇跡の数々が報告された。

現在は、自身の経験と来店者の体験談から、「食べ方を変えると生き方が変わる」として食生活を大事にするというメッセージを発信し、セミナーや講演活動を行っている。

公式WEBサイト ◎インスタ  ◎ブログ  ◎Facebook

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みほ(鈴木実歩)

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・ビジネス書著者
・女性のためのコーチング/起業コンサルタント/プロデューサー
・未来シフト株式会社代表取締役

10年間の”会社員生活”に終止符を打ち、2014年11月、クライアントゼロから「未来シフト・コーチング」という肩書きで起業。SNSとDRMを融合した独自のインターネットマーケティングで、あっという間にソーシャルメディア起業界を代表する存在となる。

起業塾やビジネススクールを主宰し稼げる女性たちを続々と輩出。
現在は様々な分野の著名コンテンツホルダーをプロデュース。

100名〜1000名規模のオンライン教材コミュニティを複数運営しながら、日本だけでなく海外でもセミナーを開催し、4年間で延べ4,500人以上の女性と関わり、新しい働き方を伝えている。

公式WEBサイト  ◎インスタ   ◎ブログ   ◎Facebook 

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