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悪口に対する武器は「尊重」と言う名の切り離し

私は、場に悪口や嫌味を言う人がいると、とても嫌な気持ちになったり、憂鬱になってしまうタイプです。そういう人間が近くにいるだけで気持ち悪くなります。

ですが、どの世界にもそういう人間がいる以上、それからあまり影響を受けない自分を作る必要があるのではないかと思っています。自分が復職したときに、悪口を耳にしても影響を受けにくくなるように、考え方をまとめようと思います。 

まず基本的に、他人が何を思おうと、どんな行動を取ろうと、例えそれが悪質なものだったとしても、尊重をした方がいいと考えました。

悪口を言っている人を見ると胸糞が悪いので心情的には難しいかもしれませんが、その人を罰したいという気持ちがあると、それができないフラストレーションが溜まって、それが大きなストレスになっているのではないかと思います。

そのため、悪口を言っている人がいたとしても、その人が言っている内容については同意も肯定もする必要はありませんが、その人がそう考えているということについては、尊重すればいいのではないかと思います。尊重といえば聞こえはいいですが、もっと正直な表現をすると、「関係ねーや」と自分と切り離すイメージです。

そもそも悪口を言うことは、メリットが少ないですし、不幸を招く行為だと思っています。その人が自分から好きで不幸になっているのだから、放っておけばいいのではないかと思います。悪口を言って不幸になる自由が、その人にはあります。その自由意志については、尊重した方がいいのではないかと思うのです。

その人の言動が自分のモラルや道徳心に反していたとしても「不幸になるのが好きな風変わりな人だなー」と思っていればいいし、自分が幸せになりたいのであれば、悪口を言わないという選択をとればいいだけなんですね。

悪口を言うことがなぜ不幸を招いているのかというと、それで気分がスッキリしたり、味方を付けている気になっているのかもしれませんが、仮に取り巻きがその悪口に同調していたとしても、面倒臭いから適当にうなづいているだけですし、性格が悪い人だと周りに評価されるというデメリットがあります。

また、人の悪口を言うことで、自分の中の基準が高くなってしまうので、結果的に自分の首を絞めることにもなるというブーメラン的なデメリットもあるのではないかと思います。

例えば、「あの人は仕事ができないから迷惑だ」と悪口を言っている人は、自分が新しい部署に異動して仕事ができなくなったり、仕事以外の場面で役に立たない人間になってしまったとき、自分のことを迷惑だと責めてしまうのではないでしょうか。

これらのデメリットがあるので、悪口を言うことは不幸を招くと、私は思っています。そんなことを自分から好き好んでするなんて、よっぽど変わり者なんだと思います。

※下記は精神科医の樺沢さんという方の記事です。
よく悪口を言う人ほど「不幸になる」科学的根拠

なお、自分がその悪口を言っている人に対する管理監督責任が無いのであれば、批判したり罰したりする必要もないのですし、ほっとけばいいいんです。もし管理者なのであれば、職場環境の改善も職務内容なので、悪口を言っている人をたしなめる必要がありますが、そうでないなら、そんな責任を負う必要なんてありません。(肝心の管理者が職場環境を悪くしているというケースも多いですが…)

したがって、先ほどもお話しましたが、他人の言動について尊重して、悪口に対しても「関係ねーや」と切り離して考えるということが、悪口に対する最大の武器になるのではないかと思っています。そして、それこそが対人関係における自己防衛にもなるし、それだけではなくて、他人に対する怒りを抑えて、自律神経を整える効果もあるのではないかと思っています。

復職まであと数ヶ月というとこになりましたが、少しでも強い自分を作れるように、追加で色々と考えていきたいと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました。






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