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相手の悪口や不機嫌に影響を受けない考え方

関係ないにも関わらず、いちいち人の意見に口出してくる人がいますよね。特にSNSではよく見られる現象です。また、言葉には出さずとも、不機嫌な雰囲気を醸し出すタイプの大人も意外と多いです。

そのような人たちは、きっと相手を自分の思い通りに動かしたいという欲求があるのだと思います。そして、自分はこれまで、そういうタイプの人間がものすごく苦手でした。

もちろん今でも苦手だし近寄りたくはありませんが、前ほど過剰に反応しなくなったように思います。(職場の悪口や実親の不機嫌な態度などがストレスとなり、適応障害や双極性障害となった経験があります。)

そのきっかけとなったのは、相手の意見を「聞く」ことはしてもいいけど「従う」必要はない、という言葉を知ったことでした。

これまでは、悪口を言われたら、そんな自分を責めたり、「悪いところを直さなきゃ」と思っていたように思います。また、不機嫌な人がいると、「何とかご機嫌を取らなきゃ…(汗)」といった強迫観念のようなものがあったように思います。(育った環境とかの影響もあったんじゃないかと思います。親が癇癪持ちで、すぐ不機嫌になっていたので、自然と顔色をビクビク気にするようになってしまいました。)

しかし、そんな相手からの「思い通りにコントロールしたい」というサイン(言動)に対して、別に従う必要がないんだということが分かってから、そういう相手の言動が気にならなくなりました。

何を言われても「いろんな意見があるよね〜」と思うし、不機嫌な人がいたとしても、相手が好きで不機嫌になっているのだから関係ないですよね。

ただ一つ気をつけなければいけないのが、逆の立場でも考えなければいけないということです。自分自身も誰かに対して、思い通りに動いて欲しいという欲求があると、相手の悪口や不機嫌に腹が立ってしまうんですよね。

例えば、「悪口を言わないで欲しい」と他人に期待をするから、悪口を言われた時に無性に腹が立ったりダメージを受けるんです。

また、「不機嫌にならないで欲しい」という期待を他人に抱くから、不機嫌な人を見ると、批判をしたくなるんです。

ですので、他人には悪口を言う自由もあるし、不機嫌になる自由もあるから、他人に「良い人」「優しい人」「良識のある人」であって欲しいという期待をしてはいけないということです。それが親であってもです。

そのように、相手の意見に従わず、なおかつ相手に期待しなければ、他人の悪口や不機嫌をスルーすることができますし、それに腹を立てなくて済むのではないかと思います。

(ちなみに、私自身、そういう他人の悪口や不機嫌に影響されやすい性格をしているので、何とかそれにダメージを受けないように必死で考えました。汗)

最後までご覧いただき有難うございました。


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