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宇宙をクリエイトする令和哲学~カント哲学と共に~

令和哲学カフェから新しい世界が始まる。

そんなワクワクが止まらない!!
「哲学」というものは、考えをめぐらせて難しい理屈をこねるものだというイメージだったのが、人間にとってなんと尊いものなんだろうというイメージに大反転したきっかけが、令和哲学カフェ。

一定期間でテーマが変わり、一貫して美学を探求していく6か月の内容なんだけど、今は「哲学」がテーマになっています。
哲学の中でも、難解だといわれる、カント哲学を取り上げて、超わかりやすく、かつ現実のコミュニケーションに取り入れたワークショップを通して学ぶことができます。ワークショップのファシリテートをするノ・ジェスさんのリーダーシップには本当に驚かせられることが多すぎて、毎回ハラハラドキドキわくわくしながら一日の中で一番集中する時間を過ごしている気がします。

なぜ今、カント哲学なのか?
実はカントは、人類歴史上の、蒸気機関や半導体の発見よりも、大きな偉大な発見をしている。今日は、そんな定義からはじまって、さっそく、どういうこと??と、興味をそそられました。

それなのに、なぜ科学は進化発展していくのに哲学は進化発展することができなかったのか。

科学は認識対象の開発をする道具
哲学は認識主体の啓発をする道具

イメージ図が共有できないので、いったんこの整理だけ。今までこんな整理を聞いたことがない!
認識主体と対象の例えとして
人とリンゴをイメージしてみてください。
「リンゴを見ている人」とした場合は、認識主体は人、認識対象はリンゴです。さらに人とリンゴが並んだ画像をみている観点がありますよね。そこでは、観点が認識主体で、人とリンゴが認識対象になります。

認識対象の開発の例えとして、人間の体の外の開発として自然環境とか、車や携帯の開発とか、とにかく宇宙自然の仕組みをいかに活用して人間の体を生存させるために便利にしようとしてきたのが科学の時代だったなと納得。今までは体の外の開発だったのが、今は人間の体の中、DNA操作から脳のチップにまでおよび、人間の体から考え感情までもアルゴリズムとして、認識対象になってきている時代です。
そのアルゴリズムを外からみる主体があるということですよね。
人間の体の目でみている時代はもう古いということです。数学物理学の観点は宇宙の始まりの追求で、ひも理論→まく理論→M理論と、この宇宙を動かす力そのものは何なのか、という観点からすべてのアルゴリズムを統制しようとしているのです。
だけどそこの弱点に、人間の心が入っていない。なぜならば心の定義は主観的で人間それぞれ独特なものとして一づけられていたから、普遍的な心を定義することは難しかったんですね。だから、人類同志を大量虐殺する原爆が使われてしまったり、今もAI時代の格差社会の到来によってより身分格差がおこり、ただAIにコントロールされて生きる無用者階級の誕生まで予測されてしまう、そんな存在として人間が位置づけられてしまうくらいの時代になっているんです。

そこに対して令和哲学では、人間が可能性をひらく一番深い心とつなげて整理をしていきます。今回は内容の神髄まではいきませんでしたが、認識の主体についてこんな整理がかけられていました。

認識主体を理解するには3つの主体の理解が必要。
1.思い込みの主体→今まで当たり前のように使っていた、体の人間である私はこの段階。
2.事件の主体→カントの言う認識能力、認識形式。令和哲学では「観点」
と言ってます。半導体であれば電気のオンオフの仕組みの段階。数学物理学で解明できる仕組みの段階。
3.解析の主体→制約されない大自由の心。事件の主体にもなれるし、思い込みの主体にもなれる。

こんな3つで整理できて、この3つがどういうものなのかを理解できるということは、本当の自分を知ることにつながるのです。

「思い込みの主体にとどまっていては、使えない哲学になってしまう。使うためには事件の主体、解析の主体までいくこと。」By ノ・ジェス

認識主体をこんなにシンプルにを3つで整理できる令和哲学者ノ・ジェスほんとにヤバい!

カントブームが起こったら、日本人はシャープな論理を持つようになる。
そしてカントが曖昧にしか表現できなかった絶対世界を令和哲学で明確にすることで、数学物理学を超えるこころの世界を人間が活用する時代がくるんですね!
哲学は人類の愛の結晶だと感じられる。
今までの哲学者たちもきっとすべての蓄積が報われ、人類が手を結ぶ時を心待ちにしているに違いありません。二度と戦争なき世界へ。
全日本、全世界の人たちと、共通のディスカッションをする日が待ち遠しい。

あと、令和哲学カフェではテーマに沿っていろんなことを質問されて、そこに対して参加者たちもzoomを活用したディスカッションを通して考えていく形式になっているので、自分の中でも考えが育っていきます。

「哲学」を通したディスカッションでの気づきが新たに生まれたので記録しておきます。お題は
1.哲学とは何か
2.なぜ今の時代に哲学が必要なのか

昨日の私の中から出てきた答えは、
1.哲学とは?
自分の軸
2.なぜ今の時代に哲学が必要なの?
軸がないと情報にあふれる今の時代、翻弄されてしまう。新型コロナとか世界大恐慌の不安で仕方なくなる。何をどう信じて動いたらいいのかわからなくなってパニックになってしまう。行動が一貫性がないので無駄が多くなる。本当に人生を集中してやりきることができない。

みたいに整理されてたけど、哲学を考え始めてから4日目、今までの蓄積のせいか、少しプラスの観点が出てきた。

1.哲学とは?
人類全体で完成させていく思考のアート作品である。
歴史の中で彫刻のごとく思考を刻み、77億すべてが納得する究極にシンプルな真理へ到達するもの

2.なぜ今の時代に必要なのか?
いま新型コロナのパンデミックが来ている。このパンデミックの意味を理解することが必要。感染症に打ち勝つためには全世界の連携と協力が試されている。だけど、今の世界にリーダーシップをとる国がない。物質文明をリードしてきたアメリカや、成長中の中国もウイルスの脅威と経済大恐慌の危機の中にいる。だから人類の方向性がカオスに陥っている。
そして実は新しい時代をつくる時には、新しい哲学が必要。なぜなら一番深い土台からの変革、人間のものの見方が変わることが一番大きな変化を生み出し、それが時代のパラダイムシフトになるから。人類のバラバラな価値観、判断基準を、その基準が生まれる上位体系から引いて上昇させて、共通土台を築き、人類の結集と新たな生産を導く。哲学は、その役割を担うものである。

哲学の定義が育っていくことは楽しい。今日はカント哲学の理解を通して、日本で令和哲学の土台がベースになることで、人間一人ひとりが尊重されるポストコロナ時代、美学の時代、心の時代を創っていける!とワクワクしました!

より多くの方と共有できたらとても嬉しいです。ぜひサイトをご覧ください。そして令和哲学カフェはオンラインで気軽に参加でき、毎日21時から開催されています。1ミリでも気になったら、参加、拡散をよろしくお願いします。

令和哲学カフェ
https://reiwaphilosophy.com/

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