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都会での新生活は、自転車が必須

海外生活20年の間、

留学中の半年だけ、
大都市に住みましたが、

海外生活のほとんどは、夫の地元である田舎で、暮していました。

田舎では、電車もバスも本数が少なく、
しかも、時間通りに来ないこともしばしば。

海外に行く前は、ペーパードライバーだった私でしたが、
必然的に、車を運転することになりました。

20年間の車生活の後、

日本に帰ってきてから、
自転車生活に変わりました。

引っ越してすぐに、
姉から、自転車は必要だからと言って、
自転車屋さんに
連れていかれました。

ママチャリがいっぱい!
しかも、家族連れも多く、繁盛しているのに、
びっくりしました。

私が住んでいたヨーロッパの田舎では、
自転車といえば、
レース用の自転車がほとんど。
ママチャリなんて、見たことがありません。

そもそも、道を通る自転車を見ても、
趣味のサイクリングを楽しむ人達がほとんどで、

自転車の前後にバスケットをつけてる人を
見たことがありません。

日本で、自転車の前後に子供を乗せてるママ達の姿には、
衝撃的でした。


食料の買い出しには、
自転車は必須です。

都会の道は狭く、
しかも自転車に乗り慣れてる人達が、
ヒュ〜っと、
ノロノロ運転の私を追い越して行きます。

コケたり、人にぶつかる恐怖は、
いまだにあり、
自転車の運転はとても未熟で、
怖いです。

一度、雨の日に、
坂道を降りて、道路を横切った時に、
滑ってしまい、
派手に転んでしまいました。

両膝と両手から、血が出て、
腰にひどい痛みが走りました。

この時は、本当に自分が情けなかった。

幸いにも、骨には異常がなかったので、
醜い傷口が治るのに、
時間がかかりましたが、
元に戻りつつあります。

都会は、駅と駅の間が短く、
自転車で軽く、3駅を越えることができます。

電車やバスを利用しても、
行けるのですが、

車のように、自転車も
自分で舵を取って、
自分オリジナルな行き方を決められるのが、
楽しいです。

自転車の良い点は、
どこにでも好きに停められること。
ふらっと立ち寄ることができますが、

都会では、自動車だと
駐車場を探すのに、大変そうです。

自転車で散策中に、
近くにリサイクルショップがあることに気付きました。

70代のご夫婦が、2人で営んでます。
とても素敵なご夫婦で、

嬉しい事に、無料配達してくれるというので、
そこで、鏡と電子レンジを買いました。

そのリサイクルショップに通うようになりました。

奥様の話し方が、なんだか和むのです。

埃がかった、古いリサイクルショップですが、
私にとっては、癒しの場となりました。

これも自転車が導いてくれたご縁。

コインランドリー通いをする私を
助けてくれる自転車。

自転車はすでに、
私の生活の一部となりました。

来月の梅雨をどう自転車で乗り切るのか、
課題でもありますが、

楽しく自転車生活を続けていこうと、
思っています。






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