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ああ、クリスマス

まだ、10月だというのに、
クリスマスの飾り付けを見るようになりました。

その、クリスマスの飾り付けや、
クリスマスカード、
クリスマス商品などを見ると、

心がどよーんとしてしまいます。

ヨーロッパでは、
クリスマスは、最大級のファミリーイベントです。

ファミリータイムを楽しむ日です。

クリスマス前後、学校やオフィスはお休みになり、
クリスマス当日も、ほとんどのスーパーやその他のお店は、
閉店します。

子供達が小さい頃は、
子供達の喜ぶ顔を見るのが楽しみで、

夫と二人で協力して、

家の中をクリスマスデコレーションしたり、

子供達が欲しいプレゼントを用意したり、

サンタさんやトナカイが来た形跡を作ったりして、

子供達に、楽しいクリスマスを
演出してきました。

それは、我が家だけに限らず、
どの家庭も、同じような事を、
していると思います。

ヨーロッパの子供達にとって、
クリスマスって、
本当に、特別な日です。

日本のクリスマスやお正月とは、
比べものには、
ならないと思います。

その、最大級のファミリーイベントに、
今年はどうするのか、

決断しなければならない時期が、来ています。

子供達は、大きくなりましたが、
それでも、クリスマスは、
家族が一緒に過ごす、大切な時間です。

帰りのチケットの日付は、
12月11日。

一緒に住む次女には、先日、
仕事の関係で、

一緒にクリスマスには、
帰れないかもしれないと、

伝えてはあります。

初めて、家族が揃わない、
今年のクリスマスに、
次女の動揺は見られましたが、

次女は、家族や友達に会いに、
一人でも帰ると、決心しています。

夫にも、その旨を伝えました。

ただ、長女にはまだ、言い出せず、
深い罪悪感から、

気が重い状況です。

やっぱり、クリスマスくらい、
家族で過ごしたほうがいいかな?

帰りたくても、金銭面と、仕事の休みの問題があり、
無理だとわかっていますが、

長女の暗い、悲しい顔が頭に浮かんできてしまい、
悩みました。

お金を借りたり、職場に無理を言って、
強行する事だって、可能だと思えましたが、

ふと、

じゃあ、私の気持ちはどうなの?

もう一人の自分が、聞いてきました。

長女や家族を悲しませたくないけれど、
私は、行きたくない。

クリスマスなんて、ずっと嫌いだった。

やっぱり、やめよう。
自分に正直に生きることにしたから。

自分優先で生きていくために、
日本に帰ってきたから。

そう決めてから、心がすーっと軽くなりました。

子供達に対して、
罪悪感が出てきたら、

こう思うことにしました。

この地球上において、
今は、魂の学びのために、
家族として、存在してるけれど、
元は、宇宙からの個々の存在なんだと。

そう思うと、
子供達から、何を言われようが、
思われようが、

腑に落ちて、
罪悪感が消え去ります。

生まれる前に、
私を母として選んだのはあなた達で、
私もあなた達を、子供として選んだ。

そう思うことで、
私は、私なりに解釈していますが、

子供達にはきっと、まだまだ先にならないと、
わからないことだろうと思います。

今は恨まれても、
きっといつかは、
私の想いが、子供達に届くと、
信じています。

あー、今年のクリスマスは、
人生初の、ぼっちクリスマスになるのかな。

そういう経験も、楽しそう!



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