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小説投稿サイトを探してみた

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 読むのと書くのが三度の飯より好きと公言してきたみらっち。

 公式、WEBときて、次は―――

 小説投稿サイトを探す。

 えっ
 みらっち小説家を目指すの?

 いやいやいや。
 ノンノンノン。

 現在WEBでこれまで書いたものを少しずつ公開しているのですが、もう少しいい感じに読めるサイトにリンクできないかなと思ったのです。

 縦書きとか。
 フォントとか。
 なんかいろいろ。
 読みやすい感じの。

 小説らしきものは書いていました。
 小説家になりたいと思って書き始めたわけではなく、気が付いたらいつも何かしら書いていた、という感じです。
 それでいて物書き関連の仕事にはつこうともせず、物書きの夫と結婚してしまうという人生の迷走をしてしまったのですが。

 とにかく溜まっちゃってるのです。
 これはもう、役に立つとか立たないではなく、面白いか面白くないかとかではなく、ウケるかウケないかとかでもなく、とにかく何かしら外に出すことを考えたほうがいいなと思ったわけです。
 もしかしたら、この世界の片隅には、ちょっとでも面白い、と思ってくれる人がいるかもしれないし。

 人生ってウカウカしていてはいけないのですね。
 本当にあっという間。
 働いたり子育てしたりぼやっとしてたりしていたら、いつのまにか50を過ぎていました。

 学生のころ、おじいちゃん先生などから訳知り顔で「少年老い易く学成り難し」などと薫陶をいただきましたが、嘘じゃなかったですね。
 志学しがく而立じりつを適当にすっ飛ばしたからこうなるんですよね。
 自業自得です。
 40で不惑でもなかったし。
 50にして天命を知ると言いますが、知っているのは近所の店の店名くらいです。

 50になったら、老い先を考えるようになりました。
 小説を書くということはエネルギーが必要だし、小説家が老いるのと、老いてから小説を書き始めるのは違います。

 40代、50代で書き始めた作家さんも多いですが、彼らほどの熱い情熱と才能がない私など、この先年を取れば老眼にもなりますし、なけなしの感性も気力も根気も失われて行ってしまうことでしょう。

 とはいえ悪いことばかりでもありません。

 テクノロジーのおかげで今、「書く」ということが昔に比べて気軽にできるようになりましたし、書いたものをまるで本のように、しかも立派なフォントで読むこともできるようにもなりました。

 中学生のころは、レポート用紙に汚い字で手書きしたものを、自分で製本したりと涙ぐましいことをしていましたが、そんな必要一切なし。
 今書いたものを、今本のように読めるんです。
 素晴らしいトレビアン

 とにかく、今まで書いたものが何らかの出来事で(災害とか雷落ちるとか予測不能な事態で)全部消えてしまう前に、自分の足跡を何かしら残したい気がして、はてなとnoteの扉を開きました。

 はてなで約1年半、noteで約1年半、じっくりどっぷり深くおつきあいさせていただいて、たくさんの書き手さんや、記事や小説と出会い楽しんできました。

 小説の投稿先としては、もちろん、真っ先にnoteを検討しました。
 もともとは、そのためにnoteを始めたようなものだったのですが。

 noteさんも小説に力を入れようとしているのが見え隠れしていますが、小説に関してだけ考えれば、やはりnoteは長編小説には向いていないと思います。ショートショートや短編に向いている媒体ですよね。

 とはいっても面白い小説がたくさんあり、ガッツリ読ませていただいていますが、長編小説を書かれているかたはみなさんご苦労されて工夫されているのがわかります。

 広告なし文字制限無しで無限に書けるのに、1万字書いたらもう、めったに読まれません。3000字でも厳しい。
 私の投稿は基本的に3000字ですし、ギリギリのところを攻めてる(のか?)感じ。
 
 noteで短編をと何度か考えましたが、文字数と、日を分けて何度かに分けて投稿することを天秤にかけて考えると、やっぱり自分としてはひとまとまりが好きだな。と。

 そしてnoteはやっぱりSNSじゃけえ。(←どこの人)。
 それがnoteの良さでもあるし。
 noteの良さその①。

 夢のWEBサイトができたことですし、やってみたかったことをしたくなりました。
 ブログやサイトで小説を出したり売ったりは、本物の小説家さんがやることであって、素人が「お話読んでいきませんか~お話があるよ~」と呼びこんだところで閑古鳥なのは当然なんですが。わかってるんですが。

 でもさ、人生一度きり。
 やってみたかったことはやってみよう。

 で、ここはやっぱり餅は餅屋だろう。
 と思ったわけです。

 いまのWEBでも長編小説は無理。
 やっぱり小説サイト→WEBでそこを紹介の流れなんだろうな、と。

 さあ、何から調べようかなと思ったところ、なんと。

 noteの良さその2。
 先輩の情報がいっぱい詰まっている。

 たくさんの小説投稿サイトを経験・研究されている蜂賀三月さんのサイトに行きつきました。

 蜂賀三月さんのことは、昨年のクリスマスのアドベントカレンダーの企画でお世話になって知ったのですが、とにかくすごい方で。

 たくさんの投稿サイトで数多くの賞を取っていらっしゃる方です。
 調べ始めて、最初にみつけたのが蜂賀さんの記事でした。

  ご経験に基づいた分析に、感謝の気持ちばかりが沸き上がってきます。
 これ、自分でいちから調べたら大変なことです。

 その蜂賀さんがやっていらっしゃるブログがこちら。

 導かれるようにこちらのブログへ行き、参考にさせていただきました。

 蜂賀さんは今ある小説投稿サイトのほとんどを網羅されていて、新旧取り混ぜて、公平な視点で分析されています。

 小説家になりたい人はこのブログ必見だと思いました。

 参考にさせていただき、でも、決めるのは自分。

 私は最終的に「NOVELDAYS」と「monogatary.com」、そして「Nola」に絞り込みました。

 自分が求めていることははっきりしています。

 ①PCとスマホが同期できるアプリがあることが望ましい。
  ———両方で書くので。

 ②共有機能があって、投稿前の作品を特定の人と共有できること。
  ———リアルの知り合いに先に見せたいので。

 ③サイトの画面がすっきり見やすい。
 ———異世界の美男美女の王子と姫に溢れた画面だと気後れしてしまうので。

 ④いろいろなジャンルを扱っている。
 ———何か特別なジャンルに特化、というところじゃないほうがいい。

 その条件に近かったのが、「Nola」さんでした。

 できて比較的間もなく、β版ながら、運営さんが頑張っている姿が見える感じで、デザインも可愛いです。

  なによりも、この言葉が気に入りました。

なお、NolaはあくまでメモアプリやWordのような誰にも閲覧されないクローズドな執筆ツールとなっております。

 そう!それを求めていたんです!

 そっと投稿する日が来るかどうかわかりませんが、それまではこちらでコツコツ書いてみたいなと思います。

 ちなみに②は可能なものの、相手もNolaさんに登録していないと読めない仕組みになっていて、WEBに連携は無理そう。
 長編小説をどなたかの目にさらすのは投稿する日が来てからかなと思います。

 どうなることやらわかりませんが、今週も新たなチャレンジです。

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