経験した日系と外資の働き方や文化を比べてみた。
Selamat pagi!MiRA💓です。
かなり久しぶりの更新になってしまい申し訳ないです。
今編集の勉強とかしてて、時間が欲しいなぁと思う今日この頃です💐
今回のテーマは日系も外資も経験し、日本人とも働きマレーシアで外国人としてローカルと共に働いた経験を基に働き方の違いをシェアしていけたらと思います!
以下、私が働いた中でのメリット・デメリットを比べてみました。
どちらも一般職で働いた感想になります。
あくまでも自分が経験した会社で比べているので、
参考やネタ程度に見てもらえたら嬉しいです。
⒈外資と日系のサービス提供の違い
外資【メリット】
・企業別で特別対応はせず、自社サービスの提供ルールを軸として
顧客対応を行うためマニュアルが作用している。その為、
顧客別での認識合わせは、ほぼ不要。みんなが同じ基本的なルールを
理解している(研修の時点で不明点は潰しておく)
日系【メリット】
・顧客に合わせたルールやマニュアルを作成したり・更新しながら
運用する事がメイン。その為、顧客満足度の向上に繋がりやすい。
・顧客第一なのでリピーターが増える。
外資【デメリット】
・顧客からは対応によっては、寄り添ってないとクレームを受ける場合が
ある。何かと業務的な対応になりがち。
日系【デメリット】
・基本ルールが固定されていないので覚える事が多すぎる。
人によっての解釈が異なる為、すり合わせが必要となり、
対応に遅延が生じ、クレームの温度感が高くなりやすい。
・無駄な業務が増える要因にもなりうる。
⒉労働・雇用に関する違い
外資【メリット】
・有給が取りやすい
・残業が少ない・基本は定時帰宅
・インセンティブが良ければ給与UPは割と早い
・自分の1ヶ月の成績が具体的な数字でフィードバックされるため
改善点が分かりやすい。
日系【メリット】
・雇用が守られているので、解雇になりにくい。
・健康診断が会社負担なので、健康に気をつけれる機会が多い。
・通勤費は会社負担なのでお金がかからない
・大手企業に関しては、研修のサポートが手厚い場合がある。
外資【デメリット】
・プロジェクトが急にクローズになったり、ミスや病欠が目立つと
解雇されるリスクが非常に高い。
・新規プロジェクトで入った場合、環境が整備されていないので
探り探りやらないといけない部分もある。
・チーム制の場合、リーダーの特色が強いので直属の上司によっては
自分に対する評価が分かれる事が多い。
・健康は自分で管理するのが主流
日系【デメリット】
・何年働いても給与が上がる見込みがない。上がっても微々たる金額
・遅刻には厳しい割に会社全体で定時に帰る意識がまるでない。
帰りずらいか残業代目当ての人が多い。
・有給も取りづらい。
・時間外に電話やメールで連絡する人が稀にいる。
⒊人間関係に関する付き合い方の違い
外資【メリット】
・定時には帰れるので、誘いがなければ勤務後は自由に過ごせる。
・お互い家庭やプライベート第一なところもあるので、
いい意味で割と仕事だけの関係もありな環境
・信仰している宗教に寛容(お祈りの時間を設けるなど)
外資【デメリット】
・たまに会社のパーティや休日に仕事の人と
ランチorディナーミーティングやBBQの付き合いがある。
・イベントごとが結構多い
↑は半日から1日拘束される。夜解散みたいな感じ。
日系【メリット】
・いい意味で団結力があり、チームで動く事が主体なので
その中に染まる事が出来たら働きやすいと思う。
・会社の中では器用に働き、上手く飲み会を切り上げて
こっそり帰れている人間関係完璧な猛者がたまにいる(真似したい)
日系【デメリット】
・日本の慣習の元で働く事が第一なので、宗教理由(お祈りやラマダン)の
離席やお休みの理解を得るのが難しい。※そもそも分からない。
・仕事終わりの飲み会と称したミーティングでのアルコール摂取や
栄養の偏りが生じ、健康不安に繋がり、生活リズムが乱れまくる。
・若手は先輩に公私混同ついてこいみたいな人がいる(ほぼ男性同士)
⒋育休・産休に関しての違い
【外資】
・産休・育休は基本的には2〜3ヶ月くらい取得し、復職している。
・その為、仕事に対するブランクが最小限で済む。
・育休は男性も取得する。子供は旦那さんと交代でみるか、
ナーサリー(保育園)に預けるかメイドを雇うか選択肢がある。
【日系】
・産休・育休に関しては、女性に対しては寛容だが男性取得率はまだ少ない
・仕事目線の場合、産休・育休取得者の不在期間(満1歳くらいまで)が
長いので、他の勤務者の負担が増える。
・子供のいる女性はキャリアか育児かに偏ってしまうため、
時短勤務かパートになりがちでキャリアを積みにくい。
⒌女性の国際結婚や移住が増えている
ここ最近、働いている仲間から言われたり、街を見て思うのが
国際結婚や海外移住の外国人(日本人も含む)が増えている事。
他の国の慣習や文化はわからないけれど、確実に日本人のムスリム女性や
マレーシア人と結婚した人は増えているし、働く女性も増えている。
たまに日本で育児をされている旅行者の方やマレーシアで育児をしている人と話す機会もありますが、マレーシアは子供に優しい・育てやすいと言う。
日本に居たかったけど、お金の事情でマレーシアに戻って育児をしている
ローカルもいる。
確かにマレーシアでは子供を目にする機会は多いし、正直日本にいる時は接し方が分からず、下手すると親が出てくるから、子供が苦手だったけど
マレーシア人は人に寛容だから、無意識に子供に対する苦手意識は
かなり減ったように思えるし、なんなら面白いなぁと思うとこがある。
あと公園や子供と遊ぶスポットが多いから過ごしやすいんだと思う。
正直子供はうるさいものだし、物事を理解しようと成長している証だろと
幼稚園児くらいまでは理解できる。けど、小学生になると社会性を身につけはじめる年齢だし、子供同士だとテンション上がり、うるさくなるのを分かって居ながら、静かなバスの中で子供を固めて放置している大人(親)はどうかとは思う。間に大人が入ったり、公共機関では、他の乗客もいる事を教えて、社会性を身につけさせる勉強をさせるべきだと思う。
これは国や国籍に限らず子供を育てる親や大人としての問題だけどね。
⒍これからの生き方
転職や海外移住を通して働いた経験を軸に考えた結果、
こんな感じでまとまりました。
⒈語学を活かしたい・お金を稼ぎたい・どこまでできるか挑戦をしたい
→外資の日本語以外の海外プロジェクトやカスタマーやチームメンバーが
外国人の環境で働くのがいい
⒉英語は勉強中で上手くなりたい・お金を稼ぎたい・どこまでできるか挑戦をしたい
→外資の日本人向けのサービスを展開しているプロジェクトで働くのがいい
⒊チームで団結して働きたい・日本の働き方をまずは身に付けたい
→日系企業で経験を積んだ方がいい
⒋子供を中心として働きたい
→日系企業で時短かパート勤務で働くのがいい。
⒌子供を中心として働きたいけどお金も稼ぎたい
→日系企業で時短かパート勤務で働きながら、副業をスキルを身につけて
子供が大きくなったら独立できる様に環境を整えた方がいい。
⒍本業と副業を両立したい
日系企業で働きながら、副業をした方が方がいい。
※外資は解雇リスクもあるし、そもそもやる時間がない場合がある。
※正直外資が絡むと税金面の影響が良く分からない。
※日系は本業でも税金面が日本基準なので、やりやすいと思う。
⒎日系会社員だけで働くのが危ない理由
シンプルに日本は税金が複雑で高いし、業種によっては、残業をせざるおえない時期に該当するにも関わらず、4月から6月に残業をしすぎると保険料が上がりますとか言われると正直腹がたつ。
少子高齢化は日本だけの問題ではないけれど、日本だけ見たら
特に以下の問題が目立つ。
・若者の人材不足(安い賃金で働く人)
・物価高にも関わらず賃金が大きく上がらない
・2025年の後期高齢者の増加に伴う税金負担増
・生活負担増に伴う少子化
・法律の抜け穴を利用した不正者の増加
・精神疾患患者の増加
↑のようにネガティブな問題が目立つ(目立ちやすい)環境ではあるが、
このような問題に、どう対策をすればいいか考えた結果。
・個人で働き方を作り、学び、お金との付き合い方を考える。
今の時代SNSでこのように自分の考えがシェアしやすいし、利益を得やすい環境を活かすのが大切な事だと思う。外資・日系に限らず企業に属するだけの生き方だと残念ながら生きる事に対して保証が厳しいところもある。
外資は、会社の元の国によるけど、管理職や部署異動になると連絡量も残業量も大幅に増える事が多い。海外で1〜2年程度働いて転職するのが普通なのは、社内異動も多く業務との相性の相違が生じたり、条件がいい会社が見つけられる環境が日系より圧倒的に多いから。
じゃあ何故、日系は危ないのかと考えると上記のネガティブな条件が重なりすぎているから。
責任と残業だけ増え、賃金は増えないなら管理職にはならずに副業と節約をしながらお金を増やして、自由度を増やして結婚や家族は作らないほうがいい。と言う考えが増えるのは当たり前かなとは思う。
けどそれって同じく子供に対して同じ目線で見れない大人だけ増えてしまうリスクもあるので、少子化問題は本当に複雑な問題なんだなと思います。
⒏最後に
書きすぎた・・。久しぶりにブログを書くと経験だけじゃなくて
感情が入ったりしているので見辛かったらすいません。
あと区切り線つけてみました笑。
結局、私個人としては、今までの生き方や転職や海外移住に関しては、後悔や失敗したとは思っていないし、すごくいい経験ができたなと思っています。ただこれから生きていくには、上のような問題に向き合う課題もあるし、健康問題もあったりします。
現状物価高・少子化は日本やマレーシアに限らずいろんな国で起きているし、便利な社会の裏側には昼夜問わず働いている人もいるのも事実です。
これからは停止したままでいるよりもリスクを承知の上で動く事が身を守る手段になると思います。
外資か日系かと言うよりは、最終的には、お金との付き合い方が、
学びの最重要課題だと思います。
こう言う話は結構好きです。また何かあれば更新します。
jumpa awak!(またね!)
MiRA💓