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ドイツのクリスマス菓子が半額だった

正月に帰省してごろごろしながらネットサーフィンをしていると、ドイツのクリスマス菓子が半額になっていた。
シーズンを過ぎたので在庫処分なのだろう、クリスマス菓子好きには思ってもみなかった僥倖だったのでウキウキしながら幾つか購入した。

まずはドイツ王室御用達エミール・ライマンのプレミアムシュトレン。

高級感のある蝶番式の缶の中に…
更に巾着袋が。
こんなに粉糖がかかっているのに…
追い粉砂糖が付属!

エミール・ライマンのシュトーレンは「オリジナルドレスナーシュトレン」を12月に食べたのだが、プレミアムは購入しなかった。
同じメーカーを2種類頼むより、他のお店のシュトーレンが食べたいと思ったからだ。
でも半額になったのなら話は別だ。
気にはなっていたので渡りに船だった。
通常のものより洋酒とバターの香りが濃厚だと聞いたのだが、果たして違いがわかるだろうか。
切って食べるのが楽しみだ。
エミール・ライマンの「オリジナル ドレスナーシュトレン」の記事はこちら↓

シュトーレンの他に買ったのはスペクラティウスとエリーゼンレープクーヘン。
どちらもレープクーヘンシュミットというメーカーのもので、レープクーヘンシュミットはその名の通りレープクーヘンの名店だ。

薄いスパイスクッキーのスペクラティウスと、
蜂蜜とスパイス、柑橘ピールの入った
ケーキとクッキーの中間のようなレープクーヘン

スペクラティウスはドイツならケルン大聖堂や風車の形を模したものが有名だろうか。
薄いクッキーで、シナモンやクローブをはじめに様々なスパイスが使われている。
オランダやベルギーでも作られていてそちらではスペキュラースやスペキュロスと呼ばれ、現在は通年食べられているらしい。
ただやはりドイツではクリスマスの時期に食べるお菓子というイメージが強いようだ。
シュトーレンは日本でも有名になって来ているが、スペクラティウスはまだほとんど見ない。
そんなわけで気になっていたものの今まで購入する機会がなかったため、今回買えたのはラッキーだった。
スパイスクッキーが好きなのでこれは2箱買った。

レープクーヘンはシュミットの普通のものを12月に買って食べたのだが、エリーゼンレープクーヘンも食べてみたいと思っていたところだった。
エリーゼンレープクーヘンと普通のレープクーヘンとの違いは、粉を使わずに焼き上げること。
そのため普通のレープクーヘンよりもしっとり柔らかな食感になっているらしい。
(とはいえ普通のレープクーヘンも装飾用でないものは柔らかい。)
スパイスと柑橘ピールが入っている点、オブラートという薄いウエハースのような物に乗せて焼く点は同じだ。
柔らかい麩菓子のような食感のレープクーヘンはその温かなスパイスの香りがたまらなく良くて、あっという間に食べてしまうので、4パックも購入してしまった。
蜂蜜やナッツなどがたっぷり使われているので加減を覚えないと体重計が怖くなりそうだ。

クリスマスの時期にドイツ菓子についての記事、エミール・ライマンのオリジナルシュトレンの記事は書いたが、よもや年が明けてからも書くことになるとは思っていなかった。
たまにはのんびり待ってみるものだ。


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