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〔インポスター症候群〕あなたは当てはまりますか?

この記事は2024.7.22の音声配信を文章にしたものです


はじめに

みなさんは、インポスター症候群という言葉を聞いたことがありますか?

わたしも最近知ったのですが、調べていくうちに、それがアダルトチルドレンの心理とすごく関係しているなと思ったので、今日はお話をしてみます。

インポスター症候群とは

インポスター症候群とは、自分の成功や能力を正当に評価できず、
「できないこと(本性)がバレてしまう」とか「そんなに評価してもらえるような人間じゃない」と不安になったり自信が持てない…そういった心の状態をいいます。

インポスター症候群の3つの特徴とアダルトチルドレンの心理

そしてその裏にはこんな心理状態が隠れている、ということを、今回は大きく分けて3つ紹介したいと思います。

  1. 自己評価の低さ

  2. 感情を抑える

  3. 承認要求

1つずつ解説していきます。

1.自己評価の低さ

インポスター症候群の人は自分に価値を感じられず、いくら上手くいっても自分を認めてあげることができないんですね。
だから、もっともっと頑張る、頑張り続けるということになってしまいます。

アダルトチルドレンの人も、小さい頃から肯定される機会があまりなかったと思うんですね。
そこで自信を持てない傾向にあったり、完璧主義で無理に頑張ってしまう…など、そういうところがすごい似てると思いました。

2.感情を抑える

何か失敗をしたりして不安や恐怖を感じたとき、インポスター症候群の人はその感情を表現するのが難しいということがあります。
素直に表現できなかったり、大丈夫なように見せてしまう。
自分をつくってしまうということですね。

まさにアダルトチルドレンの人も、安心できるはずの家庭で、感情を我慢したり、つらいと言えなかったり…というような経験をしている人が多くいます。
そういった部分も重なるというか、アダルトチルドレンであることで、インポスター症候群の心理がより強まっていると思います。

3.承認欲求

インポスター症候群は、誰かに褒められても認めてもらえても、「自分はそんな人じゃない」「それは周りが助けてくれたおかげだから」と、素直に受け入れることができません。

それは自分を認めてあげられないっていうのもありますが、
自分の評価が高まることで、「もう失敗できない」というプレッシャーが大きくなるのを恐れている気持ちもどこかであると思うんですよね。

わたしその気持ちがすごいわかるんです。なんか怖いんですよね。
自分ができるとか、いいところとかを認めるのが怖くて、あえて自分を低く見せようと努力してしまいます。そっちの方に努力を向けてしまうんですよね…

やっぱり小さい頃から人目を気にしていたから、最初は謙遜しているつもりが、どんどん自分を認められなくなって、周りと比較していきました。
親に認められなかったぶん、本当は誰よりも認めてほしい気持ちがあるのに、それができなくて、反対のことをしているジレンマのようなものもあります。

【まとめ】インポスター症候群かも?と思ったら

インポスター症候群の3つの特徴、それからアダルトチルドレンと合わせて考えてみたことをお話しました。

・どんな小さなことでも、成功や努力を褒めてあげて肯定的に捉える
・失敗を悪だと思わない(学びの機会や成長できるステップの一つだと思う)
・少しずつでも自分の気持ちを言う、感情を出していく

そういったことが、日常の中ですごく大事です。

インポスター症候群になりやすい人は、家庭機能不全(アダルトチルドレンのように何か家庭環境に問題がある)、そういう人が多い傾向にあることもわかっているそうです。

自分の考え方や生き方は、いろんな小さい頃からの状況や環境が大きく関連しています。
だから自分の価値をいつも認めてあげることが大切だと、改めて感じました。

最後まで聴いて(読んで)くださりありがとうございます。
何か感じることがありましたら、コメントなどいただけると嬉しいです。


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