どうして季語が複数あってはいけないのか
一句の中で季語の果たす役割はとても重要で、季語が複数ある(季重なり)と俳句で最も大切とされる季節感があいまいになってしまいます。
季語は一句の要ですから、二つあると焦点が二つあることになり、 写真で言うとピンぼけのようなシャープさに欠けた句になって切れ味を失います。
同季の季語重なりなら句の内容によっては許容できるケースもありますが、季の異なる季語が重なっている場合は、俳句とは言えません。
あなたが上達したいと願っておられるのであれば、季重なりの句は絶対に詠まないとい